2022年5月15日の早朝

 めったに走らない徳島へ向けて出発車DASH!

 

ツツジの花も終わりましたねウインク
 っていつの話やねん(笑)
 
もう四国も梅雨明けするぞぉ~

 

阿波の国は日の出の方向なんで

 朝焼けに向かって走りますw

みかん県と阿波踊り県の境

境目トンネル周辺は霧が立ち込めてる

 

県境のトンネルの少し北には

 愛媛、香川、徳島の3県が接する境界点があり

 

南には愛媛、徳島、高知の接する境界点があります

 

だからどうだと云う訳でも無いけど

 愛媛県四国中央市は四国の他の三県全てと接しております

 

日本最大のフォッサ・マグナ、中央構造線

 

吉野川は、池田町から下流は

 この中央構造線に沿って東へと流れ、紀伊水道に注いでる

 

えっ!

フォッサマグナと中央構造線は違うって?

7000万年ほど前、日本列島の大陸側半分に、

 イザナギプレートに乗って南からやって来た太平洋側の半分がくっ付いて日本列島が完成

 

その接合面が中央構造線じゃがね!

 

1450万年ほど前に日本海が誕生して日本列島は大陸から離れた

 そのとき糸魚川・静岡構造線の東側が陥没

 

ここをフォッサマグナというんじゃがね!

 

中央構造線を境に、

 日本海側を内帯、太平洋側を外帯と呼ぶの知っとるけ

ナンカ急にガラ悪くなったあるよ笑ううさぎ

 

この接合面に沿って徳島市まで

 吉野川、JR徳島線と共に下っていきます

 

因みにJR徳島線の愛称は

 「よしの川ブルーライン」で、藍よしのがわトロッコが

 

2020年10月から徳島駅-阿波池田駅間で運転されてます

 

吉野川が育んだ「阿波藍」、藍で富を築いた藍商人により花開いた阿波おどりをはじめとする徳島の文化や沿線の歴史、地元の食を吉野川に吹き抜ける風とともに体感いただくトロッコ列車です。

 

6月19日で上半期の営業を終えた藍トロッコは

 下半期の始まる9月まで予讃線の松山駅~伊予長浜駅間を

夕焼けビールトロッコとして往復するそうなニヤリ生ビール

 

昨日の昼過ぎに地元の伊予寒川駅に6分間停車したらしいけど

 松山まで出稼ぎに行く途中やったんかなw

 

間に合わなかったけど教えてくれてありがとうチュー

 

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国道192号線とJR徳島線は吉野川の右岸を走ってます

 

四国三郎吉野川は、支流を含めて

 高知、愛媛、徳島の3県を流れてますが唯一香川県を通ってはいない

 

讃岐が渇水の歴史ならば、阿波は洪水の歴史だった

 

吉野川は、毎年台風が来るたびに氾濫し、大蛇のように荒れ狂った

 

史上最大といわれる大洪水は1866(慶応)2年8月

河口の徳島市から上流の池田町まで、

 吉野川沿いに拓けた狭長な平野は、すべて泥海と化した

 

死者1万余人

 家も、牛馬も、収穫前の農産物も、すべて海へと流出する

吉野川百年史 第2章明治前期までの治水

 

この国は水田を諦め、藍作で大きな財をなした

 藍商人は阿波大尽などと呼ばれ、全国の豪商として贅の限りをつくしたそうな

 

しかし、米を作れぬ農民の暮らしは哀しい

 米どころ香川に水は無く、有り余る水に苦しむ徳島では米が穫れぬというこの矛盾

 

阿波では、田植え時、山一つ越えて讃岐の田に女性や農耕牛を貸して米を得た

 また、藍の収穫時には讃岐から出稼ぎの男が徳島にやってきた

 

「讃岐男に阿波女」

ともに良く働き、相性が良いという意味の俚諺

 

阿波徳島の女性にとっては

 讃岐の米農家に嫁ぐことが夢だったのかも知れないね

 

 

 

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池田大橋で吉野川を渡り

 徳島市まで四国三郎の右岸をひた走ります車DASH!

