全国各地で気温が急上昇した22日晴れ

 

JRを利用して伊予小松駅へ電車

 

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伊予小松駅起点、終点
午前7時24分出発、午後5時50分到着
歩行距離 30.59km、所要時間10時間26分(休憩含)
 
伊予小松駅を出発して、大頭から県道147号を湯波へと向かい、遍路ころがしと呼ばれる遍路道を登り60番横峰寺へ
 
石鎚山山頂へと続く石鎚道の途中の峠にある星ヶ森遥拝所(横峰寺奥之院)と横峰寺を参拝の後、香園寺奥之院へと下り、61番香園寺、62番宝寿寺を参拝して伊予小松駅へと戻る計画ですキラキラ
 
 
これまでの行いと邪心を持たない心がけがお大師様に届いたのか、快晴で降水確率ゼロの予報での日曜日の朝を迎える事が出来ました(;^ω^A
 
南無大師遍照金剛
 
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6:02
留守は僕に任せとけってビックリマーク犬
 
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6:30
伊予寒川駅の桜もすっかり緑に衣替えニコニコ
 
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6:34
伊予西条行の下り普通列車が入線します
 
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6:34
日曜日も7200系の2両編成です
 
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6:34
2面2線(かつては2面3線でした)

定刻6時34分発車です
 
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もう30年近く前の父の納経帳
 
2冊目の納経帳だったのか第38番札所の金剛福寺だけ記帳があり、後は全て空白になっていました
 
折角なので、これからお寺を参拝する折にはこの納経帳に御朱印を頂こうと持って来ましたが、昔の電話帳並みに大きくて重くそしてかさばりますえーん
 
リュックがいっぱいになるので、よっぽど今日は雨具を置いてこようかとも思ったくらいですが、そういう訳にもいかず今日のリュックはパンパンです爆  笑
 
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ここに御朱印を頂く予定です
 
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6:42
伊予土居駅
 
島式1面2線
 
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7:12
伊予西条駅にて松山行に乗り換えです
 
島式・単式2面3線
 
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7:15
松山行の7000系に乗換ましたが、3両編成にも拘らず高校生で溢れんばかりの満員にびっくり
 
日曜なのに新人戦でもあるんかな
 
まぁ、西条から先は随分と久々なので、後面展望を楽しもう
 
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7:19
石鎚山(いしづちやま)駅(Y31)
 
島式1面2線
 
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7:22
伊予氷見(いよひみ)駅(Y33)
 
単式1面1線
 
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7:24
伊予小松駅(Y34)
 
対向式2面2線
 
定刻到着
 
さぁ、ガーミンをセットして出発ですキラキラ
 
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7:25
 
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7:25
駅の大きさは伊予寒川駅と同じくらいかな
 
でも、乗降客は小松高校もあるので断然こっちが多そうです
 
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7:32 ①
案内マップもありました
 
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7:32 ①
駅前広場
 
この先の11号線の交差点は歩車分離式信号機になってました
 
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7:33 ①
駅前に遍路道標が・・・
 
右へ曲ると第62番宝寿寺
 
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7:35 ②
あっという間に61番宝寿寺へ
 
しかし、厳重に門が全て閉まっており境内に入ることすら出来ない
 
時計を見るとまだ納経する時間では無いけど、境内にも入れないのは珍しいのでははてなマーク
 
このお寺は納経所が昼休みをするという事で問題になっておりますが、政府の働き方改革に沿った方針なのかとも思いますが、どうなんでしょう
 
 
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7:35 ②
人手不足だと難しいかもしれませんが、一日30km以上も歩く歩き遍路さんの為にも何とかしてあげたいものですねショボーン
 
納経は時間があれば帰りにすることにして、大頭(おおと)へ向かいます
 
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7:45 ③
立派な鳥居の三嶋神社
 
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7:49 ④
小麦かな
 
当初の予定では国道11号線を大きく越えて中山川沿いに大回りする計画でしたが、その道を通り過ぎてしまった為旧国道を歩くことにしました
 
旧国道も一旦国道11号線を越えて北に向かいますがまた戻ってきて現国道に吸収されているようなので思い切って山際を進むことにしました
 
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8:19 ⑤
昭和の香りが漂う町営住宅?
 
取り壊されるのか殆どが空家になってるようです
 
今治小松自動車道の下を潜り妙之谷川の谷に沿って南へと向かっていきます
 
このまま川の東側を進んで松山自動車道を越えてから県道147号に合流しようかと思ってましたが、神社の幟が沢山はためいていたので右折してまっすぐ西へ向かいます
 
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8:38 ⑥
 柿畑の中の道を進みます
 
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8:40 ⑦
県道沿いにある石土(いしづち)神社に突き当たりました
 
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8:40
なかなか歴史ある神社の様です
 
色々調べていると隣の石鉄山(いしづちざん)妙雲寺と元は一つの寺であったのが、明治の神仏分離で分かれたのではという意見もあったけど、事実はわからないけど、明治になって別れたというのはどうかなと思うのですが・・・
 
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8:44
こっ、これは何だろう⁉️
 
灯籠のようですが、異様に高い
( ̄□ ̄;)!!
 
