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夏バテで疲れたときの漢方薬、選び方は?
残暑がまだまだ厳しい毎日。
朝夕は少し涼しくなりましたが
そろそろ夏の疲れが出やすい季節ですね

夏の胃腸バテは、夏バテにつながります
(よろしかったらこちらをごらんください
↓)

最近胃腸バテ気味だったわたしは
六君子湯を飲んで、復調しました。
最近は食養生をマメに行っていて
胃腸バテになりかけたときに六君子湯を飲んで
回復したため
今年はまだ夏バテの症状はありませんが、
食養生をおろそかにしていたころは
(自分のことは二の次だった10年以上前)
毎年夏バテしていました





毎日だるくてだるくて、辛かったです





そんなときによくお世話になっていたのが、
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。
夏バテにおすすめの補中益気湯。↓
わたしがよくお世話になる
六君子湯と補中益気湯、どう違うの?
って、ドラッグストアで選ぶときには
と迷うかと思います。
選ぶときの決め手になる、
わたしの考え方をお伝えします。
漢方では体質は大きく2つに分けられます。
体力がなく、疲れがでやすい人
体力があり、疲れを感じにくい人
(その間の中間、もあります)
六君子湯、補中益気湯ともに体力がない人向けの漢方薬です。
(わたしは、こちらです)
六君子湯と補中益気湯の違いは
六君子湯は、おもに胃腸の不調を改善することで疲労を改善したいときに
補中益気湯は全身の疲労、気力の不足を改善したいときに向いています。
構成生薬の違いから説明しますね

(便宜上 共通の生薬を上に記載しています)↓
【六君子湯】
ニンジン、ビャクジュツ、カンゾウ
チンピ、タイソウ、ショウキョウ
ブクリョウ、ハンゲ ←胃腸の不調を改善
【補中益気湯】
二ンジン、ビャクジュツ、カンゾウ
チンピ、タイソウ、ショウキョウ
オウギ、トウキ、ショウマ、サイコ ←強壮、血行改善など
★オレンジ色の生薬・・・六君子湯、補中益気湯両方に入っている
(疲労回復、胃腸の働きを整える生薬が組み合わさっている)
青色の生薬・・・六君子湯だけに入っている
(胃腸の不調を改善する生薬)
緑色の生薬・・・補中益気湯だけに入っている
(強壮、血行不良を改善する生薬など)
説明が長くなりましたが、
六君子湯は、胃腸の不調の改善メイン
補中益気湯は、全身の疲労回復メイン
と考えていただいて良いと思います。
わたしは、胃腸が不調で胃腸バテかな?と思うときは
六君子湯を
胃腸バテから夏バテになって倦怠感がつらいとき
補中益気湯を選んでいます。
食欲の秋に、実りの秋を堪能できるよう

胃腸、体調を整えていきたいです。
ドラッグストアなどで、どれを買おうか

と、悩んでしまうときに参考になれば何よりです

体に合わない食材は人によって違います。
それを実感したわたしの体験談はこちらです。↓
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みかんのマイヒストリー
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