国道192号の右を走るJR土讃線

 猪鼻峠を越えるために洲津川(鮎苦谷川)の谷沿いに遡りますが

 

徐々に高度を稼ぐ為、佃駅の先まで下って吉野川を渡り

 箸蔵の河岸段丘を徐々に登っていく

 

箸蔵駅の次の秘境駅として有名な坪尻駅は

 洲津川の川底で、ここにレールを敷く為に

 

川を堰き止め、導水トンネルで流れを変えましたが

 それでもなお25‰の急勾配が続き、

 

蒸気機関車はスイッチバックを経由して

 坪尻トンネル、猪鼻トンネルで阿讃山脈(讃岐山脈)を越えました

 

国道32号の猪ノ鼻峠も交通の難所で

 大雨による通行止や冬季の積雪など多くの課題をかかえていましたが

 

令和2年12月13日に延長8.4kmの猪鼻道路が完成して

 冬でも安心して通行できるようになりました

 

 
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西日本で石鎚山に次ぐ高峰、剣山(1955m)へ通じる国道438号線

 貞光町から分岐してたけど、この辺だったかな

 

平成の大合併で地名がよくわからない(;^_^A

 

こういう時に鉄道が有ると、JRの駅名で確認出来るので助かりますね

 

美馬市穴吹町穴吹

徳島県美馬郡木屋平(こやだいら)村へ通じる国道492号線が分岐

木屋平村は2005年3月1日 - 美馬町、穴吹町、脇町と合併して美馬市となり消滅

 

木屋平、一度は訪ねてみたいなぁ~

霊峰・剣山の麓、四国一の清流・穴吹川の源流の里ー木屋平

 

 

吉野川市山川町に入りました

吉野川市は2004年(平成16)年10月1日

 鴨島町・川島町・山川町・美郷村が合併して誕生しました

出発して1時間半、ようやく川島城が見えて来たびっくりマーク

 

吉野川沿いの中世の山城跡で、戦国時代に土地の豪族・川島兵衛之進が築城したと伝えられる。阿波九城の一つとして、天正13(1585)年に蜂須賀家政の入国により、重臣林道感が城番に当てられた。その後、寛永15年の一国一城令により廃城となる。昭和56年、勤労者野外活動施設として城郭型に復元されたのが現在の川島城である。

 

現在の川島城は二の丸跡に1981(昭和56)年に建てられた

 観光用の模擬天守閣「レストハウス川島城」で、

 

内部はレストラン等の観光施設になっておりますが2019年4月より休館してるそうな

吉野川市への合併前に
 社団法人吉野川青年会議所と鴨島商工会議所青年部の主管で催されていた
 
「アドベンチャー in 吉野川」の筏レースに1994~96年に3年連続で参加しました(;^_^A
 
石井町、鴨島町、川島町、山川町、三郷村、吉野町、市場町、阿波町、土成町を活動テリトリーとする吉野川青年会議所が9町村を基盤として吉野川10万都市構想を提言し、地域住民の意識を喚起する為の吉野川を取り込んでのイベントを企画
 
その中の一つである筏レースは川島町の川島城近くの沈下橋をスタートして
 鴨島町の鴨島県民運動場(中央橋南岸下流側)のゴールを目指しました
 
中々のしっかりと企画された催しで
 2度目には優勝してグアム旅行をゲットチョキ
 
平成の大合併を経て現在、9町村は
 石井町、吉野川市、阿波市の3つの自治体となっています

 

 

この辺りの吉野川の川幅はとても広く、広大な中洲が農地として拓かれてます

 

吉野川市と対岸の阿波市とは行政面での繋がりも強く

 交通面でも吉野川市の鉄道、阿波市には高速道路が通っており

 

