茶道の掛軸の表具に使う「揉紙」 | 茶道初心者が5つのアイテムで楽しめる!おもてなし茶道

茶道初心者が5つのアイテムで楽しめる!おもてなし茶道

茶道初心者が5つのアイテムで楽しめるおもてなし茶道をお伝えします。着付けなし、正座なしでできる身近な茶道!

こんにちは、福島美香です。

今回は、茶道の掛軸「揉紙」(もみがみ)についてです。

菊揉、乱れ揉、簾揉(すだれ)、などという技法などが伝えられています。

金銀振り揉み紙 はがきファイル あざみ/谷口松雄堂
金銀振揉み紙 芳名帳 (横型無地) あざみ/谷口松雄堂

「揉紙」(もみがみ)とは、和紙に胡粉(ごふん)を掃いて、その上から顔料をかけて乾燥した後、その紙を揉んだものです。

また、下地に胡粉(ごふん)を掃かずに、直接顔料だけを掛けて揉む場合もあります。

揉紙は表具に使う紙で、茶道では本紙の内容にも変わってきますが、侘びた風情や軽味を求める表装に使います。

さらに、紙の揉み方にはさまざまで、揉む加減によって胡粉(ごふん)や絵の具が揉み落とされて、独特な風合いとなっています。

ブログランキングブログ村

お読みいただきまして、本当にありがとうございます^^素敵なご縁に感謝の思いを込めて