冬の死海ドライブーーーーー! | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2018年 12月、ヨルダン 3日目。

 

昨夜は、リトル・ペトラのベドウィンキャンプに宿泊し、12月にテント泊という貴重な(笑)体験をしてみました。がっつり着込んだまま眠ったので寒さに目が覚めるということもなくぐっすり眠れましたが、体温で温まったベッドから抜け出して着替えるのは辛かった!

 

 

 

 

朝食を食べて、テントをあとにする準備。今日はいい天気!

 

 


ベドウィンキャンプ、たしかに冬よりは夏のほうが快適(少なくとも寒くない)かもしれないけど(屋外でたき火が炊かれたりするみたいだし)、冬の滞在もそれはそれで面白かった。貴重な体験だったと思います。

 

天気がよければもっと星が見えたんだろうなぁ・・・!

(ニュージーランドの テカポ湖 といい、星を見に来ると雲が出るものだな)

 

さて、ここからはレンタカーでヨルダンを北上。南下してきたデザートハイウェイではなく、死海に沿って走るデッドシー・ハイウェイを使います。

 


リトル・ペトラからデッドシー・ハイウェイに出るには 「ナムラロード」 という山道を通らなくてはいけなくて、でもそこは事前のリサーチで 「初心者は通らないほうがいい!」 って書いてあった道なんですよ。

 

なのでルートを迷っていたのですが… キャンプのおじさんに聞いたら 「むかしは舗装されてなかったから危なかったけど今は大丈夫だよ。景色もいいし、死海にいくならいちばんの近道だよ」 と言われたので、思い切ってナムラロードを通ってみました。

 

カーブやアップダウンは激しかったけど、たしかに景色は最高!

結果としては問題なく走れました。

 

 

 

 

ちなみに、今回のドライブではカーナビを使わず道案内はすべてGoogle Mapを利用しました。オフラインで使えるように、地図データはすべて日本にいるあいだに事前にダウンロードしておき、機内モードでGPSだけ使ってナビとして使用。

 


事前のブログ記事での情報収集ではヨルダンは電波事情がとても悪い印象をうけていたのですが、GPSは正確で、ナビとしてはまったく不自由なかったです。

 

 

山道は下りが増えて、徐々に標高を下げていきます。

死海は標高がマイナス(海面より低い場所にある!)なので、ペットボトルがベコベコになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

見えてきたのは、白い湖岸。

死海南部では塩が結晶化していて、死海のほとりが真っ白に見えるんです。

 

 

 

 

北上しながら、ビーチに出れる場所を探しました。

 

 

 

 

満潮になると水が上がってくるのであろう場所は塩の結晶で真っ白。

 

 


砂まじりで汚れてはいるけど、塩だー。

 

 

12月でも浮遊体験をするために水に入る人たちが。

寒がり + 海が嫌い(ベタベタする塩水が嫌い)なわたしは 絶対嫌! なので見るだけ。ただ、入ってしまえば水の中にいるうちはそれほど寒くないそうですよ。

 


 

死海あるあるの、両手両足を上げてプカプカ浮いている人の姿。

塩分が高いからか、指先がすごい速さでしわしわになるそうな。

 

 


水をなめてみたけれど、しょっぱいを通り越してめちゃくちゃ苦くてマズい。

なめた瞬間に体全体で嫌悪感みたいなものを感じてビックリした・・・!

 

 

実は浮遊体験自体は、日本でむかしやったことがあって。

 

リゾートホテルのスパで、死海と同じ濃度の塩水に浮いて 「リラックス体験」 みたいな感じだったのですが、「浮くといえば浮くけど、意識して浮こうとしないと浮かない。劇的に浮く!楽しい!って感じではないな・・・」 って思った記憶があります。

 

実際、死海も同じだったようです。

 

 

泳いだ後は有料で真水のシャワーが浴びられるけれど、お湯なんか出ないので 12月の吹きさらしの場所で水のシャワーです。

 

わたしは 「Thanks, but no thanks」 だったけど、そのあたり大丈夫な方たちは、男女問わず冬の死海体験楽しんでいましたよ!

 

…というか、本気でちゃんと楽しみたい場合は死海沿いに建っているリゾートホテルに一泊すれば、死海の泥エステもできるし、あたたかい温水シャワーもあるしまったく快適に楽しめます!