ヨーロッパ鉄道の旅 - 旅の予算 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。


ヨーロッパを、このくらいの期間、こんな感じで旅行したいな。お金ってどれくらいかかるんだろう?

もしくは逆に、このくらいの予算で、ヨーロッパを旅行したいんだけど、その場合、どういう旅ができるんだろう?


旅の計画を立てるとき、みんな考えることですよね。

今回の場合、わたしは、期間と行きたい場所を決めてから、予算を出していきました。


同じ旅程、同じ期間でも、泊まるホテルや食べる食事、移動の手段や買い物の頻度などで予算はだいぶ変わってしまうので、「これくらいかかりますよ」 というアドバイスはしにくいのですが、わたしの場合はどうだったかというのは、日々の旅の記録に使ったお金を記録してあるので、鉄道運賃や物価などの参考にしてください。



メモ ここでは、ざっくりとした予算の出し方について触れてみます。


まず、当然のことですが、わかっている範囲の経費を出していきます。

往復の航空券、移動が決まっている都市間の鉄道運賃 (鉄道運賃の調べ方などは こちら から)、ホテルを予約しているなら、その宿泊費。


そして、現地で泊まる日数分のホテル代を、出せる範囲で上限を決めて、仮に計算していきます。(たとえば、1日5,000円まで、とか、1万円まで、とかで、日数分)。その場所のホテル代のだいたいの相場を、ネットやガイドブックでざっと目を通しておくといいかも。毎回安い宿が取れるとは限らないので、あんまり最低限の金額だけで出していくとあとで困るので、少しだけ余裕を見ておくといいですよ。


その後、日数分の食費を足します。どんな旅がしたいかによって、ここの予算も変わります。朝食はホテルに込みなのか?ランチはレストランに入るのか、買い食いで済ませるのか?夜は?お酒は飲むのか?など。歩き疲れてどこかでコーヒーを飲むかもしれないし、水や飲み物のボトルも意外とチョコチョコと買うものなので、あんまりキツキツに設定していると厳しいですよ。


国や町によって物価が違うし、ある場所で使いすぎたら別のところで引き締める (昨日は奮発したので今日はサンドイッチにしておこう、とか)、などの調整は現地できくので、この段階ではざっくりで大丈夫です。


そして、観光にかかるお金、たとえば、現地での移動費 (地下鉄やバスなど)、美術館の入場料とか、ミュージカルやコンサートのチケット代なんかを足していきます。(この手の予算は、ガイドブックなどで事前に簡単に調べられます)。


その合計を出してみて、それに、ざっくりと「予備」を足した金額が、だいたいの仮の予算。

お土産や買いたいものがある人は、もちろんその予算も。たばこ買う人は、ヨーロッパではたばこの値段は日本の数倍なので要注意。


出してみた仮の予算が自分の予算より大きければ、ホテル代や食費、日程、移動回数などを調整して、再計算・・・というのを繰り返してみます。


贅沢な食事をしたり、いいホテルに泊まっていなくても、移動が増えればその分予算はかさむので、その場合、行きたい場所を再検討したり、日数を減らしたりする必要が。


こうやって書くと、「なんだ、すごく当たり前のことだな」 って感じだけど、こうして経費をコツコツ計算していくのが、地味だけれど一番確実な方法です。


食費に関しては、ヨーロッパではたとえばマクドナルドだって普通のセットが1,000円くらいしたりするし(為替にもよりますが)、国によってはコンビニのサンドイッチひとつが5~600円くらいしてしまうので、ほんの少し余裕をもっておいたほうが確実。


何かをなくしたり壊したりしてしまってどうしても買わなきゃいけないとかはもちろん、薬を買ったり、コインロッカーを使ったり、意外と予想外のお金が必要になるものなので、「予備」 はきちんと用意しておいたほうがいいですよ。

旅先で知り合った誰か (現地の人もそうだけど、結構日本人旅行者なんかと仲良くなったりするものなので) と、「飲みに行こう」ってことになるかもしれないしね。