先日は死の話でお茶会
12回目でした。
なかなか
普段の会話で出来ない死の話。
話せる場所があるといいね・・・
その思いで始めた月1お茶会。
一緒に開催している中村温子さんと
一年続けてきたねえ・・・と
しみじみ語っておりました。
今回は参加者さん5名。
リピーターの方お一人、
あとは初参加の方々でした。
「1年越しに参加できます」
とおっしゃってくださった方が
二人もいらして・・・
ありがとうございました。
今回は
もしバナゲームをしてみました。
余命半年から1年と言われた時に
どうありたいか・・・
何を大切に考えるか・・・
35枚のカードの中から
自分にとっても大事なことを
選んでいきました。
みんなそれぞれ価値観が違うんだな・・・
を知れたり、
違う価値観を知ることで、
自分の考えの枠が広がったり・・・
選んだカードを元に、
皆さんの体験、感じていることを
語ってくださいました。
葬儀の準備はできていた方が
助かるよね。
物が整理されていると助かるけど、
それをすることで家族の気持ちの
整理にもなるのかも。
もう長くないって
覚悟していたつもりだったけど、
いざその場面が来たら・・・
表面的にしか
理解できてなかったことに気づいた。
「ありがとう」って言えてよかった。
肉体の死はあるけど、
魂は続いている。
大切にしていたペットが
その時は迎えにきてくれるのかな。
自分も誰かを迎えにいくのかな。
長年ケアラーとして
ご家族と共に過ごしてきた
エデンの森認定講師のいくちゃんが
ブログに書いてくれました。
『生きる』を支える病院
『生活』を支える在宅医療
この二つの間にある
大きな隔たりに
架け橋ができてくれたら
自分の生と死を
自分で選択できる世の中になる
そんな風に思うのです。
ものすっごい覚悟しないと
できないなんて
何だかねー。
もちろん
医療におんぶに抱っこじゃなくて
私たち医療従事者じゃない人間も
できることはたくさんあるよ。
↑さすがでございます!
相変わらずの質問力!!
ありがとうございました。
ご参加のみなさん、
ありがとうございました。
7月は私たちからの
押しつけ話!?
もあります13回目お茶会です。
温子さんからは、
誰もが死ぬのは初体験
知らない不安をなくそう
死にゆく過程を体感する
私からは
訪問看護師として
関わってきた、
平穏死について
医療界の沢口靖子と
言っていただきました(笑)
私が訪問看護を始めたのは
20年以上も前(だいぶ古い人になりました)
介護保険が始まる前・・・
病棟経験3年で
雇ってくれた所長さんは
「枯れるように亡くなる」
まず自然な看取りについて
教えてくれました。
食べれなくなるということは・・・・
身体に食べ物が
必要ではなくなってきたということ。
在宅では点滴などもせず
好きな物を
好きな時間に
好きなだけで・・・
過ごしていかれる方も多いです。
苦しんで亡くなる方はほとんどおらず、
それぞれの過ごし方で、
安らかに迎えていかれます。
亡くなってからご遺族に
「家で過ごせるなんて知りませんでした。
この活動(訪問看護)を沢山の人に知ってもらいたいです」
と言っていただけたことがあります。
がんであっても、どんな病気でも、
「家にいたい」
「家にいて欲しい」
この思いがあれば、
自宅で過ごすことができる・・・
一般の方はもちろん、
実は医療従事者も
まだまだ
知らない方も多いかと思います。
共に歩んでくれる
医師や、看護師・・・
ケアマネジャー、ヘルパー、
その他多くのサポートがある。
どう過ごすのか
どこで過ごすのか
自由に選べるということ。
長年お伝えしたいと思っていたこと
お話したいと思います。
次回、死の話でお茶会13回目は
7/29(木)13時~14時半です。
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私の人生良かったなあと
思い残すことなく生き切れる世の中に~
ことだまお手当講師
エデンの森認定講師
訪問看護師
大谷美加