2013年 1月 31日。 レイキャヴィクでの年越しをもくろんでやってきた、アイスランド。 とうとう、大晦日の夜がやってきました! 一緒に旅した友人たちと、チェコビールで乾杯!
適切なサイズのお椀がなかったので、シリアルボウルで無理やりだけど、それでもいいのだ。
大荷物の隙間にぎゅうぎゅう詰めて持ってきたおそば。 遠いアイスランドの小さなアパートメントの一室で、ここだけ日本が主張してる。
荷物になると思って迷ったけど、持ってきて良かった! おそばを食べながら大晦日のテレビを見て(アイスランドのテレビなのでよくわからないんだけど)、大晦日特有のなかなか時間が進まない感じを味わったら、11時すぎに防寒しておでかけ。 レイキャヴィクのニューイヤーは、町中で花火があがるので有名です。 それも、イベントとしてオーガナイズされた花火ではなく、街の人たちが勝手に花火をあげるんです。 なので、本当に、町中いたるところで花火が上がり続けるんだそう。 その様子を見るために、ハットルグリムス教会の裏手にやってきました。 花火はすでに絶好調! 遠目には、まるで(不謹慎だけど)空襲で街が焼けているように見えるほど。
すぐ近くでも花火があがっているので、耳をつんざく、すごい音が響いてます。
教会のまわりはお祭り騒ぎ。 こんなにたくさんの花火をみるのは、日本の花火大会でも無理かもしれない。
実は。ここでは書いてはいなかったけれど、到着した日からすでに花火は時々上がっていたんですよね。大晦日を待ちきれずに先にあげてしまう人がいるんだと思うのですが。 時々、パンパンパンパン!と、まるで銃を連射するような音が聞こえてギョッとしたものでした。 ヒュー!ヒュー!という花火が空中にあがる音がそれに続いて、最後にパーン!と空中で弾けます。 それが、一発ずつではなく連発されるので、ものすごい破裂音がしばらく続くことになります。
アパートメントの目の前の通りでも前日に上がったのですが、破裂音で窓ガラスが割れるんじゃないかと心配になるくらいうるさかった! これがレイキャヴィクのお正月なわけですねー。 日本の、ゴーン っていう静かなお正月とはずいぶん様子が違います。
ニューイヤーにはパーティを開いて大騒ぎする、というのもアイスランド流らしい。 ということで、地元の友人宅にお招きされて、10人ほどのパーティに参加してみました。
彼らはすでに、花火の前から着席のディナーパーティをしていたようなのですが、わたしたちは、年明けからの参加。みんな酔っぱらって、リビングで音楽をかけて踊りまくりです。 山で狩りをしてしとめてきたという(写真もみせてもらった)トナカイのお料理、残り物をキッチンでご相伴にあずかりました。トナカイの肉は固くて癖があるのではと思っていたけれど、料理の腕なのか、もともとそうなのか、すんごく柔らかくて本当に美味しかった! 最後は、深夜にみんなでパブに繰り出して、そこでまたビール!ワイン!ウィスキー!
わたしと友人は途中でみなさんにお礼とあいさつをして、アパートに戻って、コーヒーを片手に、アメリカで年が明ける様子なんかを、テレビの生中継でぼんやりと眺めたりしていました。 で。実はこのパーティで、iPhoneをトイレに落としてしまったのです。 とにかく、生きているうちにとクラウド保存でデータのバックアップはとったものの、状態は不安定で、カーッと熱を持ったり、急にしゃべりだしたり(なぜか音声ガイドが突然起動する)みるからに瀕死の危篤状態。 その後もかなりハラハラさせてくれたのでした。 それにしても、友人が一緒だったから良いものの、旅先で携帯が死ぬととてもとても不安。
いまや、航空券やホテル、各種連絡先や旅先のメモなど、すべて携帯ですませてしまうけど、「これだけは」っていう情報はちゃんと別に持っていかないとなぁと思いました。 各種予約まわりは、必ずプリントアウトして持参。 その他、大事な情報は手帳にも控えておくとかね。 ___________________________________ ヨーロッパ 旅行 アイスランド レイキャビク レイキャビーク レイキャヴィク ニューイヤー 花火 パーティ
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