金曜日が来た。週末だニヒヒ

 

今週は仕事関係のイベント続きだった。

 

まず、火曜日と水曜日に、うちの研究所のチームが携わっている研究者の会議(Conference)が開催された。


会議とはいったい何か。

通常、テーマがあって、その道の専門家、そのテーマに関心のある人、ネットワークを作りたい人が参加して、その分野の情報共有や情報交換を行う場所。

 

会議では通常、テーマごとのセッションが設定され、一部の出席者によっていくつかのプレゼンが行われる。そしてすべての出席者は興味のあるプレゼンを聞きに行く形が一般的。

 

セッションとセッションの間は、お茶(モーニングティーやアフタヌーンティ)コーヒー、ビュッフェランチ、カクテルパーティー白ワイン、ディナーなどが行われ、出席者同士で自由に談笑したり、ネットワーキングをする時間が設けられるのが世界共通だ。

 

日本にはパーティー文化っていうのはないので、自分は今でもこういう場はかなり苦手だったりする滝汗滝汗

 

オーストラリアに来て、大学でリサーチアシスタントの仕事を始めたころ、あるネットワークイベントに行くことになって、知らない顔の中ぽつーんとしている事態が怖くて、自由時間はわざとトイレに行ったりしてたものだった。周りがワイワイガヤガヤの中、英語で仕事の話は難しくて汗

 

オーストラリアの職場では、ネットワークや交流イベントはかなり多い。

なので慣れるしかないのだが。

 

今回のように比較的規模の小さい(参加者が100~200名)ものから、数万人の出席者が世界各国から集まる国際会議まで、これまで様々な国の様々な会議に出席してきた。

 

さすがに10年以上海外で働いてきて、仕事柄、英語でのプレゼンは何回もこなしてきた。

 

けど、もともと話し上手ではないので、今でも一番やりたくない仕事の部類に入る(もちろんそういってる場合ではないので平静を装ってやるがものすごい準備が必要)滝汗滝汗滝汗あせる

 

今回の会議は、比較的小さな規模の会議で、オーストラリア国内の参加者が中心。うちの研究所開催ってことで、知った顔が多く、1人ぽつーんというような事態にはならず、所長に頼まれたプレゼンも、締め切りを理由に同じプロジェクトをやってた話上手なオーストラリア人同僚にやってもらい難を逃れた。

 

今回は普段話さない同僚たちともキャッチアップ出来て、昔の友達が会議に来てたりしてよかったけど、締め切りもあってオフィスに戻って仕事してたりで、やっぱり疲れた。

 

実は、昨日は別の仕事関係のイベント(カクテルパーティーみたいな)もあった。

自分はどうしても話したい研究者の方(別の大学の教授の方)がいたので参加した。この方、とても親切で穏やかな方でいろいろお話をお聞きできたけど、結果的にああいう場はやっぱり・・・ゲッソリ

 

昨日のスピーカーを見てて思ったけど、圧倒的に白人(オージー)男性が優位な世界。日本人女性の自分がちっぽけに感じる。まあ、その話は別の機会にしたい。

 

ところで昨日パーティーが行われた会場からの眺めは素敵だった。

 

 

・・・というわけで、今日は一日在宅で仕事してました。

自分は机に向かって一人黙々っていうのがやはり安心するタイプ。

 

 

シドニーのみならずオーストラリアの主要都市では深刻な住宅不足が起こっていて、家賃の値上がりが半端ないかなり異常な状況に陥ってる。

 

最近は友達と話してても、同僚と話してても誰と話してても結局この話題になってしまうくらい深刻だ。

 

今日はあえてこの難しいテーマを取り上げることにする。

 

というのも、お天気に恵まれた今朝晴れ、洗濯物をアパート(日本でいう共同住宅)の住民が共同で使える庭スペースに干そうと外に出たら、階段ホールにずらーっと行列が出来てた。ざっと外で待っていたのが15人ぐらい。

 

自分の向かいの部屋の内覧会だったのだ。

 

ネットで調べたら、確かにこの物件は今、賃貸者募集中で、その家賃を見て目をむいたガーン。今自分が借りてる家賃より40%くらい高い家賃で広告されてた…。

 

まず誰が長期的にこの家賃を払えるのかって話。

 

