2009年 3月 5日。
今日は、ベルリン最終日。 早いものだなぁ! あっという間です。 昨日遅くまでおしゃべりしていて、朝寝坊。ホテルの朝食を食べ損ねたので、近くのベーカリーでコーヒーとパンを購入しました。オーストリア同様、ドイツのパン屋さんも、どちらかというと甘めの菓子パン風のものが主流。
さて、美術館、博物館の宝庫ベルリンで、最後に選んだのは… おもに 19世紀の印象派絵画などを扱う 「Alte Nationalgalerie 旧国立美術館」 でも、世界遺産にも登録されている壮麗なバロック建築の 「Schloss Charlottenburg シャルロッテンブルク城 」 でもなく… 実は、「Museum für Naturkunde 自然史博物館」 でした! フンボルト大学の付属博物館である同館には、ブラキオサウルスの世界最大の化石 (骨格標本) があるんです!
なかなかの大迫力でしょ!?
このほかにも、各種化石や標本類などを見て回って、けっこう楽しめましたよ! 博物館を出たら、ランチへ。
わたしが取ったのは、ハンバーグのような肉料理と、”ハンドチーズ” のプレート。
ハンドチーズって初めて聞いたんだけど、ドイツのチーズで、ものすごく脂肪分の少ないチーズなんだって。見た目は、ゆでたじゃがいものようです。 へぇー、こういうのは初めて食べました。もーのすごく淡泊なチーズです。 食事を終えたら、ホテルで荷物をピックアップして、地下鉄で ベルリン・オスト (東) 駅へ移動。 この近くに、いまだ冷戦時代の壁をそのまま残している 「East Side Gallery イーストサイド・ギャラリー」 と呼ばれる一角があるのです。
× × × × × 余談ですが。
ベルリンの歩行者用の信号、旧東側の地区では、こんなサインが出てきます。 写真ではちょっと見づらいかもしれませんが、帽子をかぶったおじさんなんですね。
東西統合後、西側にあわせて普通の信号に変えようとしたところ、旧東側の市民が 「アンペルマンを救う」 ためのキャンペーンを展開したんだそう。 今では、いろんなグッズになったりして、人気のお土産のひとつになっています。ネットでも買えるので、興味のある人はショップを覗いてみてください。
× × × × × さて、楽しかった 3日間でしたが、ここで友人とはお別れ。
わたしは中央駅に戻ってドレスデンに向かい、友人は空港に向かってロンドンに戻ります。再会を約束して別れると、ふたたび、1人旅に。 中央駅に着いてみれば、乗るつもりだったドレスデン行きの列車がまさかの 50分遅延。 でも、なんとか別の列車を探して、30分遅れくらいでベルリンを出ました。 ドレスデンまでは 約 2時間の旅。
ドレスデン中央駅からは、ホテルのある新市街まで、ひと駅分、列車を乗り換えます。ドレスデン・ノイスタット (新市街) 駅に着いたのは、19時半ごろ。 泊まったのは、「Hostel Louise 20 」 というホステルで、シングルルーム、バス・トイレはシェア。
わたしの泊まった部屋は、ホステルの建物の外にある、別の建物の1フロア。 ほかの階はオフィスとか、普通の住宅なので、ちょっとだけ、”住んでる感” を味わえます。 一応、どこかで食事を、と思って外に出てみたんだけど、雨が降っていたり、なんだかひどく疲れているのに気づいたりして、結局、サンドウィッチや水のボトルなどを買って帰って、ホテルで食べたら、倒れるように眠ってしまいました。
Hostel Louise 20 シングルルーム € 31 + リネン代 € 2.5
ベルリン Berlin 17.00 - 19.30 Dresden ドレスデン (2.5h)
「Geroge's Scecret Key to the Universe」 Stephen Hawking & Lucy Hawking Corgi
自然史博物館 € 6 (入場料) コーヒーとパン € 5 (ベーカリー) ランチ € 15 (ベルリン) 水のボトル € 1.25 (ベルリン中央駅) ベルリン = ドレスデン間の列車運賃 : ジャーマン・オーストリア・レールパス利用 夕食 € 10 (ドレスデン)
※ € 1 (ユーロ) = 約 119 円
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