歴史好きの方は司馬先生の小説から
「歴史が好きになった!」という人が大多数を締めている気がする。
司馬先生を非難するつもりはない。
だが、先生の小説の面白さにその小説が日本の歴史の
スタンダード、まあニアリーイコール「史実」と思っている人が多い気がする。
歴史の面白さをその才能で、作り上げた功績は素晴らしいと
一読者ながら感動する。
その反面、司馬先生もひとりの人間。
好きな歴史上の人物、歴史の解釈がもちろんあったはずだ。
もし歴史好きの方がいたら、司馬先生の小説を読むだけでなく
史実や他の解釈で小説を書いている小説家の作品、
または旅行のついででもいい、史跡を巡ったり
郷土史家の先生と話したり、自分の目で見て
体感して自分の解釈を見つけて欲しいと思う今日この頃である。