睡眠不足と肥満 | 食と健康を考える

食と健康を考える

食と健康に関わること、思いつくまま綴っています

5月11日のAFP国際ニュースより

10日、
フランスのリヨンで開催された
欧州肥満症会議で、

リヨン大学
カリーン・シュピーゲル博士らのチーム
が発表した論文によると・・・

睡眠が不足していると
満腹感をつかさどるホルモンの
働きがさまたげられ、

食欲を刺激するホルモンが
分泌されるため、

空腹感が25%増加する。

カロリーでいいかえると・・・

睡眠不足だと
1日350~500kcal
増えることになる。

これは子供や若年層に
よりあてはまるとのこと。

    *

若い女性はとくに、スリムでいることに
熱心ですが、

睡眠時間をじゅうぶんとれば
かなり効果がありそうだということが、
うかがわれる記事でもありますね。

ところで最近、朝活なんていうのも
はやりだしてきてはいますが、

皆さん概ね、やはり
就寝時間が遅いなあと思います。

そして朝はねぼけまなこで
学校や仕事に飛び出していくと・・・

上の記事は肥満との関係を
伝えていますが、

実は「睡眠不足は万病のもと」なのです。

これは、長年、さまざまな病気の方と
お話してきた経験からなのですが、

食事に気をつけて、しっかり運動して
それでも・・・

慢性的に睡眠が足りていないと、

たとえばある日突然、脳梗塞
おこしたり、

原因不明の病気にみまわれたり、

うつ病になってしまったり、

ということがおきるようなのです。

このことは、また折に触れて
お話していきたいと思います。