2011年 5月 3日。
ランチを食べてセルギエフ・ポサードを後にし、ローカル鉄道に乗ってモスクワに戻ってきました。
そこから地下鉄で移動して、ビブリオチェーカ・イーメニ・レーニナ駅へ。
駅の真上にはロシア国立図書館があって、プーシキン像が飾られていました。
目の前はクレムリンです。
そこから歩いてプーシキン記念美術館へ。こちらが本館。
なのですが、今回訪れたのは、19世紀以降のヨーロッパ絵画を扱う別館の 「ヨーロッパコレクション部」 です。
ここには近代ヨーロッパの有名な画家たちの作品がてんこ盛り。
モネ (連作 「ルーアン大聖堂」 のうち 2枚)もあったし、
ルノアールにもあり、ゴッホにムンク、シャガール、セザンヌ、ドガ、ルソー、ピカソにデ・キリコ。
とにかく、各ジャンルの名作が目白押し。収蔵作品数は、本館・別館を合わせれば、エルミタージュ美術館に次ぐ 世界2位なんだそうです。
わたしの好きなマティスも、「マティスの部屋」 という部屋一面に。
いやあそれにしても、ロシアでは、これでもかというくらいたくさんの美しい美術品を見ました。
モスクワでも、サンクト・ペテルブルグでも。 まるで空気を吸うように。
さて、今日はこれからどうしようかな…
時間があるので、ずっと行ってみたかったとある場所へ行ってみようかな、と、急に思い立って地下鉄に飛び乗りました。キエフ駅まで向かいます。
駅構内の内装が豪華なことで有名なモスクワの地下鉄。
そうそう、それから、モスクワの地下鉄は、エスカレーターがながーーいことでも有名なんだって。
同じくエスカレーターが長いロンドンの地下鉄に乗りなれているわたしですが、先が見えないエスカレーター (写真下) に乗ったときは、「長いなぁ!」 とビックリしました。
かなり地下深くに線路が引かれているんですね。
地下鉄そのものは、外観は青ねずみ色でレトロなのですが、中はモダンでした。
さて!地下鉄で移動したキエフ駅から歩いて向かったのは、猫のサーカスで有名な、クラチョフ猫劇場!
もう 10年以上前に見たロシア映画 「こねこ」 に出てきた猫のサーカスが印象的だったので、実際に見てみたかったんです。
世界でひとつしかない猫のサーカスで、公演回数が少ないので、この日は公演はありませんでした。ガーン! 見れなくて残念。
公演日を事前に調べておけよ!って感じですけど、わたしの滞在中は公演がなかったので、どのみち見られなかった。
今日はずっと天気が微妙でしたが、駅に向かっていると、パラパラと雨が。
そこで、近くにあったマクドナルドに入って雨宿り、兼、夕ご飯にしてしまいました。
1ヶ国 1マック のチャレンジ、これでロシアも終了です (笑)。
日本に 10年遅れて、共産圏で初めて出店されたモスクワのマクドナルド。いまはすっかり街に馴染んでいます。大きなデパートにはアメリカやヨーロッパのブランド品があふれているし、ロシアもいまは普通のヨーロッパなんだよなぁ。
窓の外では、雨が強くなってきました。
しばらく待っていたけど一向にやみそうにないので、持っていた折りたたみの傘を手に、ホテルに戻ることに。
今日もたくさん歩き回って、ホテルに着いたときには、クッタクタ!
顔を洗ったら、倒れこむようにベッドに入って就寝でした。
Basilica Hostel
シングルルーム (バス・トイレ共用) 1,800 Rub
地下鉄 1回乗車 28 Rub × 3回 (モスクワ地下鉄)
プーシキン美術館 ヨーロッパコレクション 入場料 300 Rub (プーシキン美術館)
マクドナルド 「ビッグ・ティスティ セット」 259 Rub (マクドナルド)
※ 1 ルーブル = 約 3 円
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