2013年 12月 30日。 氷河でのダイビングを満喫した後は、オーロラツアーへ! アイスランドはオーロラ観測で有名な場所ではありませんが、首都にいながらオーロラを見ることのできる場所。しかも、気温があまり下がらないので、大げさな厚着もいりません。…ただ、緯度が高い割に気温が下がらないのは暖流のおかげなので、海が近いレイキャヴィックは雲が出やすく、オーロラチャンスは天候に左右されます。 実は、今回も、到着してから毎日のようにオーロラツアーに参加申し込みをしていたのですが、悪天候のためキャンセル(ツアー不催行)だったのです。 いよいよ催行!ということで、観光客たちの期待値はマックス! 中心部を離れたバスは、周りに何もない、明かりの少ない場所へ。
目を慣れさせるためなのか、店内はとても薄暗い。
ここで、ワッフルを食べたり、コーヒーを飲んだり、トイレに行ったりして準備。 さて、そろそろ、外でオーロラを待つことにしましょう。 でも、無理やりツアーが出たとはいえ、今日も曇りがちで、あまり良いコンディションではありません。「どうせダメだろうなぁ」という気持ちもありつつ。 もしもオーロラが見れなければ、無料で再度ツアーに参加できます。だけど、短いアイスランド滞在の中でオーロラに割けるチャンスは多くないので、やっぱり今日見たい! 遠くに緑色の光が見えるというので目を凝らすのですが…
肉眼でみると、上の写真のような感じ。
感度を高くしたカメラの目を通すと、こんな風。
たしかに、雲の間に緑が見える。 だけど、肉眼で見えなければ、やっぱり、見えたとは言えないです。
そんなわけで、バスが場所を変えます。 しばらく移動して、小高い丘の上に上ってみました。 カメラの目で見ると、こんな感じ。さっきよりは雰囲気を感じるけど、でもまだこんなもん。
一同はあきらめ気味で、またバスへ。
レイキャヴィクへの移動中に、後ろの客たちが騒ぎ出しました。 「Stop the Bus! (バスを止めて!)」 窓の外に、オーロラが見えるというのです。急きょ、近くの空き地に止まるバス。 わたしも、半信半疑で降りてみました。 たしかに… さっきまでよりは、オーロラが層になって見えるかも!?
魚眼レンズで見てみると、緑の線が結構ながーーーくたなびいていました。 さらに、太い線の向こうにはさらに、ひらひらとカーテンの裾のような、緑の光が。
かなり明るめにしているので、実際の空はもっと暗い。 肉眼では、ぼんやりと緑が見えるか見えないか… といったくらいでした。 残念。だけど、とはいえ、ちょっと見れたかも!という満足感もあったりしつつ。
さて、明日はレイキャヴィックの町をぶらぶら街歩き。 そしていよいよ、ニューイヤーを迎えます!
オーロラの写真を撮るには、ISO感度をあげて(あげすぎると画質があれるのでギリギリのところまで)、絞りを最小値に絞ります。さらに、明るさ補正で明るさを上げておくとベター。 シャッタースピードが遅く、露光時間が長くなるので、三脚がないとブレブレになってしまいます。三脚がない場合は、近くにある塀などを利用して、なるべく動かさないようにして撮影!
でも、せっかくオーロラを見に行くのであれば、簡単なものでも良いので三脚があったほうがいいです。 撮影に使ったカメラは こちら 。
現地ツアー 「オーロラツアー」 25 ポンド ワッフル 600 ISK コーヒー 400 ISK 水 400 ISK
※ 1 ISK (アイスランドクローネ) = 約 0.9 円 ___________________________________ ヨーロッパ 旅行 アイスランド レイキャビク レイキャビーク レイキャヴィク オーロラ バスツアー |