HIFU『リフテラV』+フォトナ『PIANO』（３回目施術後の変化）

常に関心の高さを感じる『たるみ治療』。

みかこクリニックでは、たるみ治療の主力として複合レーザー『フォトナ』での施術を行っていますが、そこに新たにHIFU『リフテラV』が加わり、３か月が経過しました。早くも『リフテラV』を希望される患者様も増えつつあり、ご好評をいただいていると感じます。

みかこクリニックでのHIFU『リフテラV』の施術の特徴は、必ず『フォトナ』との組み合わせで施術を行っていることです。

一例を挙げますと、複合レーザー『フォトナ』のNd-Yagレーザーである『PIANO』モードの照射と組み合わせて、HIFU『リフテラV』の照射も行うということになります。

フォトナ『PIANO』との組み合わせの場合、まず『PIANO』照射を行うことで、『PIANO』自体によるタイトニングの効果が得られるだけでなく、それに続くHIFU『リフテラV』の予熱にもなり、リフテラ施術時の痛みの軽減、効果の増強が期待できます。

すでにスタッフブログの方でも、モニターになったスタッフ本人の言葉で施術の紹介をしてくれていますので、そちらもぜひ読んでいただきたいのですが（⇒こちらです）、ここでも改めて私の言葉でご紹介したいと思います。

下の写真をご覧ください。

当院の受付スタッフMさん（30代半ば）。

フォトナ『PIANO』+HIFU『リフテラV』の組み合わせで、１か月の間隔をあけて３回の施術を行った結果です。

写真を並べて見たスタッフの全員が声を上げて驚きました。

正直なところ、私もこんなに効くとは思っていませんでした。

今回ご紹介したケースで期待以上の結果が出たのは、HIFU『リフテラV』を単体で行うのではなく、『フォトナ』と組み合わせたことが良かったからではないかと思っています。ご紹介したスタッフのように40代以下の若い方で、皮膚のたるみがそこまで強くなく、ボリュームがあるタイプの方が、小顔にしつつ引き締めたい場合には、フォトナ『PIANO』+HIFU『リフテラV』で十分高い効果が出せると、スタッフの治療経過を見て感じました。

なお、フォトナ『PIANO』とHIFU『リフテラV』は、どちらも看護師による施術です。

一方、40代以上で皮膚のたるみが出てきている場合には、医師施術のフォトナの施術メニューと組み合わせた方が、より高い効果を出せると考えています。特に、口横の脂肪の膨らみが下に落ちているようなタイプの場合には、皮膚側への照射のみでなく、口腔内照射と組み合わせることが早く結果を出す方法だと思います。

少し話がそれますが、先日、他院で口横の脂肪に『脂肪融解注射』を繰り返した結果、皮膚のたるみとシワが目立つようになったことを気にされてご相談に来られた50代の患者様がいらっしゃいました。皮膚がまだ伸びていない若い方なら話は別ですが、皮膚がたるんできている状態で、その下の脂肪だけが減れば、当然そのしわ寄せがそのまま「シワ」や「たるみ」になって表に出てくると思います。当院でも、部分的に脂肪を減らしたい場合に『脂肪融解注射』を使うことはありますが、あくまで、熱で皮膚を引き締めることを前提に「補助的に」使用することをお勧めしています。特に、40代以上の方で局所的に脂肪を減らしたい場合には、HIFUのように狙った脂肪を熱を利用して減らしていくことができるマシンのほうが、たるみを悪化させないと思います。

フォトナやHIFUといった、当院で行っているマシンによる「たるみ治療」は、１回の治療で劇的な変化を出せる魔法のような治療ではありません。たるみ相談に来られた患者様で、「こんな風にあげたいんです」と、顔の側面の皮膚を両手でぐいっと上に上げる方に時々お会いすることがあります。お気持ちは十分わかるのですが、残念ながら、そのような変化を出すには、フェイスリフトの手術か、強力な糸のリフトを行うしかありません。劇的な変化を期待をされて来られる患者様には、「マシンによるたるみ治療の現実と限界」をしっかりお伝えした上で、実際の治療を行うかを決めていただいています。幸い、このブログの読者の方は、私自身のたるみ治療の経過（⇒こちらです）などもお読みいただいているので、かなり現実的な実際のところが伝わっていることが多く、カウンセリングがスムーズに進むことが多いと感じます。これからも、「（当院における）実際のところ」を、率直にお伝えしていきたいと思います。

　HIFU『リフテラV』の施術料金