ベルリンの壁、そしてドレスデンへ | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2009年 3月 5日。

 

今日は、ベルリン最終日。

早いものだなぁ! あっという間です。

 

昨日遅くまでおしゃべりしていて、朝寝坊。ホテルの朝食を食べ損ねたので、近くのベーカリーでコーヒーとパンを購入しました。オーストリア同様、ドイツのパン屋さんも、どちらかというと甘めの菓子パン風のものが主流。

 

 

 

さて、美術館、博物館の宝庫ベルリンで、最後に選んだのは…

 

おもに 19世紀の印象派絵画などを扱う 「Alte Nationalgalerie 旧国立美術館」 でも、世界遺産にも登録されている壮麗なバロック建築の 「Schloss Charlottenburg シャルロッテンブルク城 」 でもなく…

 

実は、「Museum für Naturkunde 自然史博物館」 でした!

 

フンボルト大学の付属博物館である同館には、ブラキオサウルスの世界最大の化石 (骨格標本) があるんです!

 

 

 

なかなかの大迫力でしょ!?

 

 

 


さすが世界最大の骨格標本。ギネスの認定書も展示されていました。

このほかにも、各種化石や標本類などを見て回って、けっこう楽しめましたよ!


博物館を出たら、ランチへ。


ホテルの近くにあった、ベルリン料理の店と銘打っている小さなお店に行ってみました。

 

わたしが取ったのは、ハンバーグのような肉料理と、”ハンドチーズ” のプレート。

 

 

ハンドチーズって初めて聞いたんだけど、ドイツのチーズで、ものすごく脂肪分の少ないチーズなんだって。見た目は、ゆでたじゃがいものようです。

 

へぇー、こういうのは初めて食べました。もーのすごく淡泊なチーズです。



 

食事を終えたら、ホテルで荷物をピックアップして、地下鉄で ベルリン・オスト (東) 駅へ移動。

 

この近くに、いまだ冷戦時代の壁をそのまま残している 「East Side Gallery イーストサイド・ギャラリー」 と呼ばれる一角があるのです。

 

 

 


ほんとうにほんとうに小さくだけど、「No More Wall 」 って書きこんで来ました。

 

× × × × ×

 

余談ですが。

 

ベルリンの歩行者用の信号、旧東側の地区では、こんなサインが出てきます。

写真ではちょっと見づらいかもしれませんが、帽子をかぶったおじさんなんですね。

 

 
 


これは 「Ampelmann アンペルマン (直訳すると信号マン) と呼ばれていて、旧東ドイツで使われていた信号のなごり。

 

東西統合後、西側にあわせて普通の信号に変えようとしたところ、旧東側の市民が 「アンペルマンを救う」 ためのキャンペーンを展開したんだそう。

 

今では、いろんなグッズになったりして、人気のお土産のひとつになっています。ネットでも買えるので、興味のある人はショップを覗いてみてください。

 

アンペルマン Ampelmann Shop

http://ampelmannshop.com/

 

× × × × ×

 

さて、楽しかった 3日間でしたが、ここで友人とはお別れ。

 

わたしは中央駅に戻ってドレスデンに向かい、友人は空港に向かってロンドンに戻ります。再会を約束して別れると、ふたたび、1人旅に。

 

中央駅に着いてみれば、乗るつもりだったドレスデン行きの列車がまさかの 50分遅延。

 

でも、なんとか別の列車を探して、30分遅れくらいでベルリンを出ました。

ドレスデンまでは 約 2時間の旅。

 

 


ポストカードを書いたり、本を読んだりしていたら、本当にあっという間。


ドレスデン中央駅からは、ホテルのある新市街まで、ひと駅分、列車を乗り換えます。ドレスデン・ノイスタット (新市街) 駅に着いたのは、19時半ごろ。

 

泊まったのは、「Hostel Louise 20 」 というホステルで、シングルルーム、バス・トイレはシェア。

 

 


ノイスタット駅から近くて、周りは飲食店の集まる通り。パブやバー、レストラン、ファーストフードショップ、ケバブ店などがたくさん集まっていました。

 

わたしの泊まった部屋は、ホステルの建物の外にある、別の建物の1フロア。

 

ほかの階はオフィスとか、普通の住宅なので、ちょっとだけ、”住んでる感” を味わえます。


一応、どこかで食事を、と思って外に出てみたんだけど、雨が降っていたり、なんだかひどく疲れているのに気づいたりして、結局、サンドウィッチや水のボトルなどを買って帰って、ホテルで食べたら、倒れるように眠ってしまいました。

 

 


 

 

Hostel Louise 20

http://www.louise20.de/

シングルルーム € 31 + リネン代 € 2.5

 

 


 

ベルリン Berlin 17.00 - 19.30 Dresden ドレスデン (2.5h)
DB ドイツ国鉄



 

 

「Geroge's Scecret Key to the Universe」

Stephen Hawking & Lucy Hawking

Corgi

 

 


 

自然史博物館 € 6 (入場料)

コーヒーとパン € 5 (ベーカリー)

ランチ € 15 (ベルリン)

水のボトル € 1.25 (ベルリン中央駅)

ベルリン = ドレスデン間の列車運賃 : ジャーマン・オーストリア・レールパス利用

夕食 € 10 (ドレスデン)

 

※ € 1 (ユーロ) = 約 119 円

 

 

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