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8:47
とても立派な境内です
 
そうだ、石土神社でも御朱印を頂いていこう
 
本殿には誰もいらっしゃられなかったので庫裡(神社なので表現違うかも)をたずねると、ちょうど外に出て来られた方(8:44の写真に横からの姿が写ってる方)が宮司さんで本殿で御朱印を頂きました
 
御朱印は初めてだったので、お代はこれで構いませんかと、寺の納経代の金額でたずねるといくらでも結構ですのでお賽銭に入れてくださいねとおっしゃられました
 
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8:58
石土神社の式年祭記念として1931年に建立した珍しいコンクリート製の灯籠で現在も道の安全と人々の暮らしを照らす貴重な生活文化財と紹介されている
 
人々の暮らしを照らすというのがいいですねぇ照れ
 
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8:58
宮司さんが昭和6年にコンクリートは珍しかったとおっしゃっておられましたが、型枠を作って流し込むのも大変だったと思います
 
「坂の上の雲」でロシアの旅順要塞がベトンで作られていたと書かれていましたがフランス、ドイツ、オランダ語の発音がベトンでコンクリートかな
 
そうそう雲辺寺ヶ原にある善通寺第十一師団の山砲の射撃場にもコンクリート製のトーチカがあったなぁ
 
あのトーチカはいつ頃作ったのだろうか、日露戦争前かなはてなマーク
 
たしか、初代師団長は乃木希典
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雲辺寺ヶ原史跡広場(香川県大野原市) かりもの写真
 
話が逸れてしましましたが、なぜこんなに高い高灯籠を作ったのだろうはてなマーク
 
徳島県の箸蔵寺にも仁王門の傍に高灯籠がありますが、吉野川を通る船頭が灯台のように目標物として使っていたと言いますが、箸蔵寺は山の高い所にあり、そこに至る参道は山道であり参拝客が迷わない様灯台の役目をしていたのではないかと思います
 
同じ様に、ここに高い灯籠が必要だった理由はなにか
 
この道が横峰寺へ通じる大切な道(要衝)であった事を示すのではないかと
 
勿論今のところは推論ですが、また調べてみたいと思います
 
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8:58
もう午前9時になる
 
宮司さんに昼までに横峰寺に着けますかねと聞いた所、あなたの足なら大丈夫ですと言われたけどホントかなぁ~えー
 
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8:59 ⑦
伊予小松駅からここまで5.64km、所要時間が1時間31分(休憩等含む)
 
中山川まで大回りしなくてよかったです(大回りで4kmの見積もりだった)アセアセ
 
ここから横峰寺までは環20 四国一番の難所横峰寺へのみち 9.5kmと遍路道が重複してます
 
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石土神社の御朱印
 
しかし、石土神社と石鎚神社
 
どちらもいしづち神社(実はイシド神社と思っていて、このブログ書くうちにイシヅチ神社と読むことに気付いた)
  
 
さあ、出発したと思ったらすぐ隣にお寺があるではないか
 
石鉄(いしづち)山妙雲寺
 
これもイシヅチサンと読みますのでお間違えの無いようお願いいたします
 
このお寺には、後でわかったのだけど色々と興味深い点がある
 
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9:01 ⑧
訪れた時には気づきませんでしたが、左の道標が60番まで67丁となっていますが、右側のトレッキングステッキを立てかけてある石柱も(古い)道標で是より横峯寺迄百丁と掘られていた
 
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上の写真の道標を横から撮った写真 かりものです
 
新しい方の道標の六十七丁の上には實測とあるそうです
 
これらのことからある推測をたてられた方がおられます
 
その方のブログは→こちら
 
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9:08 ⑧
妙雲寺本堂、別名「蔵王宮」
 
この建物、元々は61番香園寺の本堂らしいびっくり
 
香園寺の現在の何とも寺院らしくない大聖堂と呼ばれるコンクリートの本堂が計画された際に、それまでの本堂が解体されてこちらに移築されたという
 
この蔵王宮の扁額には「石鎚蔵王大権現」が祀られている事を意味すると同時に、寺院としての本尊「大日如来」が祀られている
 
それぞれに由来するものは、石土神社、横峰寺とも神仏習合の名残りが色濃く残る方式となっているようです
 
妙雲寺には一対の狛犬もあります
 
60番横峰寺が明治元年の神仏判然令によって廃寺となって復興するまでに複雑な歴史を辿った為、妙雲寺を含む周辺の寺院がその歴史に翻弄されたようです
 
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御朱印を頂きました
 
あれれ・・・ 前のベンチに鞄がある
 
私の他には参拝者は誰もいない
 
納経させて頂いたご住職さんに忘れ物ですかねと訊いてみると、息子のカバンに似ているとの事
 
開けてみると袈裟が・・・
 
あいつ、商売道具忘れて行きおったゲラゲラ
 
 
歴史に翻弄された寺院の妙雲寺、今なお残る不思議な魅力がいっぱいですハート
 
 
今回も見て頂きましてありがとうございました
 
次回は湯波(ゆうなみ)まで県道を進み、いよいよ遍路ころがしに挑戦です
 
 
では、また
 
南無大師遍照金剛
 
 
つづきは→こちら
 
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GPS軌跡  今回の移動区間①-⑧
 
 
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