こんばんは
二年前に積(つむ)の集落の有志の方々によって30年ぶりに整備されたという登山道を上り、丁度開花日を迎えたばかりの紫雲出山の桜並木を潜り抜けて、北側尾根筋を下って再び207mピークを越えて箱峠までやって来ました
この峠を西海岸に下りると生里(なまり)、東海岸に下りると箱の集落があり、どちらも浦島太郎の伝説にちなんだ地名です
生里は太郎が生まれたところ、箱は太郎が玉手箱をあけたところといわれています
同じ荘内半島にあってもひと山隔てた生里側と箱側では違った印象をうけます
生里側の海は燧灘に面して男性的であるのに対し、箱側の海は備讃瀬戸に面して穏やかで女性的という印象です
すぐに道は分かれ、地図で確認した糸ノ越へ続く右の尾根筋の道を進みます
5分ほど進むとアンテナが立っており、そこからは道が無くなっている
スズタケの中を掻き分け、しばらく進むと笹薮の中に石仏が祀られていた
14:39 ⑨
よせばいいのにもう少し進むと道の跡があるかもと進んでいくと、完全に来た道も分らなくなってしまった
どちらを見ても笹薮で来た方向もわからない
尾根筋の途中に携帯電話のアンテナが立っていたはずだ
見通しの良い尾根まで出ればアンテナが見えるかも
ありました
ひたすらアンテナの方へ進むと先ほどの石仏の真後ろに出てきた
石仏に感謝しつつ、仁老浜(にろはま)に続く道を急ぎます
この道は前回も通りましたが、猪が跳梁跋扈する怖い道なので早足で通り抜けましたが、幸いにも今回は猪には遭遇しませんでした
この角を右へ進みます(前回はまっすぐに進んでしまいました)
カメがたくさんいる池の堤頂部を通り抜けます
歩いてきた方角に紫雲出山がにょっきりと頭を出してます
この道を進むと仁老浜を経て三崎へと四国のみちが続きますが今回は反対方向の糸ノ越へ向かいます
小高い峠を越えると備讃瀬戸が見えてきました
反対側を見ると燧灘も見えます
折角なのでもう少し高台に移動してみると玉葱畑越しに穏やかな備讃瀬戸と浮かぶ島々が美しいです
糸ノ越バス停
バス停の奥には小道が続いていますが、箱峠から糸ノ越に続いていた廃道と続いているのかと思い、地図で確認するとちょっと場所がずれてました
車道を箱方面に進みます
箱の集落へ下る途中に神社がありました
ひょっとして箱崎灯台への近道かも
神社の横を通らせていただきます
橋も架かってます
灯台の手前には大きな石仏がありました
よくわからないけど「辰年の女 28才」と書いた白装束で覆われています
15:49 ⑲
石崎灯台到着です
短いけど美しい灯台です
灯台の先にはまだ道が続いている様です
ロープが結ばれてたので下りてみました
釣りのポイントみたいですね
石崎灯台下の海岸からの眺め
浦島太郎親子の墓だったと思いますが、前回立寄ったので、今回はここからの写真のみでスルーします(時間が微妙になってる)
箱バス停到着
大浜の最終便まであと79分ですが、ここから大浜までどのくらいの距離があるのかよくわからない
間に合うのだろうか、ここの時刻表では最終便に間に合うと思われるのは西回りの16:46の一本のみしかない
西回りと言えばこれから歩いていく方向から対向してくる時計回りの便ですが、どのあたりですれ違う事になるのかもうあと35分後だ
今回の八の字ルートの交差点である箱峠まで帰ってきました
生里バス停到着
あと一時間しかない
5km以内ならなんとかなりそうだけど
近くの人に大浜まで此処からどのくらいあるのか聞いてみた
4kmくらいかな
とのことでなんとかなりそうだ
無人の花販売所
ここでコミュニティバスとすれ違った
もう自力で帰るしか無くなった
すれ違ったバスが中央に写ってます
夕日を浴びる紫雲出山
燧灘と伊吹島
飛谷バス停
先ほどのバスは16:35に通過して行ったもよう
この辺りの道はかなり標高の高い場所を通っています
丸山島が見える
べた凪の燧灘
伊吹島と四国中央市の煙突の煙も見える
あと25分だ
紫雲出山への車の乗入れの案内をしている方がいるので大浜まであと何キロか聞いてみよう
大浜まで2km!
なんとかなりそうだ
燧灘に浮かぶ伊吹島と円上島
大浜の港が見えてきた
大浜バス停 前回と同じく5分前に到着
何でいつもギリギリになるんだろう
もう5分遅ければ、また何時間も詫間駅まで歩かねばならなかった
来た時は満員御礼だったけど、帰りはたったの3名です
無事に列車を乗り継ぎ20:30帰宅出来ました
今回も例によって長くなってしまいましたが最後まで有難うございました
今週末はヤクルト戦の応援に出かけて来ます
皆さんも桜とお花見を楽しんで下さいね☆-( ^-゚)v
関連記事