ドイツ、ニュルンベルク旧市街 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2009年 3月 7日。

 

昨日は疲労のピークで朝、どうしても体が起きてくれませんでしたが、今日はなんとか起きだして、ホテルで朝食を。

 

 

 

昨日早めにベッドに入って しっかり睡眠を取ったからか、今日はだいぶ体がラクです。

 

今日は、ドイツのなかでも特に楽しみにしてきたニュルンベルク。

中世の面影を残す、いまも城壁に囲まれた美しい町です。

 


でも、実はここもドレスデン同様、第二次大戦で壊滅的な被害を受けた町なんです。あまりの被害の大きさに、一時は町を放棄して別の場所に新たに町を築くことが検討されたほどだそう。

 

しかし戦後には中世の町並みが復元され、町は再生を遂げました。

「ニュルンベルク裁判」 の舞台としても有名ですね。

 

朝から少し雪が降ったりしていて天気はあまりよくないけれど。

 


町歩きの始まりは、町の入口のケーニヒ門から。

 

 

門からほど近い場所に泊まっていたので、ここから旧市街の中心に向かって歩いて行きます。

 

 

 

ゴシックの聖ローレンツ教会。

 

 

 

広場にはプレッツェル売り場があります。

 

 

 
 

 


町を流れるペグニッツ川を越えていきます。

 


フラウエン教会 (聖母教会) の前の広場では、マーケットが立っていました。

 

 

教会の時計の下には グロッケンシュピール (からくり人形) が。

残念ながら、動いているところは見られなかったのですが。

 

 

チーズのお店に、焼き甘栗のお店。

 

 

 

 

広場の一角にある、「美しの泉」 と呼ばれる黄金の泉。

(泉、というのは、スイスやオーストリア、ドイツなどドイツ語圏によく見られる、町にある塔のついた小さな噴水のようなもの)。

 



この泉の柵についている金色の輪を 3回まわす間に願い事をして、人に打ち明けなければ叶うんだそうです。

 

 

本当に小さな輪っかなので、探すのにちょっと苦労するかも?


さて、そのまま町を北に向かって歩いて行き、カイザーブルクと呼ばれるお城に向かいます。

 

この城は、この地域がローマに支配されていた時代、ローマ皇帝の居城として使われていたもの。

 

 

 

さて、このお城の見どころのひとつ、右下の扉の向こうにある深さ 60m の深井戸 (1時間おきのガイドツアーのみなので、チケット売り場で時間をチェック) を見学。

 

ガイドさんが深井戸に実際に水を落としてくれるのですが、なかなか水面に届く音がしないので面白いです。

 

 

そして、大好きな 「高いところ」、ジンヴェルの塔へ。

(この旅でもかなりたくさん、高いところへ上ったものです)

 

 

 
 
 


高台のお城の様子と、市街が一望!

 


お城の見学を終え、坂を下ると、ちいさな広場に出ました。

広場の一角に建つ建物は、「デューラーハウス」 と呼ばれる、画家デューラーの住んでいた家。

 

 
 

 

デューラーの有名な 「うさぎ」 の絵にちなんでか、広場には奇妙なうさぎの銅像が。

 


 

 

今も城壁に囲まれているニュルンベルクの町。

広場の脇からは、こんなトンネルが伸びていて、町の城壁の外に出られました。中世の街の城壁っていまだになんだかワクワクしますね。

 

 

 

 

さて、広場から再び旧市街の中心部のほうへ歩いて行きます。

町に設置してあった、旧市街の模型。

 


細い石畳の通りをバスが走って行く様子は、なんだか不思議な感じがしました。そういえば、旧市街内は交通規制が敷かれているのか、あんまり車が走っていません。

 

 


大通りに、なにやら行列のできている屋台を発見。

 

 

なんだろうと思って近づいてみたところ、どうやら、ホットドッグのお店のようです。

 

胃が痛むので本当は食べないほうが良かったんだけど、「ドイツにいるんだから、ソーセージを食べるのは義務のようなもの!」 と、ニュルンベルクソーセージのホットドッグ、食べてきました。

 


美味しかったんだけど、食べる前から痛んでいた胃が悲鳴をあげて、キリキリと猛烈に痛みました。(あとで荷物を取りに行ったら、胃薬を飲まなくては)。

 

 

さて、そろそろタイム・オーバー。

 

この町はペグニッツ川にかかるたくさんの橋 (中には屋根付きの木製の橋なども) がとても美しいのですが、それをひとつひとつ見て回る時間がなかったのが残念。

 

 

 

でも、とても美しい、歩いていて楽しい町でした。

 

荷物をピックアップして、ケーニヒ門のすぐ脇にあるスロープから、駅へ。

 

 

 
 

 

今日はこれから、バイエルン地方の中心都市、ミュンヘンに向かいます。

ニュルンベルクからは、列車で 1時間。 あっという間です。

 

 


 

ニュルンベルク Nuernberg 14.23 - (1h)
DB ドイツ国鉄



 

 

「George's Scecret Key to the Universe」

Stephen Hawking & Lucy Hawking

Corgi

 

 


 

ポストカードとお土産 € 5

お土産 € 14

カイザーブルク 井戸と塔 € 3 (見学料)

ホットドッグ € 2.2

ニュルンベルク = ミュンヘン間の列車運賃 : ジャーマン・オーストリア・レールパス利用

 

※ € 1 (ユーロ) = 約 119 円

 

 

___________________________________

ヨーロッパ 周遊 旅行 鉄道 一人旅 ドイツ ニュルンベルク 旧市街 城 バイエルン