こんにちは(*>ω<*)ゞ

 

猛暑の続く7月になりましたね~

 

現在よりはほんの少し涼しかった初夏の頃の探訪記ですニコニコ

 

前回の「四国三郎を下り、阿波の国へ」から続きます

 

 

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道の駅日和佐の隅っこにパジェロをデポし

 出発は午前9時22分、隣接する日和佐駅を抜けて日和佐城迄やって来ました

 

ルート図によると

 JR日和佐駅から日和佐城までは0.7kmで、9時50分に到着しました

 

日和佐城には公衆トイレや自販機、駐車場があるので

 道の駅の混むシーズンにはこちらへ駐車すれば迷惑が掛からないと思います

 

四国のみちは各県のHPから
 コース別にPDFファイルでダウンロード出来ますが・・・
 
徳島県は見当たらないぞぉ~
 地元の自治体や山の会などが作成されたものはヒットするけど
当然ながら形式も統一されて無く、コースガイドもありません
 
参考になるものを探した結果
 徳島・森に親しむ会さんがGPSトラックログとカシミール3Dで作成されたものが見つかったので印刷して携行させて頂きましたm(__)m
 

これまで「四国のみち」を何コースか歩いたけど

 HPを調べてみると徳島県(公式)のみ無いっすもやもや

高知県38コース 598.9km

愛媛県33コース 362.5km

香川県28コース 265.7km

 総延長は1545.6kmなので徳島県は318.5km

他の3県は県が作成したコースガイドがありましたが、徳島県のみ見つけられませんでした

 

「千羽海崖を望むみち」はJR日和佐駅からJR山河内駅までの12.2kmのコースになります

 

先ずは矢印に従って城山遊歩道へと進みます

とても歩き易い散策道キラキラ

 

朝日ヶ丘広場からは

 ウミガメが産卵しにやって来る大浜海岸や太平洋が見渡せます

日和佐城からここまで約0.5km

 

魚つき保安林と爆弾投下跡

 

戦後77年経って、爆弾投下跡を見る機会は中々無いで~

 50キロ爆弾の投下跡です

 

愛媛県今治市の小島砲台跡にも投下跡があったけど

 あれは1925(大正15)年8月の爆撃演習での友軍機によるものやったね

 

探訪日:2020年7月12日

 

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手前の島は立島、

 その奥に徳島県最大の海蝕洞の恵比須洞が見えます

 

歩き易い城山遊歩道走る人

 恵比須洞をズームアップ!

 

うみがめマリンクルーズの白い船が洞の中から出て来た?

標高52mの岩山の内部が波濤で浸蝕洞となってるそうな

 

岩山を巡る遊歩道があって、山上の展望台では、

 大浜海岸や太平洋の佳景を満喫とのこと飛び出すハート

 

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指ノ鼻休憩所が見えて来た

向うに見える大磯から千羽海崖が始まります

 

大磯から千羽ヶ岳までの約2kmに亘って

 屏風の様に切り立った高さ200mを超える断崖絶壁が続きます

 

これほどの海食崖(カイショクガイ)は、単なる波の浸食作用だけでなく、

 断層によるものと考えられ、室戸阿南海岸国定公園の特別保護地区になっています

 

因みに千羽海崖(カイガイ)の名は、

 薬王寺を開基した空海(弘法大師)が絶壁に巣をつくるイワツバメが一斉に飛び立つ様を見て「千羽の崖(がけ)と呼ぶべし」といったのに由来するといわれています

 

指ノ鼻休憩所を後に四国のみちを進みます

 

急な階段で下る遊歩道

 子供達の遊ぶ声が聞こえるけど・・・

 

直ぐ近くに日和佐総合体育館や竜宮公園があるようで

 遊歩道からアクセス出来ます

 

毎年行われている千羽海崖トレイルランニングレースでは

 ロング(34.5km)とロングプラスコース(35km)の出発地点が竜宮公園になっているようです

 

千羽海崖トレイルランニングレース

 

 

ヒェッ~!

 このアップダウンの激しいコースを牟岐まで行って折り返してくるとは・・・

 

膝がいくつあっても足りゃせんがねゲラゲラ

 

此処から右へ下ると竜宮公園へ出る

城山遊歩道はこの辺までかなって感じ!

