先日、お隣の奥さんと話をしていたら意外なことを言われた。
「ねこ山さんはいいなぁ~。 羨ましい・・・。」
「えぇっ~ 私のどこがいいの
何が羨ましいの
」
私は自慢じゃないけど、人様に羨ましがられるような生活はしてないハズ
365日、息子の介護に追われ、好き嫌い多々の息子や義父や夫たちの食事の支度に頭を悩ませ、その日、その日を何とか自転車操業で生きている私のどこが羨ましいんだ
漫画だったら私の頭の上にはマークがいくつも踊っているに違いない
そんなマークが頭の上で踊っている私にお隣の奥さんは言った。
「私、いっつも、ねこ山さんはコタロウ君(息子)と一緒に居られていいなぁ、羨ましいなぁ、って思ってるんだぁ。 だって、私なんて毎日、夜中まで一人っきりよ」
えっ~~~~~~~
そんなことが羨ましいのか
26歳にもなる息子といつも一緒に居られることがいいことなのか 羨ましがられることなのか
はぁ~~~ビックリしたぁ
だって、私は美人3姉妹を育て上げ、旦那様も出張がちで、自分の時間を自由に使えるお隣の奥さんが羨ましくてしょうがなかったんだもん
お互い、無いものねだりだったってことぉ
でも、お隣なんて娘たちは3人とも美人で頭が良くて、それぞれ結婚も就職もしてて、旦那様もこの不況下でも何とか自分の会社を立ち上げ、ちゃんと軌道に乗せて忙しくしてて、誰がどう見たって私よりお隣の奥さんの方が幸せそうだけどね。
毎日、夜中まで一人でポツンと家に居る・・・・私にはあり得ない日常なので、それがどんなに寂しいことなのか、イマイチ理解できないけど、毎日、息子の介護と家族の世話に明け暮れる私の日常も、こういう日常を送ったことの無い人には幸せそうに思えるのかなぁ
それにしても『幸せ』の捉え方ってのは本当に人それぞれなんだなぁ、と驚いた私なのでした
でも、やっぱり、私はお隣の奥さんの方がいいと思うけどなぁぁぁ