今回は茶事の懐石料理とお茶をつなぐ「中立」についてです。
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茶事の流れで、炭点前がなされた懐石料理が振る舞われるものを初座(しょざ)といいます。
この初座の終わりに亭主が主菓子を持ち出したお客に、「席を改めとう御座いますので、お菓子をお召し上がりの上、腰掛(こしかけ)へ」と中立を請います。
それを受けて正客は後座(ござ)への入席を、「御鳴り物で」とそれに応えるのです。
この鳴り物というのは、銅鑼(どら)、喚鐘(かんしょう)のことです。
お客は一同はお菓子を味わって、床の掛物や釜の湯の煮えの風情を味わいながら席を出るのです。
そして、亭主は中立の間に床の飾り付けを済まして、後座(ござ)に備えます。
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