今回の旅行記は、イギリスのコッツウォルズ地方の小さな村 バーフォード Burford 。
コッツウォルズは、オックスフォードの西に位置していて、「イギリスで一番美しい村」 など、昔ながらのイギリスの田園風景と町並みがそのまま残っている地方です。
コッツウォルズ観光局 :
小さな村が点在している地方なので、バスや電車などで個人で回るのは少々大変。
レンタカーなど車で回るか、ロンドンやオックスフォードから出ている観光バスに乗ってしまうのが一番簡単です。(日本の旅行代理店が出している日本語ガイドのバスもあるみたいです)。 ---------- 2004年 7月 29日。
ロンドンに住んでいるあいだ、ずっと行きたいなと思いながら、足がないと行きづらい場所なので、なかなか行けずにいた、コッツウォルズ。
シーズン中は、ブレナム宮殿やいくつかの村を回るガイドつきの観光バスがオックスフォードから出るので、それを利用することにして、まずはオックスフォードに出かけました。
その後、オックスフォードからコッツウォルズへ行くツアー予約の電話をしてみたところ…、シーズンど真ん中のこの時期、なぜか明日だけ便がでないというんですよ。スタッフが足りない、とかいうのが理由らしいのですが。
ガーン…!
バーフォード村は本当にこじんまりと小さく、ちょっと歩くとすぐに田舎らしい自然がひろがる、かわいらしい素敵なところ。 本当に、この通り沿いにしかお店がないような、小さな小さな村です。
一応、観光地ではあるので、ツーリスト・インフォもあるし、お茶を飲んだり食事をする場所など、ひととおりのものはありますが、大きなスーパーなんかは見かけません。
メインの通りはここだけ。ぶらぶら歩いても、10分ほどで通り抜けてしまいます。 通りを抜けてしまうと、あとは、こんな感じの田園風景が続いています。 (イギリスの田園風景の定番、ヒツジと牛!)
A. A. ミルン 「くまのプーさん」 に出てくる、「プー投げ橋」 を思い出させる、小川と橋。
風景が、「緑色」 だけでできています。
田園地帯をぶらっと散歩して、村に戻って、町並みをぶらぶらと散策。 小さな古い教会で、ちょっとだけ、休憩してみたり。
ローカルのバスで行くと、バーフォードに到着するのが 11時。オックスフォードに戻る便が 16時まで無いので (当時)、この小さな小さな村で 5時間を過ごさなくてはいけなかったのですが、さすがに、まったく、やることがなくなってしまい (本当に、何にもないところなので)、しまいには、ひとりで Pub に入り、ビール飲んだりしていました。 のんびりするにはとても気持ちの良い場所ですが、やっぱり、いくつかの村を回る観光バスがお勧めです。 ※ コッツウォルズについては、後日、カースル・クーム (Castle Comb) という別の村にも行きました。やはり小さな村ですが、古い村のたたずまいは、そちらのほうがよかったです。
旅行記は、また別途。 |