巴御前大好き! | マーケッター&歴史研究家 三佳の言いたい放題!

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個人的なこと含めて、ご興味持ってもらえるとうれしいです。

巴御前・・・謎だらけの人物である。


歴史とは、時の権力者がノンフィクションにフィクションを付け加えて

自分たちの都合のいいように作った資料がほとんどで、

そこに実際のやり取りのあった手紙や命令書、遺物などから

調べ、想像していくしかない。


でもはっきりわからないからこそロマンがあり、

想像力を掻き立てられ、もっと知りたいと探究心が湧いてくる。

私はそう感じ・考えている。


巴御前に関しては、生没年ともに不明だが

複数の書物に登場している。


松本市内には古民家を資料館にした巴御前博物館がある。

実際行ってみるととても興味深い。

私はわくわくしどうしだった。


なぜ巴御前が好きかと言うと、

(全て書物などからの情報であるが)

・とてつもなくい強かったこと

・木曽義仲と死に別れてから、出家し亡くなるまで義仲の供養をし、生涯をささげたこと

・美しさ、特に黒髪が素晴らしかったこと

こんな理由である。


義仲が源頼朝に追われ、最後の7騎(5騎説有り)になった時、

義仲は(私の言葉で恐縮ですが)、木曽義仲ともあろう私が死を迎える最後の瞬間に

女連れだったら、恥になる。といった感じの言葉で巴御前を戦線から離脱させる。

巴御前は最後のご奉公として、敵将の首を取って離脱するのだが、

これは義仲の本心だったのか?!

私は絶対違うと思う!!

本当にそう思っていたなら、側近としていつもそばに置き、

兵まで与え、指揮官としても活躍させた義仲が女性だからということで

「恥」と感じるか?「笑い物になる」と思うか?


私の解釈は、単に巴御前を死なせたくなかったんではないか。である。


義仲は男女関係なく、能力があるものは重用する

あまり差別のない人なのではなかったのではないか。


でも、愛する女性は死なせたくなかった。

そこでそんな冷たい言葉で巴御前を遠ざけたのではないか。

そう思うし、思いたい。


だからこそ、巴御前は義仲と別れてからすぐに出家し

それからかなり長生きしたと言われているが、その生涯を

義仲の供養に費やしたのではないか?

もちろん、義仲の気持ちがわかっていたから・・・。


そう考えるととても素敵ではないですか?