* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ35カ国、世界62か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2008年1月から3月にかけての2か月間、そして 2009年 2月から3月にかけての 5週間の旅をきっかけに立ち上げて、旅をするたびに更新してきた 世界 63の国と地域を旅した旅行記です。

最近は車で回ることも増えましたが、鉄道旅が大好き。
ヨーロッパやアジア各国の鉄道はもちろん、氷河急行、シベリア鉄道、チベットに向かう青蔵鉄道、ロシアのレッドアロー号、バルト海を鉄道ごと船で渡る渡り鳥ライン、カリフォルニアのワイントレイン、アメリカのアムトラック、イギリスの保存鉄道などたくさんの鉄道に乗ってきました。



© ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 2007


2026年 2月。

エジプト 7日目。

 

今日はツアー会社のプライベートツアーを利用して、2つの遺跡を観光しながらルクソールに向かいます。

 

アスワンとも今日でお別れ。

 

 

 

アスワンにドライバーさんが迎えに来てくれて、最初の遺跡でガイドさんが合流。次の遺跡を経て、ルクソールのホテルまで送ってもらう予定です。

 

 

なお… 今回のドライバーやガイドについてはいろいろと問題があった のですが、それは次の日記で書かせてもらうとして、まずは回った2つの遺跡について紹介します。

 

遺跡自体はとても素晴らしかったので!

 

 

 

最初に立ち寄ったのは コム・オンボ神殿 Kom Ombo

 

 

 

紀元前 300年くらいに建てられた(比較的)新しめの神殿で、中央の柱列エリアを中心として左右それぞれに別の神様を祀っている「二重神殿」という珍しい構造になっています。

 

 

 

神殿は半分ずつ、向かって左はハヤブサの神ホルスに、右はワニの神セベクに捧げられ、中庭などの共有スペース」では両方の神様を祀っています。

 

一番左がホルス神、真ん中右寄りに描かれているのがセベク神の姿。

 

 


ナイルの氾濫や地震で崩れたり、別の建築物のための石材として一部持ち去られたり、原始キリスト教であるコプト教会の信者により破壊されたりしてきましたが、19世紀に修復されて今の姿になったようです。

 

 

 

神殿の庭には「ナイルメーター」と呼ばれる井戸がありました。ナイル川がたびたび氾濫するエジプトでは、川の近くに井戸を掘って水位で川の氾濫を予測していたとか。

 

 

 

覗いてみると、結構深い。

 

 

この「ナイルメーター」はエジプト各地にあるようです。

 

 

 

さて、ここコム・オンボには「クロコダイル博物館」なるものも併設されています。

 

 

 

迎えてくれるのは、アスワン近辺で発見されたというワニのミイラ。

 

 

 

神殿で神様として祀られるくらい、ナイルにはきっとワニがたくさんいたのでしょう。すごく小さな博物館ですが、人々がこうしてワニを神様として祀った、その当時のことをちょっと想像できた気がしました。

 

 

 

再び車に戻って、移動。

 

 

 

体調が悪く食欲がなかったこの日、昼食にしたのはこのウェハース。エジプト人はウェハースが大好きで、お店にはものすごい種類のウェハースが並んでいました。

 

 

のどが痛いので口の中で溶かして飲みこむ… つらい。

 

 

 

そんななか到着したのは、わたしがこの日ものすごく楽しみにしてきた エドフ神殿 Edfu です!

 

 

 

ハヤブサの神様であり、一方でイシスとオシリスの息子でもある ホルス神 を祀る神殿です。

 

 

2つのホルス神はもともとは単に同じ名前の別人だったのが、のちに同一視されるようになりました。神様あるある。

 

 

すごく偉大な神様なのでエジプト各地に祀られているのですが、このエドフにあるホルス神殿が一番有名なのです。

 

そして、わたしは、ここにある美しいホルスの彫像たちを見るのをとても楽しみにしてきました!!

 

 

 

 

ぐうう、かわいい。

 

みんなキリっとしていてすごく可愛いです。

 

 

 

この神殿は内部もすごく美しくて、壁中に彫刻や絵がきれいに残っていました。

 

 

ホルス神が人の姿をとるときは、顔はハヤブサ、身体は人間で描かれます。

 

 

この神殿、保存状態がとても良いのですが、その理由が、砂の蓄積とナイルの氾濫で神殿が土砂に埋もれて何世紀ものあいだ地下12m に埋まっていたからなのだそうです。

 

 

 

19世紀に発掘、発見されるまで、こんなに大きな神殿がすっぽり土砂の下にあったんですね。

 

 

 

奥の壁に掘られていた名前。

 

 

いるよな、観光地で名前掘っちゃうヤツ… と思ってよく見ると、西暦 1857年!

 

落書きにしては歴史が古すぎる。

発掘調査をしていたメンバーの名前かもしれません。

 

 

 

遺跡を見終えたら、あとはルクソールに移動するだけ。

 

ルクソールでは、ほぼ1日一緒だったガイドとドライバーにお礼を言って、チップを渡して、笑顔でツアーを終了しました。

 

 

そして…

車が去ったあと、今日の記憶が上書きされることになります。