ヨーロッパの祝日 - ガイ・フォークス・デイ (イギリス) | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。


11月5日は 「ガイ・フォークス・デイ」 もしくは 「ファイアワークス(花火)・ナイト」、「ボンファイア(焚き火)・ナイト」 と呼ばれるイギリスのお祭りの夜です。(残念ながら休日にはなりません。)


ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 ガイ・フォークスというのは、今から400年前に国会議事堂を爆破しようとして逮捕され、処刑された人。計画の失敗と国王の無事を祝って、毎年ガイ・フォークスの人形を焚き火で焼いたり花火をあげたりする習慣が根付いたようです。


というわけで、「ガイ・フォークス・デイ」 が近くなると、あちこちで花火が打ち上げられることに。

そう、イギリスでは花火は 「夏」 ではなく、「秋の風物詩」 なのです。


当日には、子供たちはガイ人形を作って 「Penny for the Guy!」 といいながら街を歩き、大人たちからお小遣いをもらいます。そのお金で花火やお菓子を買ったりするのですが、安全のため花火の販売に規制ができて、子供は花火を買えなくなっちゃいました。


なお、イギリスでは数年前から 年間を通して (個人の) 花火は禁止になってしまったのですが、このガイ・フォークス・デイの週は特別に大目に見られているらしく、大人なら、この期間に花火を買ったり、打ち上げたりしても大丈夫 (らしい) です。


さて、ロンドン在住時 (当時はまだ花火はOKだった) に参加した、ボンファイア・パーティについて。


その年は 5日が水曜日に当たっていたので、花火やパーティは土曜日に行われることが多かったです (もちろん、水曜日にもたくさんの花火が上がってたけれど)。わたしも土曜日の夜に、郊外の友人宅で行われたホームパーティに行って来ました。


庭で大きなかがり火を焚き、バーベキューしながら、缶ビールやワインを開け、最後には花火を打ち上げて楽しんだのですが、集まっていたのは、若い学生たちではなく、むしろ、近所の方々。

おばあちゃんや 40代の夫婦、小さな女の子もいて、まさに、地域で楽しむ会でした。その雰囲気がね、なんだか懐かしかったです。(なんか町内会イベント的な?)


チビッコと一緒に、花火がわりのクラッカーをいくつも鳴らしたり (チビッコ大はしゃぎ)、焚き火でマシュマロを焼くのも楽しかったな。