自信がないのは、自分の「得意」を意識できていないから | 言葉のプロデューサーなまず美紀の日記「先生あのね」

組織に属する属さないにかかわらず、

仕事をする上で、

自分の特徴や強み、得意なことを

自覚できていると、自信になり、

出すべきところに力を出せるように

なると実感しています。

 

仕事をスタートしたばかりのときは、

自信がないのが普通だと思います。

 

私は、新卒で経済団体に入りましたが、

実は、入社直前まで、内定を断るかどうか

迷っていました。

自分に働く能力があるかどうか、

自信がなかったからです。

 

最初は、電話一本取るのもドキドキ。

だけど、必死で仕事をしていたら、

「いつも楽しそうに仕事をしている」

「頼んだことがすぐ戻ってくる」

「おじさん扱いがうまい」

などという言葉を、ちらほらいただく

ようになりました。

 

すると、たとえば、

私は、ご機嫌でいるのが「得意」

なのだとわかってきます。

 

「仕事ができるあの人は、

いつもカリカリしている。

だったら、私は、何があっても、

楽しそうな人でいよう」

と、自分なりの目標、

そして自信になってきます。

 

その後、専業主婦期間を経て、

ライターの仕事を始めたときは、

再び、全く自信がありませんでした。

 

赤ちゃんの育児中だったこともあり、

仕事に穴をあけたらどうしよう、

というのも、大きな不安材料で

おどおどしていました。

 

ライターとして、自分がどれぐらいの

能力があるかもわかりませんでした。

 

自分が何が得意か、ウリなのか、

わからないので、自信がもてない。

 

そういうときは、どうしたらいいか??

 

ジャン!

 

とにかく、一生懸命やる!!

目の前のことに全力を出す。

200%の力を出し切る!

 

その結果、私は自分のライターとしての

「得意」「ウリ」が

わかってきました。

周りの方に教えていただいた、

というべきかも。

 

力を出し切った結果、

いただく評価トップ3は!

 

ジャジャン!

 

1.原稿納品のスピード、

2.インタビューでの話しやすさ、引き出し力

3.文章の読みやすさ、

 

インタビューが終わった瞬間に、

「話しやすくて、色々しゃべっちゃった」

と言っていただく。

 

原稿を提出したときの

返信メールにある

「早くて驚きました」

の一言。

 

掲載誌についてくる

送付状に添えられた

「読みやすい記事になりました」

の一文。

 

たとえ、

ムリに捻出された言葉であっても、

それは、私がもっている特徴であり、

比較的「得意」なことである

あることは確かなはず。


改めて感想をいただかなくても、

人のちょっとした言葉に

自分の「得意」を示すヒントが

隠れているものです。

 

その「得意」を意識することで、

自分の自信にもなりますし、

さらに喜んでもらえる仕事を

するためのエネルギーにもなります。

 

大事なのは、最初はもてる

力をすべて出すこと。

最初から手を抜いていたら、

多分、私は今でも、

自分の「得意」がわからず、

自信をもてないまま

消極的な気持ちで

仕事をしていたと思います。

 

インタビュアー&ライター

ナマズミキでした。

 

★鯰美紀お仕事HP: http://namazumiki.com

★Webで読める鯰美紀のライター仕事・最新記事

開発秘話 2Wayハサミ「ハコアケ」誕生までの道

NEXTALK:創業301年目の挑戦(中川政七商店)

TAC NEWS ある女性税理士のあゆみ
パターンランゲージ活用事例VOL9 川崎市

日本ユニシスグループ取材『BITS2017』突撃レポ!

 

カナヘイハートフェイスブックのお友達申請、大歓迎です。

 

★ プレゼン大賞『善意のフィルター、悪意のフィルター』