マイストーリー⑤ ~頑張って、頑張った先には・・・~ | 一人で頑張っているお母さんのイライラと不安を解消して、家族みんなが安心できる居場所をつくる専門家

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子育てをしていると、自分の幼少期の傷やトラウマがうずいてしまうものです。そんな子育て中のお母さんが感じているモヤモヤ、子どもと夫婦の問題の原因と、解決方法を発信しています。

こんにちは、MIKAKOです。

 

 

前回、

 

 

中学生のころ、「できる自分には価値がある」「期待に応えたら、ここにいてもいい」と無意識に決めてしまった、という話

の続きです。

 

MIKAKOのマイストーリー最初から、はこちら↓

 

 

頑張って、頑張った先に… 

 

寝る時間も惜しんで、

全力投球して頑張った結果、

親にも恥ずかしくない、

希望の就職をすることができました。

 

 

社会人となって、

さらに忙しい生活が続きました。

終電に縛られるのイヤで、

また、家から出たい一心で、

職場の徒歩圏に一人暮らしをしました。

 

 

思う存分、納得するまで仕事を頑張って、、、

期待を裏切らないように・・・

提出前は徹夜もしたし、午前様もしょっちゅう。

 

 

花型のコンペにも声をかけられ

社内に交友の輪が広がっていって

とても充実していたし、

目の前の仕事にがむしゃらでした。

 

 

 

無茶な生活ががたたってか

よく扁桃腺をはらして高熱を出しました。

高熱でも穴をあけてはいけないと

出社してました。

辛さを感じていませんでした。

 

 

そして、ある日、検診でひっかかりました。

動悸がとまらない。

検査すると、自己免疫疾患と診断されました。

 

 

 

死に至る病気ではないけど、

一生つきあっていかないといけない。

最初は、とても怖くなりました。

そして、すぐに

お得意の「感情を感じない」モードに切り替え、、、

というか、

「フリーズ」「思考停止」状態となって

 

 

平然と、事実を淡々と夫や母に話しました。

会社の人や、仲良い友達にも一切伝えず、

治療の通院のたびに

都合のよい嘘をついて遅刻していました。

 

 

 

なぜ、黙っていたのでしょうか。

そこにわたしの病巣がありました・・・

 

 

 

 

 

 

 

強くなければいけない 

 

 

 

「もし病気の自分を知られたら

 何がおきそう・・?」

 

 

後に受けたカウンセリングで

「弱い自分は生きられない」

無意識で、根強い思い込みに気付きました。

 

 

ありのままの私をわかってくれる人はいない

そして

弱い私のことを、誰も助けてくれない。

そしたら一人ぼっちになっちゃう。

生きていけない・・・

 

 

そう、思ってしまった原体験の記憶が

よみがえりました。

 

 

小1とき、友達と下校中に痴漢にあいました。

私には事がのみこめませんでした。

不可解で、よくわからない。。

 

 

友達はすぐ親に伝え、そこから母に伝わり、

大騒ぎになりました。

 

「なぜ不審な人物から

 すぐ逃げなかったの?!」

 

「どうして親にすぐ言わなかった!?

 言わなきゃ、だめでしょ!!」

 

・・・剣幕な顔で、叱られた記憶。

 

 

そしてその後は

「何されたのか!それは本当なのか!」

学校や警察に通報して・・・

 

 

私が、うまく対処できなかったせいで

私のせいで大変なことになってしまった・・・

 

 

 

身体は傷ついたわけではないけど、

不可解な怖さの上、

上手に対処できなかったことの罪悪感、

親に否定されたことがショックで

 

「弱くて愚かでみじめな自分は

 ダメなんだ」

 

その場からいなくなってしまいたい

恐怖を感じました。

 

「私は強くなければ」

 

弱くて、怖くて、不安な自分

 

また、そのころより、

アルコール中毒気味の父は、

お酒のことで母とケンカしていました。

 

 

大丈夫かな・・・

お父さん、お母さん、離婚したら

どうなっちゃうんだろう。

 

 

弱くて、怖くて、不安な気持ち、

行き場がありません。

 

 

私がなんとかしなければ・・・ 

 

 

頼まれてもいないのに、

勝手に重責を負いました。

 

 

高校生くらいになったら

母の愚痴聞き役として過ごし

どうすれば父は状態が、改善するか。

経験も知識もない頭で、必死に考えて

提案したりアドバイスしたり

・・・

 

こうして幼少期により

 

「弱い自分は生きていけない」

「わたしがなんとかしなければ」

 

という生き方を強化していきました。

 

そしてこの生き方(信じ込み=ビリーフ)は

仕事の経験を重ね、責任が増えはじめると

私を不自由にさせました。

 

 

問題を、なんとか自分で処理しよう...

わからなくて、できないまま

相談もできないまま、抱え込みました。

 

 

「大丈夫?」

声をかけられても

「大丈夫です」

という返答しか知らず。

 

 

問題が大事に発展して

大騒ぎになって、、、自己嫌悪。

 

 

 

この「私がなんとかしなければ」

という思い込みは、

 


責任感があるようで、

実は、他人と深くつながることを難しくしたり

人を傷つけたり、人との関係を弱くしたりして

孤立してしまいます。

 

 

仲間や同僚と仲良くできるのですが

心のどこかでは、

「本当の自分をわかってくれる人はいない」

から

「自分が相手をわかってあげないといけない」

と感じていて

どこか孤独を感じていました。

 

 

そんな無理な思考と生活だったから

自分を攻撃する病気になったのかもしれません・・・

 

 

 

 

つづく

 

 →マイストーリー⑥ 総括 いろんな自分がいるけれど

 

 

 

 

 

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