 いつ頃整備されたのか知らないけどとても奇麗な遊歩道でした

この先も千羽海崖の稜線をほとんどそのままトレースする

 アップダウンでアップアップの遊歩道が続きますw

ここまでは標高100メートル以下の遊歩道を辿ってきましたが

 ここからは垂直的に切り立った海崖(カイガイ)が登場します

 

下の3D動画のキャプチャを見ても

 大磯から千羽ヶ岳(千羽休憩所)までは屏風の様に切り立ってる

分岐を真っ直ぐに100m進み

 標高100mの大磯休憩所に立ち寄ります

 

 

指ノ鼻の平家岩、日和佐浦の恵比須洞

 晴れてれば阿瀬比ノ鼻の向うには和歌山県も見えるのかな?

 

今日は空も海も鉛色だけど青い海と青い空見たかったがね

殆ど稜線をトレースする四国のみちですが

 何故か大磯休憩所から3つのピークはトレースせずに

 

100mの等高線に沿って陸地側をトラバースしてる

JR日和佐駅からここまで2.9km

 

いよいよ千羽海崖を辿るのかと思うと

 自ずと期待感が高まり高揚します

 

ちむどんどんするよぉ〜笑

 

大磯休憩所への分岐から

 陸地側のトラバース道を進みますが

 

植林の中の普通の山道でテンション下がる~ネガティブ

前方の鞍部から海と島が顔出してる(((o(*゚▽゚*)o)))

 

稜線には道らしきものも見える

 

鞍部から覗く島は巡洋艦の様なシルエット・・・

 

ジオグラフィカを表示したiPhoneを島の方向に向けてみると

 牟岐沖に浮かぶ無人島、牟岐大島を指してる

 

11時11分

さぁさぁ!稜線に復帰して

 ここから一体どんな景色が広がるのか

 

期待の高まりを押さえきれませんw

 

この登り坂は珍しく樹木が少ないので

 太平洋側を覗いてみたけど大した景色では無かった

 

と思ったけど・・・

 

他の人の探訪記を眺めていると

 この辺りから撮ったと思われる見覚えのない景色が載ってる

 

アレレ・・・見落としてたのかなぁ~アセアセ

あのおっぱいの様なピークは千羽富士かな

標高128.6mの千羽富士は

 残念ながら展望ゼロでしたガーン

 

登って降る!ヒタスラこの繰り返しあせる

 

千羽富士のピークから下っていると

 樹木の隙間から僅かに海崖が見えた

 

何だ!この鳥の巣箱の様な小屋は・・・

おぉ~!飛び出すハート
 今日一番の絶景じゃがね
 
ここは荒瀬休憩所でした

牟岐大島、通り岩もよぉ見えるがね!

荒瀬休憩所からの展望は大岩壁が連なり

 穴の開いた通り岩も見えています

(下側の写真は天気の良い日の通り岩の借り物です)

 

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荒瀬休憩所からさらに下って鞍部に至ると

 櫛ヶ谷へ通じる道と交差

 

この道は更にロープ伝いに崖下の磯へと通じてる

 降りてみればよかったね

 

 

案内板では日和佐駅からここまで4.0km

 四国のみちの行程の約3分の1になります

他にも磯釣り師御用達の踏み跡が

 ウバメガシの群生の中へ消えていた

 

磯釣りは面白いのか知れんけど命懸けやねうお座

さぁ、徐々に高度を上げていく

 いよいよ千羽海崖らしくなる予感((o(´∀`)o))ワクワク

 

 

崖沿いの稜線を登りますアセアセ

 

まだまだ登りますアセアセアセアセ

 

階段がまだまだ続きますアセアセアセアセアセアセ

 

え~まだ続くのガーンアセアセ

 

( ´ー`)フゥー...

 標高229mの通り岩休憩所にようやく到着あせる

 

後で調べてみると

 ここから通り岩の俯瞰写真を撮られてる方もいたけど

 

私もウロウロと探したけど、

 磯や海崖の見える場所は無かったと思うけどなぁ?