コロナが終わって(オーストラリアでは)、海外からの長期滞在者、留学生、移民が戻ってきて、しかも南半球が夏波になって、最近のシドニーの賃貸状況はすべてこんな感じだ。

 

先週、うちの研究所を日本のある研究者さん達が訪れた。その方たちは4か月間シドニーの大学に滞在してるのだが、部屋探しが本当に大変だったこと、払ってる家賃を聞いて本当に驚いたゲッソリ滝汗。それしか選択肢がなかったとのこと・・・。

 

特に自分の住んでる地域はシドニーの中心街へも通勤出来て、ビーチもすぐ近くで大大大人気波。不動産屋や大家はこれに乗じて家賃を爆上げアップ

 

自分が幸いなことにこの素晴らしいアパートをいい価格で借りられたのは、コロナのロックダウンがちょうど終わった頃だったから。

 

当時オーストラリアはまだ国境が開かれておらず海外からの観光客やビジターはほとんどおらず、不動産は空き家が目立ち圧倒的な借り手市場で、状況は全く違っていたこともあり。

 

但し、こんな状況なので家賃値上げの通告がいつ来るのか内心冷や冷やあせるしながら暮らしてることも確か。幸い先月の契約更新の時それはなく、大家さんは結構良心的な方だと推察される。

 

このような状況なので、ある日突然、大家の都合で家を出なくてはならなくなって(こっちでは大家が住宅価格の変動によって家を売ったりするので結構よく聞く話)、次の家が見つからずホームレスになったという話をニュースでぼちぼち見かけたりもする…。

 

特に収入の面で不利な中年女性が突然ホームレスになるケースが多いことがニュースで取り上げられていて、全く他人ごとに思えない。

 

オーストラリアの住宅政策はこれまで市場に大きく頼ってきたが、住宅が投機対象となり異常なまでの住宅価格の上昇とそれに伴う家賃上昇が起きてるわけで、ここまでくると、もう政府が介入しないとダメな状況に来ていると思う。

 

今朝は友達と近くのカフェでお茶コーヒーして、そのあと海でひと泳ぎうお座。水がひんやりしてて気持ち良い。

 

 

 

1月26日の今日はオーストラリア・デーという国民の祝日だ。建国記念日を祝う日である。

 

建国記念日といっても、それはあくまでも英連邦という英国の植民地としての歴史が始まった日であって、以前から大陸に住んでいたアボリジニの人々の虐殺や苦しみの歴史が始まった日でもある。

 

さて、今朝は晴天晴れということもあり、朝から近所のビーチでひと泳ぎ波。ビーチは、朝から海水浴客やオーストラリア・デイを祝う家族づれやで大いににぎわっていた。

 

午前中10時半くらいでこのにぎわい。但し、波は静かで水温もちょうど気持ちよかった。

 

 

自分はオーストラリアという懐の大きな国が大好きだけれども、オーストラリア・ディを歴史的背景を考えて、特に祝いたいとも思わない。

 

オーストラリア・デイをあえて祝わないという人も周りには多くて、特に若い世代では祝わない派が多いそうだ。

 

ただやはり祝日はありがたいので、祝日の1日として楽しみたい派だ。

 

さて昨晩、近所にある某スクールで、初めてある絵画ワークショップに参加し何十年ぶりに絵を描いてきた(というか見本の物まねか)。

 

真剣な絵画教室というわけではなく、数人の仲間で参加してお酒赤ワイン白ワインやつまみチーズを持ち寄ってワイワイしながら絵を描くスタイル。

 

結構こちらではこのようなイベントを開催する絵画教室をちらほら見かけて、一度参加してみたいと思ってた。

 

自分のアパートに飾る絵をいろいろ探してて、自分で描いてみようとかも思ったのもあるがどうであろう???滝汗滝汗滝汗

 

オーストラリアに来たらぜひこの手の絵画ワークショップへの体験も面白いかも。興味ある方、こちらがスクールのウェブサイトなので覗いてみてほしい↓↓

 

Pino & Picasso

https://www.pinotandpicasso.com.au/

 

楽しかったので、調子に乗ってこれを機にまた参加してみたいと思う。

 

1週間が終わったアップ

 

働き人にとって金曜日のウキウキは日本でもオーストラリアでも変わらないと思う。日本でも「花金ピンク薔薇」という言葉があったように(もう死語かもしれないが滝汗)。

 

