小野みかです^^ →プロフィールはこちら
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昨日クライアントさんとお話ししていて「自己肯定感」の話になりました。
講座でも何度となく出てくるキーワードなんですが、そもそも自己肯定感の高い低いってどんな風に決まるんでしょう??
自己肯定感の育て方にも諸説あると思うのですが、人のベーシックな自己肯定感って、やはり子どもの頃に周りの大人からどう扱われて来たか?が大事だと思います。
まずは親。
そして祖父母や先生。
以前こんな記事を書きました。
「ダメ」という言葉は否定語でしかない。
これって、親の側からすると「行動をダメ」と言っているに過ぎないんですけど、子ども側は「自分はダメなのかな」と受け取っていたりするんですよね。
なので、親の知らないところで自己否定をする癖がついてしまったりするんです。
もし「ダメ」を使うなら。。。
「あなたはダメじゃないけど、あなたの行動はダメだと思う」
というように「人格と行動」を分けて伝えるようにしてみてください。
そうすることで「自分がダメなわけじゃないんだな」「この行動がダメなんだな」ということがわかります。
とはいえ親だっていろんなことの中で生きているから、不機嫌を撒き散らしたくなる時ありますよね。
わたしもそうですw(全然完璧になんてできない泣)
仕事のことでうまくいかなくて、イライラを家に持ち込んでしまう時に限って、畳んだ洗濯物がそのままになっていて崩れていたり(畳んだものは各自が部屋に持っていくルールになってます)、玄関の靴がぐちゃぐちゃだったり。。。
キーーーー!!!ってなりますw
その時は「ママは今最高に機嫌が悪いです。でもそれは仕事のことであってあなたたちに対しての怒りが原因じゃないです。でも機嫌が悪いので洗濯物や靴がそのままだとイライラします。なんとかしてください」みたいに伝えていますw
キーキー怒鳴りつけると、反発してやらないかビビってやって「自分が悪かったのかな」とわたしの機嫌を伺うような態度になりますが、
機嫌が悪い原因はあなたたちではないと伝えることで「ママは機嫌が悪いけど、自分たちのせいではないらしい」と母が不機嫌な中でも子どもたちは安心して過ごせるようになります。
それができずに怒りに負けてドカーンとぶつけてしまった時は、落ち着いてから子どもたちに謝ります。
「ごめんね、イライラして怒ってしまったけどあなたたちのせいではないよ」
これだけで子どもは自己否定をする必要がなくなるのですよね。
親だって毎日必死に子育てをしてきて、子どものために汗水流してがんばっているのに、子どもに謝るの??え?謝るの?
と思いますよね^^;
そんな時は自分と自分の親の関係を思い出してみてください。
自分がしてほしかったことを完璧にしてくれましたか?
もっと愛して欲しかった、みて欲しかった、褒めて欲しかったと思いませんでしたか?
子どもであれ価値観の違う個人である以上は、「伝えたこと」と「受け取ること」にズレが出ていることがたくさんあります。
だから親が発する何気ない言葉で、子どもたちって実は傷ついていたりするんです。
15才は子どもから大人へと脳が切り替わる時期。
この時期までに自己肯定感のベースが決まるから、子どもが持っている「自己否定のツケ」を謝ることで清算してあげてほしいのです。
「あなたがしてほしいと思っていたことを、してあげられなかったかもしれない。ごめんね。でもわたし(たち)はあなたのことが大好きよ」
こんな風に伝えてあげるだけで、子どもは自己否定の呪縛から解き放たれていけるんです。親の言葉って本当に偉大。
思春期のお子さんを持っている方も、もし子どもが聞く耳を持っていなかったとしても、お手紙を書いたり食事のタイミングで伝えたりと、一度真剣に伝えるということをしてみてください^^
返事がなくても大丈夫。
心の中でちゃーんと自己否定の塊は溶けて行きますから^^
わたしは自分の親から否定されたことはあまりないのですが、それでもやっぱり4人姉妹できょうだいが多かったこともあり「もっと愛されたかった」みたいな気持ちがどこかにあって、大人になってから泣きながらそれを伝えたことがあります。
その時に「そんな風に思っていたのね、ごめんね」と言われただけで、「もっと愛されたかった」という思いが「わたしは愛されている」に変わったんですね。
なので儀式のように、15歳になったら(それまでの間に)知らぬ間に子どもが溜めた自己否定のツケを全清算する!!!という勢いで、真剣に謝ってみてください。
我が家の次男は今年15才。
二人ご飯にでも連れ出して、謝ってみようと思います^^
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♫
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