オークランド観光 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2018年 1月 9日。

 

昨夜到着したオークランド。今日は快晴です。

 

今日は移動もなくのんびりと街歩きの予定なので、少し余裕があります。午前中はランドリールームで洗濯をして、いちど荷物を整理しておきました。


昼前にホテルを出たら、町の中心の 「クイーンストリート Queen Street」 へ。

オークランド市役所やシアター、ホールなどが集まるアオテア・スクエアから、大通りを港に向かって歩いていくことにしました。

 

 

 

 

(この日はちょうど、イギリスのグラフィティアーティスト 「バンクシー」 の展覧会をやっていたので、それを見てから街歩き開始)。


クイーンストリートの雰囲気は東京でいうなら、うーん、新宿?

大型デパートやチェーン店のショップが大通りに面してバンバーンとある感じ。

 

途中で左に曲がると、オークランドの町のシンボル 「スカイタワー」 の真下に出ました。

 

 

このタワーでは、なんと街を見下ろして飛ぶバンジージャンプも体験できます。

 

 

ほかの街もそうでしたが、オークランドでもショッピングアーケードには屋根がかかっているのですね。

 

 

 

港付近の 「ブリトマート Britomart」 駅に到着しました。

残念ながらニュージーランドでは鉄道を利用することがなかったなぁ。

 

 

 

 

再開発地区のブリトマートは、面白いショップがあるというので覗きながらぷらぷら歩いてみました。芝の上にビーズクッションが置かれたエリアが。気持ち良い!

 

 

 

 

近くのセレクトショップでお土産を買ったりしつつ、通りがかりのパブ 「ザ・シェイクスピア The Shakespeare」 でランチを食べることにしました。このパブ、ちょっと目を引くかんじで美しくて。

 

 

 

 

内装も素敵!だったのですが、もっと素敵だったのは、こちら、オークランド最古のブリュワリーパブでした!カウンターの後ろに小さな醸造設備があって、実際にここでビールを作っているんだそう。(中を見学させてくれました)。

 

 

 

通りがかりに気になって偶然入ったパブだけど、思った以上に当たりだったな。ランチをリーズナブルな価格($10~)で出しているのも素敵!でした (笑)


ランチのあとは、一本奥にはいった細い通りを歩いてみます。だいたい、オシャレなお店って裏通りにあるものですし。実際、こっちのほうが歩いていて全然楽しかった。

 

 

 

 

ハイストリートでみつけたカワイイ雑貨店。いろんな布で作ったハンドメイドの鳥の置物をひとつお買い上げ。アクセサリーなどもあって可愛かったです。

 

 



それにしても、町を歩いていて感じたのは、オークランドって本当に移民の町なんだなということ。歩いている人の人種もそうなんだけど、ぱっと見ただけでも、町の飲食店がね、本当にバラエティ豊かなんです。

(フードコートにレバノン料理とか、普通ないじゃない?)

 

 

 


中華、インド料理、トルコ料理から、ドイツのプレッツェルや北海道のチーズケーキ専門店。大学町でもあるオークランドには、移民に加えて多くの留学生も住んでいます。インドや中国、韓国などアジア人もすごく多い印象でした。

 

日本食レストラン(寿司屋、ラーメン屋など)を見かけるのも、とにかくすごい頻度。比較的和食店の多いロンドンより多いと思います。

 

 


正統派というよりはニュージーランド向けにアレンジされているものも多く、日本人的には 「ちょっとヘン」 なものもあったんだけど、もしかしたらそれこそが食文化として現地で根付いている証拠かもしれない。

 

 

さて、一通りオークランドの中心部を歩いたら、オークランドを循環するバスに乗って、おしゃれなショップやカフェが多いという 「ポンソビー Ponsonby」 という地区に行ってみることに。

 

利用したのはグリーンラインのバス。ブリトマートから乗車し、ポンソビーロードまで $3.5 でした。乗車時に支払います。

 





 

 

 
ポンソンビーからはスカイタワーがきれいに見えました。

いろんなお店を覗きながらぶらぶら歩き、ポンソビー・セントラル というフードコートの自然食品店でスムージーを購入(すごいおいしかった!!)。そのあと、パブで地ビールを一杯。

 

 

 

 


ここは、ニューヨークで流行っているチェルシーマーケットスタイルのフードコートで、いろんなタイプのレストランやバーがギュっと軒を連ねています。

 

ちょっと古めかしいスタイルの床屋さんも入っていて、素敵でした。


そろそろ、陽が落ちます。このあとは中心部まで歩いて戻り(20分くらい)、ハイストリートに戻って食事することに。

 

適当にプラプラあるいて、良さそうなお店をいくつかチェック。

 

そのなかで、内装が良い感じにクラシックで、通りに出ているテーブルで気持ち良くビールの飲めそうなベルギー料理店 「ザ・オキシデンタル The Occidental」 をチョイスしました。

 

グリルドベジタブルと、ムール貝のスチームポット(蒸したもの)をオーダー。

 

 


出てきてみてビックリしたのですが、ニュージーランドのムール、大きいんですね!度肝を抜かれました。ベルギーやフランス、イギリスで食べていたものとは全然ちがいます。(あとで調べたらグリーン・マッスルというニュージーランドならではの種なんだそう)。

 

肉厚で食べごたえはあるのですが、若干大味というか、ムールのあのクリーミーな感じがちょっと足りない感じ?このムール、スチームポットより、グリルのほうが向いてるかも。

 

…と思っていたら、あとで知ったのですが、ラムやサーモンと並んでニュージーランドのムール貝は有名で、ニュージーランド名物は 「ムール貝のグリル」 だったそう。

 

そっちだったかーー!

 

でも、お店の雰囲気もスタッフさんの対応もよく、オークランドの最後の夜を楽しくすごせました。今日はよく歩き、よく(ビールを)飲んだ日だった。


そして。

 

ついさっき気づいたのですが、ビールを飲んだパブ 「シェイクスピア」 も、ムール貝の 「オキシデンタル」 も、どちらも 「地球の歩き方」 に載っているのでした。

 

たまたま見つけた良いお店、だと思ってたけどそもそも広く紹介されていたかー!(さらにいうと鳥の雑貨を買ったお店も出ていました)。