ソーラーリターンチャート(太陽回帰図)について、過去記事で自分なりにまとめていました。
私は9月末が誕生日なので、まだその記事に書いたチャートが有効ではあるものの、2~3ヶ月前くらいから次の誕生日でのソーラーリターンチャートが有効になってくるという考え方もあるようです。
今の時点で誕生日まであと4か月ちょっとというところなので、いずれにしても次のチャートを読むには早いのですが、活動宮過多ゆえ?もう気になって仕方ありませんw
ですがその前に、現在有効なソーラーリターンチャートを振り返り、「残りの期間をより有意義に過ごすには」という視点と、「ソーラーリターンチャートと実生活のつながりを読み解き、自分なりにリーディングする上で重視するポイントを見つける」という視点から考察をしてみようと思います!
前回の記事では、鏡リュウジ先生の占星術の教科書Ⅲを参考にしてソーラーリターンチャートの読み方のポイントをまとめました。
要約するとこのような感じです。
使用目的
誕生日からの1年における出来事やテーマの象徴、意識化していくべきことを見る。運命を紐解くツールとしては適していない。
読み方
①アセンダント
1年を通して自分をどう表現し、どう世界社会とかかわるかを示す。
②太陽
太陽が入るハウスが最も重要なテーマ。アスペクトから基本的なエネルギーの発現傾向を見る。
③月
感情や情緒の動き、自分の安全欲求を示す。
④アングル上の天体
アセンダント・ディセンダント、IC・MCと5度以内に天体があれば、その意味が強調される。
⑤ハウスの強調
3つ以上の天体が集合しているハウスがあればその意味が強調される。南・北、東・西どの半休に天体が多いかバランスを見る。
⑥主要なアスペクト
オーブが狭く目立つアスペクトや、複合アスペクトが形成されている場合は注目する。
⑦出生図と共通するテーマ
ネイタル天体とアスペクトがある場合、もともと持っているテーマがその年に強調される。
自分でまとめた記事を読み返すと、その通りになっているなと思うことがたくさんありますが、改めて鏡先生の本以外の情報も調べてみると「MC」もソーラーリターンチャートを読むうえでは重要であるようです。
ソーラーリターンチャートにおける「MC」は、「到達点」「ゴール」「獲得するもの」といったキーワードで説明されていることが多いようですね。
私のチャートの場合「MC山羊座」なので、自立心や、結果に結びつける力のようなものを習得すると読めそうです。
先日1ハウス × 山羊座 × ドラゴンテイル【アストロダイス】という記事をあげたのですが、まさに結果を求めて何とか自分の力でもがくことが多かったです。
ソーラーリターンチャートとあわせると、この1年で到達すべきこと(MC山羊座)は、自分のものに(1ハウス)なってきている(ドラゴンテイル)という感じでも読めるかもしれません。(もちろん山羊座意識を完全に習得できるわけもなく、あくまで今の時点の自分からすればという意味でw)
どちらも遠からずなんですが、ここ1年で学ぶように導かれてきたことを振り返ると、どちらかというと後者の方です。
サビアンは数字そのものや数字のグループ毎にも意味があったりするのですが、そこまでは勉強不足でわかりません
1度違うだけでがらっと違う世界観のサビアンもあると思いますが、上記の2つは、社会と自分、表面的なことと本質的なこと、というイメージで俯瞰しながら両者を捉えなおしていくような感じが似ているように思います。
アセンダントも同様に2パターン見ましたが、どちらかというとやはり「現在の居住地」の方が当てはまるような…?
アセンダントの場合はサインも変わりますので、チャートルーラーも変わり、ソーラーリターンチャート全体の印象も変わってきます…。
これは結構大問題ですねww毎年2パターンのチャートを出して見ていこうと思います
改めて、ホロスコープを読むうえで、ハウス分割、特にアセンダント・ディセンダント、IC・MCのアングルは非常に重要性が高いのですが、1度刻みのサビアンを見るうえでは、時間や場所に左右されやすいという特徴上、やはり絶対的に信頼しにくいとは思います。
ですが、どのサビアンシンボルからも学べることはありますし、そこがずれていたからといって大事には至らないと思いますので、ゆるめの意識で見ていきつつ、少しずつ検証していきたいと思います!
こんな気づきがあったので「時間や場所に左右されない天体のサビアンを見るのはどうなんだろう?」という発想に至ったんですが、これは結構ピンとくる部分もありまして…!
次回はそのことについて記事にしようと思います!
ちなみに、ソーラーリターンチャートでリロケーションできるサイトは限られていると思いますが、私はこちらのサイトを使用させていただいています!