ライトノベル「Re:ゼロからはじめる異世界生活」(リゼロ)の最新刊、24巻を読み終え、ふと考えたことがあります。
それは僕は主人公たちが生き返る作品にはあまり感動を覚えません。
生の一回性、かけがえのなさが台無しになるからです。
例えば、名作「ドラゴンボール」にあまり熱意を覚えないのは、ボールを七つ集めると人を生き返らせることができるという設定がその理由です。
手に汗も握りません。人は死んでも蘇る可能性があるのですから。
しかし、リゼロは主人公ナツキスバルが何度も死に戻っているのにとても惹かれる作品です。しかも、主人公が危ないときは、手に汗を握ってはらはらしながら読んでいるときもあります。
なぜなのでしょうか?
その一つは、スバルの死の描写がとてもむごたらしいことが多いからです。
ライトノベル版では、暗黒で陰鬱な言葉がこれでもかと畳みかけられて、読んでいて気分すら悪くなる時があります。
こんな死を何度も体験するなら一思いに死んだほうがましではないかと思ってしまいます。
死が安易ではないのです。最新刊24巻でもやはり思いました。
24巻の折り込みチラシ
そして、スバルが異世界転生の際にチート能力を死に戻り以外に与えられていないことも大きな理由だと思われます。スバルは異世界に転移しても一介の引きこもり男子高校生のままなのです。死に戻り以外の異世界ものコンテンツの主人公たちにありがちな、けた外れのスキルや身体能力、魔道具をもらっていません。
最初のころは、魔法一つ使えないどころか、腕力もからっきし弱かったのでした。
しかし、無力ながらも死に戻りのおかげで、大切な人たちを見事に救っていくのです。
ある意味死に戻りの力を活用できる知恵に恵まれた「賢者」と言えなくもありませんが。
いろいろ理由を付けましたが、24巻を読んでやはり言えるのは、ライトノベル版のリゼロは面白いということです。
これが今回の締めですよ(^.^)
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