大腿骨頭壊死とヘルニアその後
こんにちはmico です
【皮膚筋炎・抗MDA5抗体・間質性肺炎】で2018年9月からの入院4ヶ月を経て発病から約4年半が経ちました。
2月に韓国旅行に行った時に無理して一日25000歩も歩いた事を書きましたが、大腿骨頭壊死(両足)とヘルニアはどうなったのか?と思われた方もいると思います。
旅行の前に大腿骨頭壊死とヘルニアの
定期検診があったので、その時の事を書きます。
大腿骨頭壊死が分かったのは、2021年夏でした。皮膚筋炎で入院してから3年近く過ぎてからの事でした。
それまでは全く自覚症状もなかったので、検査もしませんでした。
たまたまヘルニアになってしまい、激痛で足先まで痺れて痛みで睡眠が取れず、整形外科で調べてもらった時に、まさかの両足大腿骨頭壊死が判明しました。
壊死の程度は
TypeA.B.C1.C2の四種類に分類されるようで、壊死のタイプ分類によって、今後骨が潰れる確率は大きく違うようです。
私はC1でした。
当時の事はここに書いています⬇️
その時の話では、私の場合の壊死の症状は高容量のステロイドを飲んでいる時に出るので、おそらく四年前の入院時に既に壊死していたと思うと言われました。
(骨を強くするビスホスホネート製剤は入院時から今もずっと飲んでいます)
今は両足に少し痛みがある程度なので、
歩くのは全く大丈夫です。
今回の診察で、もしかして壊死が修復されているのでは?と密かに期待して行きましたが、結果は‥大腿骨壊死は良くなってはいませんでした。
前回の診察では「杖は使わなくていいけど階段はなるべくやめてください、重い物は持たない、階段一段くらいでも飛び降りたらダメ!ジャンプは絶対禁止!歩くのはある程度なら大丈夫」と言われていました。
その後痛みが治るまで約一年かかりました。あとから分かったのが、この痛みのほとんどの原因はヘルニアでした。
足先までビリビリの痺れや、痛みの箇所が多くて当時は分かりませんでした。
毎日ロキソニンは飲んでいましたが、
痛み止めも効かなかったので、
仙骨ブロック注射を2回打ちました。
すぐには痛みはなくなりませんでしたが
(これはヘルニアのほうです)
こうして痛みを緩和しながら、
少しずつ回復してきた私は、
(ここまで約一年近くかかりました)
初めは少しの筋トレから始めました。
筋肉は本当になかなかつきませんが
大腿骨を守るために筋肉をつけるのは良い事だと聞いていました。
その後は身体の様子を見ながら、
少しずつですが、
ジムでダンスを再開、
痛みが少なくなってきたら、
おそるおそるですが、大好きなボクシングのエクササイズで飛んだりキックしたりしていたので
(このあたりから、先生に言われた事を全然聞いていないでも動けるようになって嬉しくて)
今回は先生に正直に話しました。
そんな事していたら良くなるわけがないと怒られるだろうなと思いましたが、
先生の反応は意外なもので
「うんうん、ここは考えるところだねー
実際壊死の状態は良くなってはいないし、前回と全く変わってはいないんだけど、もし杖を使って生活していても骨が壊れて手術になる事もあるし、運動していても、このままで行ける場合もある。ミコさんの場合、壊れたらもちろん人工関節だけど、どうなるか分からないのが実際なんだよね。
うん!!
いいですよこのまま運動しても。」
と言ってもらえました。
※指定難病のホームページには保存療法の場合は、普段の生活では杖をを使うよう書いてありました。
実際私も地元の整形外科では杖で生活するように言われました。
同じ状態でも先生によって見解も違います。杖での生活は本当に大変だと思います。個人差がありますのでどうかご理解ください。
こんな感じで今は大腿骨頭壊死とヘルニアと仲良くやっています。
それにしても痛みは辛いですね
朝は皮膚筋炎からのこわばりもあります。
寝ている間に身体がどんどんかたまって
関節がこわばっていくのもわかります。
朝は起きてから階段を降りる時、痛くて身体がぎくしゃくします。
手すりにつかまって、一歩ずつゆっくりゆっくり階段を降りますが、痛いです。
こわばりって身体の中はどうなっているんだろう。
こわばりは起きてから時間が経つと治っていきますが、運転したり、長く座って動かないでじっとしているとまたこわばってきます。
この病気は見た目では分からない辛さが色々ありますね。
でも少しずつでも良くなっているので
前向きにいきたいです
いつも読んでくださり
ありがとうございます