「拘置所を取材しての感想、その1」
「拘置所を取材しての感想、その2」
「拘置所を取材しての感想、その3」
「拘置所を取材しての感想、その4」
「拘置所を取材しての感想、その5」
の続きです。
私が差し入れの窓口を見て何気なく感じた疑問から、
イヤ~~な現実を知ることになりました。
収容者が拘置所内で買えるものは、新聞や石鹸など、
ごくごく限られています。
それ以外のもので自分で買えるものは注文すると、
何日か待たされるけど買えるようです。
でもやはりかなり不便なので、差し入れしてくれる人に
持ってきてほしいものを頼むのが通常らしいです。
ここからが問題です。
収容者から「シャンプーとタオルがほしい」と頼まれたとします。
持っていってあげようと思ったら、買い物しますよね?
でも、通常のお店では買ってはいけないんです。
拘置所の隣にある売店で売っているものしか買えません。
売店は1つ、独占状態。しかもすべて定価。
売っているもののメーカーも決まっていて選べない。
何か……においません??
私はプンプンにおいました(笑)
続きます。