雲ひとつないスコーンと青空の日には、これからどうやって生きていけばいいのかわからなくなる。
もう、誰かのために「私は元気で生きて行かなければいけない!」とは思えない。
もう、頑張って元気で生きて行く気がないんだから来年の基本検診は受けなくていい。
もし、1時間後に地球が滅亡すると言われても「ラッキー!」としか思えない。
もはや、この現世に私を引き止めておくモノは何一つ無い。
我が生涯に一片の悔い無し
別に今すぐ死のうと思っているわけでは無かったけれど、どこをどう探しても、今や私の中に『生きる意欲』な~んてシロモノはこれっぽっちも残ってなく、このまま、寿命が尽きるまで生きて行くのはしんどいなぁ・・・と考えていた。
そこで、私は猫を飼った。
猫は大事に飼えば20年くらい生きるという。
いつもいつも、家族の誰かに振り回される私の人生。
これから先も『自分のための人生』なんて、どう考えても私には無いだろう。
どうせ誰かに振り回され続ける人生なら猫に振り回された方がいい。
猫が来て、案の定、猫にも振り回されることになったけれど、猫に振り回される時間は思わず笑っちゃうことも一杯ある時間。
このまま猫と一緒に、気がついたら5年、気がついたら10年経ってた~、と生きて行けたらいいな、と思った。
猫と一緒に20年生きて行ったら私は71歳になる。
猫のために71歳まで元気で生きていこうと思うので、次回の基本検診も受けようと思ったミケ子なのでした~♪(←今日のわんこ風に)
ちなみに私の娘になった黒猫の名前は『さくら』に決定。
息子の妹。
妹が『さくら』ということは必然的に兄の名前は『寅次郎』となる。
フーテンの寅・・・ではなく、フーテンできない寅
並んでご飯中の兄妹