 

見落としたんやろか煽り

徳島・森に親しむ会さんのガイド図では
 通り岩休憩所にカメラマークが記されてるけど・・・
私には太平洋しか見えなかったっス驚きはてなマーク
 
1964(昭和39)年6月1日、
 徳島県南部から高知県室戸岬までの海岸一帯は室戸阿南海岸国定公園に指定され
 
今から8年前の2014年5月には指定50周年に合わせて
 
千羽休憩所から通り岩休憩所の樹木が伐採されて
 太平洋を望む景観が復活したと聞いたけど
 
また伸びたんかいねぇ~
 
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またまた下って登りますあせる

 

ここらは何の変哲もない遊歩道だけど

 高度200m超えの断崖絶壁の際を歩いてる

 

眺望が無いのもツマラナイケド

 見えたら見えたで怖いやろねw驚き

 

12時59分、千羽休憩所のある千羽ヶ岳(標高245.3m)に到着です

 

 

 

四国百名山の一つである千羽ヶ岳ですが

 周りの樹木が眺望を遮ってる

 

皆さんご存じですか?

 

お隣の牟岐町には徳島県南の奇祭と云われる

 姫神祭が毎年7月に開催されますが・・・

 

あそこに見える牟岐大島には

 珍宝岩という御神体のモデルがあるってことおいで笑い泣き

 

探訪日:2019年10月6日

 

千羽休憩所の周りの樹木が繁茂してるので

 外ノ牟井浜も容易には俯瞰出来ません

 

この写真は柵の上に立ち

 両手を伸ばせるだけ伸ばしてシャッターを切りました

 

今回のミッションの一つである

 千羽ロープウェイ山頂駅隣の千羽展望台が写ってないがね

モォチョット左だったかな?

 少し左をおよそまくで撮ると・・・

 

おぉ~!

 展望台の八角形の屋根が何とか写っちょるOK

 

こんなに突き出た絶好の場所に居るのに

 眺望が悪いとは残念からげるぞね煽り

2012年頃までは千羽ロープウェイの海岸駅も残っていたらしい
 
この写真の撮影当時には
 既に周辺の公園用地と共に売却されて民有地になってたみたいです
 
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私は「千羽海崖を望むみち」を探訪するにあたって
 北海道の礼文島西海岸の様な風景を連想していました
 
どちらも地形的にはよく似ており断崖絶壁の上の稜線を辿りますが
 
礼文島では4時間コースや8時間コースのルートは、
 ほゞ草原で展望を遮るものはありませんでした
これに対して
 
「千羽海崖を望むみち」の大半は樹木に覆われていて
 海を眺めることも出来ず展望はありません
 

途中、指ノ鼻、大磯、荒瀬、通り岩、千羽ヶ丘の各ポイントに休憩所が設けてあり

 ビューポイントになってるけど磯や海崖はあまり見えない

 

各ポイントの中で嵐瀬休憩所からの眺めは唯一素晴らしかったです

(休憩所とあるのは展望所とは違うって事なのかもねw)

 

ぼぼ稜線をトレースする地獄の階段のアップダウンの連続ですが

 辺鄙な場所に整備された素晴らしい遊歩道には圧倒されました

 

こうした基盤の整備が整っているからこそ

 毎年冬に開催される千羽海崖トレイルランニングレースも盛況なのでしょう

 

夏の天気の良い日にうみがめマリンクルーズに乗って

 千羽海崖を近くから眺めてみたいです船DASH!

 

千羽休憩所前の四国のみちの標識によると

 日和佐駅まで6.2km、山河内駅まで6.0kmで、ほぼ中間地点

 

千羽海崖
日和佐の海岸は、大部分が急傾斜の海崖が続いている。代表的な千羽海崖は、大磯から外ノ牟まで約2kmの海岸に、高さ200m前後の海蝕崖がつづき、豪壮な光景を展開している。特に、千羽が岳(標高245m)付近での垂直的に切り立った海崖は、全国的にも有数の大岩壁である。室戸阿南海岸国定公園の中で、室戸とともに、特別保護地区の指定を受けている。千羽海崖の海岸線は、直線的で、波の浸食作用だけでなく、大部分は断層によってできたものといわれる。

 

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時刻は13時07分になりました

 ガーミンのデータは7.91kmで3時間45分

 

午前中5本、午後6本の11便しか停車しないローカル駅

 JR牟岐線山河内駅までは6.0km

 

14:34発の4560Dは無理っぽいし 

 16:34発の4568Dでは時間が待ち時間が長くなりそうな・・・

 

春号買いそびれたので夏号買いました

 

長くなりましたが

 最後までご覧いただきましてありがとうございました

 

次回もみてねニコニコ

 

では、またバイバイ

 

 

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