アシュタンガヴィンヤサヨガの話になると度々出てくるのが「痛み」の話
ポーズが様々な種類があり、やる順番や決まりがあるので、だいたいどこかで自分のできないポーズ…壁にぶつかるのです
初めのうちはわけも分からず(笑)取り組んでいるのですが
続けていくうちに「痛み」を感じる場所がどこかに出てくることがあります
膝、肩、腰、手首、足首、首、坐骨結節
などなど
でもそれは
その人のもっている「弱い」(という表現だと誤解をうむかもしれませんがあえて使います🤭)、「頑張ってくれていたものの影に隠れて潜んでいた弱い部分」が現れてきた証拠…だと私は感じています
体幹が弱くて手首にばかり体重をかけて動いてしまう
胸や肩が固くて腰や首を酷使してしまう
股関節やお尻や太ももが固くて膝を痛める
ハムストリングが固くて坐骨結節が痛む
アシュタンガヴィンヤサヨガを続けて出てきた痛みは
その痛い箇所に原因があることは少なく
だいたいはそこと関係のある隠れたウィークポイントに原因があることがほとんどです
それが分からず、
アシュタンガヴィンヤサをしていて
痛みが出た
↓
怪我をしたと感じる
↓
アシュタンガヴィンヤサヨガのせいかな?
↓
休む・辞める
という流れをよく見てきました
でも、長年実践してきて自分の体をもって感じたことは
その痛みが出た箇所がどうして痛むのかをよく理解し、観察しながら、注意深く続けて取り組んでいくことで
隠れていたウィークポイントを見つけだし、治していけるということです
そもそもこのシークエンスがキツい…
と感じるのはそれだけ体力や柔軟性、筋力が落ちているということだったり
自分の状態に見合う進め方をしていなかったりということの現れだったりします
それを見抜いて導いてくれる、良い先生に出会うのは重要なポイントですね
たまに先生による強いアジャストで本当に怪我をする人もいるので要注意です。
知識のある先生のもとで習うのであれば、アシュタンガヴィンヤサヨガは自分で出来る「整体」
だと感じます
ヨーガ療法…ヨーガチキツァという言葉の通りです
私もアシュタンガヴィンヤサヨガに取り組みはじめて15年以上になり、たくさんの経験をしたり見たり聞いたり、学んだりしてきました
今回はアシュタンガヴィンヤサヨガといえば?というほど
ついてまわる「痛み」についての、今の私の見解です
皆さんの参考になったら嬉しいです![]()