相互の設備に依存する為に

 橋が5本と沈下橋が2本架かっており相互の移動も活発です

 

阿波市は2005年4月に

 阿波町、市場町、吉野町、土成町が合併して誕生しました

 

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鮎喰川を渡ると、もう徳島の市街地で
 橋の手前から眉山公園のアンテナ塔が見えてる
 
JR徳島線は佐古駅で高徳線と合流します
 
徳島線の路線は佐古駅-佃駅間ですが
 徳島駅-阿波池田駅間で運行されています

7時54分、蔵本運動公園前で

 自宅から100km、2時間02分かかってる

 

四国中央市から県庁所在地では徳島市は最も遠いけど

 中央構造線に沿って山中を真っ直ぐに下るので時間的には変わりない

(したみちでの比較です(;^_^Aお急ぎの方は高速に乗ってね~

 

でもこの辺りから時間帯も悪くて混みだしたがね〜

 迂回路も研究しておかねばね

 

 JR徳島駅前を過ぎて国道11号線に突き当たり右へ

 

小松島市、阿南市を通過します

 

昨年厄除けに来た時

 田んぼの真ん中を片側2車線のバイパスが抜けててビックリしたがよ

 

でも、阿波では

 頻繁に車線変更を繰り返す車が多い様に感じたぜよネガティブ

「阿波の松島」とまでは呼ばれてるかどうかは

 知らんけど左には風光明媚な橘湾

 

右の山の上には橘湾を眺める絶景ポイントの津峯神社とスカイライン

 昭和レトロ感満載の穴場やね~

 

探訪日:2021年2月14日

 

ところで左に広がる紀伊水道

  何処までが瀬戸内海か知ってる?

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福井川沿いに走る国道55号線と分かれ

 海沿いの由岐を経由する日和佐道路を通って

 

道の駅日和佐に9時08分に到着車DASH!

道の駅は牟岐線の路線を挟んだJR日和佐駅のすぐ横にありました

 

四国で3番目の鉄道の駅と一体になった道の駅の鉄道駅

(ややこしい表現やな)

 

跨線橋!何故にそんなに高いのさ?

 津波タワーを兼ねてるのかな

牟岐(山河内)方面

 

阿南(北河内)方面

相対式ホームの2面3線ですが3番線は使用されてないみたい

 

駅舎から道の駅へ構内踏切が続いてる

 

3番線は使われていない様ですね

 

美波町と云えば倉科カナちゃんニコニコ

 

無人駅の駅舎を抜けて駅前通りを日和佐城へ向かいます

 

徳島のドライバーは車線変更多いし、ライトも中々点けない

 勿論ほんの一部の方だけでしょうが

 

駐車の仕方も自由奔放なのね(個人的な感想です)

奥潟川の河口には巡視艇も停泊してる

 海上保安庁美波分室があるんやね

 

あの赤い太鼓橋を渡る様です

内ヶ磯橋って云うんやね!

 

日和佐駅から城山公園へは四国のみちのルートになっています

標識に導かれて日和佐城にとうちゃこ

立派なお城ですが川島城と同じで

 勤労者野外活動施設として昭和53年に建てられたもので

 

当時の姿を復元したものではありません

こちらも川島城と同じように休館してる

山城跡に建てられた天守閣は日和佐のシンボルとして

 牟岐線の車窓からもはっきりと見えました

 

探訪日:2019年8月4日

 

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さてさて

 

今回遥々と日和佐までやって来たのは・・・

 

そうです!昨年の厄除け徳島旅で

 南阿波サンラインを訪れた時に外ノ牟井浜でみた千羽展望台跡の探索と

 

四国のみち「千羽海崖を望むみち」を歩く為なのでした

 

探訪日:2021年2月14日

 

 

長くなりましたが最後までご覧いただきまして

 ありがとうございました

 

次回に続きます

 

では、またバイバイ

 

 

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