2009年 3月 7日。
昨日は疲労のピークで朝、どうしても体が起きてくれませんでしたが、今日はなんとか起きだして、ホテルで朝食を。
昨日早めにベッドに入って しっかり睡眠を取ったからか、今日はだいぶ体がラクです。 今日は、ドイツのなかでも特に楽しみにしてきたニュルンベルク。 中世の面影を残す、いまも城壁に囲まれた美しい町です。
しかし戦後には中世の町並みが復元され、町は再生を遂げました。 「ニュルンベルク裁判」 の舞台としても有名ですね。 朝から少し雪が降ったりしていて天気はあまりよくないけれど。
門からほど近い場所に泊まっていたので、ここから旧市街の中心に向かって歩いて行きます。
ゴシックの聖ローレンツ教会。
広場にはプレッツェル売り場があります。
町を流れるペグニッツ川を越えていきます。
フラウエン教会 (聖母教会) の前の広場では、マーケットが立っていました。
教会の時計の下には グロッケンシュピール (からくり人形) が。 残念ながら、動いているところは見られなかったのですが。
チーズのお店に、焼き甘栗のお店。
広場の一角にある、「美しの泉」 と呼ばれる黄金の泉。 (泉、というのは、スイスやオーストリア、ドイツなどドイツ語圏によく見られる、町にある塔のついた小さな噴水のようなもの)。
本当に小さな輪っかなので、探すのにちょっと苦労するかも? さて、そのまま町を北に向かって歩いて行き、カイザーブルクと呼ばれるお城に向かいます。 この城は、この地域がローマに支配されていた時代、ローマ皇帝の居城として使われていたもの。
さて、このお城の見どころのひとつ、右下の扉の向こうにある深さ 60m の深井戸 (1時間おきのガイドツアーのみなので、チケット売り場で時間をチェック) を見学。 ガイドさんが深井戸に実際に水を落としてくれるのですが、なかなか水面に届く音がしないので面白いです。
そして、大好きな 「高いところ」、ジンヴェルの塔へ。 (この旅でもかなりたくさん、高いところへ上ったものです)
広場の一角に建つ建物は、「デューラーハウス」 と呼ばれる、画家デューラーの住んでいた家。
デューラーの有名な 「うさぎ」 の絵にちなんでか、広場には奇妙なうさぎの銅像が。
今も城壁に囲まれているニュルンベルクの町。 広場の脇からは、こんなトンネルが伸びていて、町の城壁の外に出られました。中世の街の城壁っていまだになんだかワクワクしますね。
さて、広場から再び旧市街の中心部のほうへ歩いて行きます。 町に設置してあった、旧市街の模型。
細い石畳の通りをバスが走って行く様子は、なんだか不思議な感じがしました。そういえば、旧市街内は交通規制が敷かれているのか、あんまり車が走っていません。
なんだろうと思って近づいてみたところ、どうやら、ホットドッグのお店のようです。 胃が痛むので本当は食べないほうが良かったんだけど、「ドイツにいるんだから、ソーセージを食べるのは義務のようなもの!」 と、ニュルンベルクソーセージのホットドッグ、食べてきました。
さて、そろそろタイム・オーバー。 この町はペグニッツ川にかかるたくさんの橋 (中には屋根付きの木製の橋なども) がとても美しいのですが、それをひとつひとつ見て回る時間がなかったのが残念。
でも、とても美しい、歩いていて楽しい町でした。 荷物をピックアップして、ケーニヒ門のすぐ脇にあるスロープから、駅へ。
今日はこれから、バイエルン地方の中心都市、ミュンヘンに向かいます。 ニュルンベルクからは、列車で 1時間。 あっという間です。
ニュルンベルク Nuernberg 14.23 - (1h)
「George's Scecret Key to the Universe」 Stephen Hawking & Lucy Hawking Corgi
ポストカードとお土産 € 5 お土産 € 14 カイザーブルク 井戸と塔 € 3 (見学料) ホットドッグ € 2.2 ニュルンベルク = ミュンヘン間の列車運賃 : ジャーマン・オーストリア・レールパス利用
※ € 1 (ユーロ) = 約 119 円
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