さらに言えば、オーストラリアでは金曜日のウキウキはすでに朝から始まるものであって、メールの頭に「Happy Friday!」などという挨拶をつけたりすることもある。

 

誤解ないようにいうと、オーストラリア(特にシドニー)には、仕事好きな人が結構いる。働き者もいる。

 

但し、オーストラリア人が本気モードで仕事に力を入れるのは月~木であって、金曜日は(特に午後からは)週末モードに入る。職場によっては4時くらいから飲み生ビールに行ったりするようだ。

 

さて、昨日の金曜は、職場の同僚が「Barefoot Bowling(ベアフットボーリング)」を企画してくれて、職場の何人かとゲームを楽しんできた。

 

ベアフットボーリングというのは、日本で普及しているアメリカ風のボーリングとは違う。

 

芝生の上で、重りのような金属製のボールを、小さなゴルフボールのような目標物に向かって転がし、目標物に最も近い人(チーム)が勝ちというシンプルなゲーム。

真剣にプレイするというよりは、皆ビール生ビールを片手に、談笑しながら楽しむ。

 

前の職場ではクリスマスパーティーサンタにベアフットボーリングをしたし、今回みたいに職場の交流イベントにもよくつかわれるようだ。

 

もちろん、家族や友人とワイワイしながら楽しむ。ボーリングクラブでは、お酒生ビールや食事ステーキも出してるので、ゲームの後にもワイワイ楽しむ。

 

私にとっては久しぶりのベアフットボーリングだった。

 

コロナもあって前回がいつだか覚えていないけど、意外と自分に才能があることに気が付いた午後だった。

昨日今日とシドニー中心地(CBD)にある大学の研究所のオフィスに出勤した。

 

私の職場には自分専用のデスクがない。

 

オフィスについてまずすることは、デスク選び。その日1日座る場所を決めるのだ。「ホットデスク」といって、オフィスには、たくさんの机が整然と並んでいて、どこに座るのも基本自由。早い者勝ちだ。

 

それぞれのデスクにはパソコンのモニターパソコンのみが設置されていて、職場から渡されているラップトップをワークステーションに接続して仕事する形となっている。

 

毎日違うデスクを選ぶ人もいれば、いつも同じ机を選ぶ人もいる。自分は数か所お気に入りがあってぐるぐるうずまきしている感じか。

 

でもいつも誰かが座ってる席だとなんだか気が引けて遠慮したりする自分は日本人ぽいなと思ったりする。

 

シドニーには州の政府機関のある仕事が決まって、4年前に移ってきた。その職場には自分専用のデスクがあった。自分専用の椅子も、パソコンモニターパソコンも、固定電話電話も、書類をしまう引き出しやキャビネットもあった。

 

その職場で1年が経った頃(まだギリギリコロナ前)、シドニーの別の場所への移転しなくてはならなくなった。移転先のオフィスは、ホットデスクだった。

 

その当時の上司にとっても、同僚たちにとっても、自分にとってもホットデスクは初めての経験だった。段ボール1箱くらいの個人ロッカーのみが与えられ、そこに収納できる分の荷物のみ持っていくことが許された。

 

15年間、当時のオフィスで働いていた上司はまさにパニック。机の引き出しや棚に保管された山のような紙の書類を破棄することに。結局、必要な書類はすべてデータ化したと思われる…。

 

それが約3年前の話。

 

結果としてどうなったかといえば、自分はすっかり慣れた。

 

以前は、なんでもかんでもプリントアウトして、ファイルに保管していた。棚一面にプロジェクト別のファイルが並んでいたと記憶しているが、それはすべて過去の話。

 

画面上で文書は読めないと信じていてた。20年近くそれが当たり前の習慣だったのに。いったいあれは何だったんだろうかはてなマーク

 

今の職場も全く同じスタイルで、個人に与えられたスペースは段ボール1箱分くらいのロッカーのみ。スペースもないので今ではプリントアウトはほとんどしない。無駄なものを持たなくなった。

 

そう考えると、この数年で劇的にいろいろと変わったと思う。またこの続きはぼちぼち書きたいと思う。

 

年齢がばれてしまうが、自分が新卒で就職したころ、パソコンがほとんどなくて、その代わりにワープロがあって、ワープロを打てないおじさまのために、ワープロ打ちをする人がいたとか、記憶をたどると怖ろしい・・・。

 

写真は昨日の夕日。