DAIのブログ -36ページ目

世界がわかる理系の名著

書評を見て、面白そうなので読んでみました。

世界がわかる理系の名著 (文春新書)/鎌田 浩毅

¥788
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なかなか理系の名著について書いてあるというので、
取っ付きにくさがあったのですが、
どうしてどうして読みやすい。
名著の簡単な解説からエピソード、
著者の紹介まで書いてある。

紹介しているのは
ダーウィン『種の期限』
ファーブル『昆虫記』
メンデル『雑種植物の研究』
ワトソン『二重らせん』
ユクスキュル『生物から見た世界』
パヴロフ『大脳半球の働きについてー条件反射学』
カーソン『沈黙の春』
ガリレイ『星界の報告』
ニュートン『プリンキピア』
アインシュタイン『相対性理論』
ハッブル『銀河の世界』
プリニウス『博物誌』
ライエル『地質学原理』
ウェゲナー『大陸と海洋の起源』

一度は聞いた事のある名前が
並んでいるのでは?

とにかくわかりやすくて面白い。
自分は不勉強で
ユクスキュルは知らなかったが、
この人の『生物から見た世界』は
目から鱗が落ちる思いだった。
これを知っただけでも、見っけもの。
環境問題にも通じる理論というのも納得。




ヤッターマン

タイムボカンシリーズ「ヤッターマン」の
実写版、観てきました。

ある種の、感動を憶えました。
ここまで、やるのかと。

アニメの実写版は、なかなか難しいけど、
この作品は、細部まで再現。
おバカでイタい部分も、
そのまま実写でやっている。
面白かったです。

自分は、なんと言っても
ボヤッキーの生瀬!
観る前から、キャスティング完璧!
と思っていたけど、
この作品を観て、いやいや完璧以上!!
脱帽です。

「今週のビックリドッキリメカ!」
も、セリフはそのまま。
「おだてブタ」に「説明しよう」まで、
楽しませてもらいました。

頭をカラっぽにして、
おバカや下ネタを楽しんで下さい。

ダウトーあるカトリック教会でー

メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンが
共演している話題作『ダウトーあるカトリック教会でー』
観て来ました。

ふたりがぶつかり合う演技は
なかなか見応えがありました。
思わず引き込まれて、時間を忘れるほど。

舞台は1964年のアメリカ。
厳格な教義主義の校長と、
進歩的で開かれた教会を目指す神父が
ある事件を発端に争う事に。

最初は教義を守る事を主張する校長と
寛容さを主張する神父が、
お互いの立場と信念を貫くために
校長はルールを破り、
神父が教義の重要さを主張する所が面白い。

断る力

今まで勝間さんの本を読んだ事がなかったので、
いい機会と思い、読んでみました。

断る力 (文春新書)/勝間 和代

¥945
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正直言って、それほど中身があるとは
思えない内容でした。
リスクマネージメントをする意味で
「断る力」が必要だ、と本の中では書いてあります。

他の本を読んだ事は無いのですが、
少しアプローチは違うけども、
おそらく他の本でも同じような事が
書いてあるのではないでしょうか。
そういう表現が目立ちました。

また、このようなブログなどでの
勝間さんへの批判に対しての
エクスキューズ(言い訳)も書いてあって、
この本自体、ご自身に向けた内容では?
と思うほどです。

残念ながら、お金を出してまで
読むような本ではないですね。


ナイトスクープ最高!

やっぱ、ナイトスクープ最高ですね。

もう21年なんだー。

出来れば、上岡局長の時の
名作も見たかった!!

新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか

就活や雇用に関して、
ちょっと興味があるので
『新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか』
読んでみました。

新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)/樋口弘和

¥777
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なかなか面白い内容でした。
これは企業の人事の人が読むよりも
現在、就活中の学生や
今後、就活にむかう学生に
読んでもらいたい。

本書の中に出てくる、
「こんな人材を採用してはいけない」
という部分は、学生にとって
ショックな部分があるかもしれないけど、
企業は何を考え採用活動をしているか、
理解出来るのでは。
いくつか紹介すると
◯受験勉強だけのスペシャリストに要注意
◯情報メタボな若者たち
◯マニュアルを鵜呑みにする「ハウツー君」
など。

是非、参考にしてもらいたい。


徹底抗戦

あのホリエモンこと
堀江貴文が書き下ろした
『徹底抗戦』読みました。

徹底抗戦/堀江貴文

¥1,000
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今、世間では民主党の小沢代表の問題で
何かと検察特捜部が話題になってますが、
まさにタイムリーな内容。
面白かったです。

堀江から見たライブドア事件や
検察の手口や対応、マスコミのいい加減さ、
が事細かに書かれています。
ライブドア事件は3年前の事件ですが、
今回の民主党小沢代表をめぐる問題も、
まさに、3年前と同じ構図で
動いてるように感じます。

一部には良心的な人もいるけれども、
ジャーナリズムを失ってしまった、
新聞・放送などのマスコミ業界。
寂しい限りです。

2~3時間であっという間に読めるので、
オススメします。

探偵!ナイトスクープ

『探偵!ナイトスクープ』が
15日のゴールデンタイムにテレビ朝日で
見られるとか。

自分は上岡龍太郎探偵局長の頃の
大ファン。
テレビ朝日の深夜2時すぎくらいから
やっていたのを楽しみに見てました。

日本全国アホ・バカ分布図や
爆発タマゴなど様々な話題を提供。
この番組でやっていた依頼ネタが
後にひとつの番組になったものも多いのでは。

笑いに涙に、最高の番組。
なぜテレビ朝日がネットしないのか、最大の謎だった。

とにかくABCのオバケ番組を体感してない人も、
この機会に感じて欲しい!

大人買い!?

友達に勧められた本や、
書評などで気になった本を
アマゾンでまとめて購入。

今日届いたけど、
5冊にしては小さい箱だなと思ったら、
4冊が新書でした。
全然、気にしないで購入してました。
しかも今回は一冊も小説は無し。

ちなみに中身は

『徹底抗戦』堀江貴文
『新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか』樋口弘和
『幕末下級武士のリストラ戦記』安藤優一郎
『断る力』勝間和代
『世界がわかる理系の名著』鎌田浩毅

の5冊。

この週末で何冊読めるか!?

ジェネラル・ルージュの凱旋

『チーム・バチスタの栄光』の続編、
『ジェネラル・ルージュの凱旋』観てきました。

メインキャストは前作から引き続きの出演。
佐野史郎や玉山鉄二も、時々顔を出すので、
前作の雰囲気そのままに、この作品を楽しめます。

前作より、謎解き要素が低い分、
ものたりないと思う人がいるかもしれません。
その辺がどうしてもキャスティングから
想像出来てしまうのが、ちょっともったいない。

あともう一つ難点を言うなら、
ちょっとお芝居がかり過ぎてる所があり、
そこはそんな演出しなくても、
充分に伝わるのに、というポイントが
いくつかありました。

大学病院の裏側を題材にしてますが、
今の病院運営を厳しいものにしている
大きな要因に、厚生労働省の
間違った行政があります。
そこを知ってか知らずか、
阿部寛演じる厚生労働省のお役人が、
活躍するのが、ちょっと滑稽。

なんだかんだ言いましたが、
やっぱり今作は堺雅人がいいですね。
彼がジェネラル・ルージュを演じた事で、
映画が締まってます。
楽しめた作品でした。