ストーンヘンジに行ってみた。 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

今回は、「ヨーロッパ鉄道の旅」 の番外編。

 

レンタカーで向かった、ロンドンからストーンヘンジへの小旅行です。

日本から遊びに来た友人と一緒に、ロンドンでレンタカーを借りて出かけた小旅行。

 

 

行きあたりばったりで、地図も持たずに出発した珍道中でした。

車は、格安航空会社の EasyJet がやっているレンタカー・サーヴィス、「 EasyCar 」 でレンタル。安いし、ネットで予約できて便利です。

 

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2004年 8月 3日。

ストーンヘンジ に車で行こうか。
あとは時間が許す限りで適当にドライブしてさぁ。

そんな軽いノリで始まった、南イギリス小旅行。

友人の運転する車でロンドンから一路、ストーンヘンジへ出発しました。


ところが、出発早々 豪雨に阻まれ、予想を大幅に上回る時間をロス。ロンドンの M4 (モーターウェイ) がひどい渋滞で、うんともすんとも動かないんだもの。

 

なんとか渋滞を抜けたときにはすでに、夕暮れ。

なんとロンドン郊外の Inn で1泊するハメに!

本当なら、もう ストーン・ヘンジ の近くの町、ソールズベリ についているはずだったのに。

 

 

1階が Pub、となりがタイ料理店というこの Inn では、当然のごとく、夕食にタイ料理を食べ、Pub でビールを飲んで就寝。


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2004年 8月 4日。

明けて翌日。朝から出発し、また西へ。
約2時間くらいで、ソールズベリ (Salisbury) に到着。

ソールズベリはストーンヘンジ観光の拠点になる町で、大聖堂で有名な町です。

 

 


夏だったので、町には観光用の馬車が走っていました。

 


天気の良い日で、川沿いの Pub が気持よかった。

 

 

 

ここでランチを食べて、ちょっとだけ、町を散策。

 

 

小さな町ですが、石造りの建物がかわいい。

 

 

町をぬけて、見えてきたのが、ソールズベリ大聖堂です。

 

 

町のいたるところから見える高い尖塔が印象的な大聖堂ですが、それもそのはず、イギリスで一番高い尖塔なんだそう。

 

そういえば、車でこの町に向かってくるあいだも、ずーっと、遠くに尖塔が見えていて、それで町の場所がわかったくらいなんでした。

 

内部を見学して、町を後にします。

 

Salisbury Cathedral

 

http://www.salisburycathedral.org.uk/


さて、いよいよ、この旅のメイン・イベント。

謎の巨石文明遺跡、 ストーンヘンジ (Stonehenge) に向かいます!

 

ソールズベリからは、本当に数十分。

高速道路の脇に突然ぽーんと現れるので、さすがに結構興奮しました。

道路をはさんだ駐車場に車をとめて、いざ、石とご対面!


じゃじゃん、ストーンヘンジ です!

 

 

 

 

以前は近くまで行って触ったりできていたんですが、石を削って持ち帰る人などが絶えないことから、保存目的のため、現在は遠くに張られたロープの外側から眺めることしかできません。

 

 

 

右は、昔はこんな感じだったらしい、という想像図だそうです。

(※ 友人が写りこんでいるところを影にしてあります。薄気味悪い写真でスイマセン…)。

ストーンヘンジ : http://www.stonehenge.co.uk/index.htm

入場料 £5.9 (当時。現在は £6.4 みたい)。

音声ガイドを借りられます。(日本語もあり)。

 


さて、ストーンヘンジを満喫したあとは、海沿いに出ようよ、ってことで、とくに目的地もなく南下。

 

サザンプトンの港で小休止して、乾杯。

 

 

ちなみに、イギリスでも飲酒運転はもちろん禁止なんですが、ビール 1パイント、ワイン 1杯くらいまでなら許容される、ということになっています。

(とはいえ、コーラを飲みましたよ、コーラを)。


そのあと、再び車に乗って、海辺の町、ブライトン (Brighton) へ。

駐車場つきの B&B を探して、車を止めて、やっと、ビールを飲みに出かけました。

⇒ 以前 ブライトン について書いた旅行記は こちら から。

 

海沿いのバーで飲むお酒はおいしかったです。


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2004年 8月 5日。


昼すぎにロンドンの EasyCar の事務所に車を返さないといけないのですが、朝、B&B の前に消防車が駐車していて、まったく車を出せないという事態に。

何をしているのか聞いてみたところ、隣の建物で猫がテラスから降りられなくなってしまったのだとか。

 

 

気ばかり焦りますが、まあ、猫の救出劇もおもしろかったので、のんびり見物。


その後、高速道路を飛ばして、一路、ロンドンへ!

無事、時間ぎりぎりに車を返すことができました。

 

普段はあまり運転しない友人。慣れないイギリスのマニュアル車の扱いに苦戦し、バックギアの入れ方がわからないまま走り出してみたり、パーキングの坂道発進ができずに近くのオジサンに助けを求めたり、高速道路でエンストしたり (危な!!)、セルフの給油所で給油口の開け方がわからずにパニックになったり、いま思えば笑い話だけど、本人はかなり緊張していたことでしょう。

おかげで楽しい旅になりました。

 

運転しっぱなしだった友人に感謝!