室の八島(大神神社) ~松尾芭蕉 奥の細道をたどって④ | あなたの輝きを引き出すピアノレスナー   郡司美穂♪のブログ

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東京都世田谷区でその人本来の輝きを引き出すピアノ教室と心理カウンセリングをしています。音楽のこと、心のこと、もうすぐ終わる子育てのこと、母の介護のことなど、日々感じることを綴っています♡

こんにちは。
 
ご訪問ありがとうございます。
 
今日も暑さが厳しかったですね。
 
皆さま体調など大丈夫でしょうか。。
 
今日は、前回までの
松尾芭蕉 「奥の細道」シリーズより、
「室の八島」編で最後にしようと思いますが、
 
その前に、自分自身の整理も兼ねて、
奥の細道について、
少し振り返りをしてみようと思います。
 
松尾芭蕉は、奥の細道の冒頭に
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり、、」とあるように、
 
人生すなわち、旅、と捉え、旅=人生、という真実を追求するために書斎を捨て、旅に出ます。
 
それまで住んでいた深川の芭蕉庵を出るときに残した句が、
 
~草の戸も住み替はる代ぞ雛の家~
(この小さな家も今度代替わりすることになった。新しく入る家族には女の子がいると聞く。殺風景な男所帯から、お雛様を飾る、華やかな家に変わるのだ)
 
そして、深川の芭蕉庵から船に乗り、
千住で船から下りてまた一句。
 
~行く春や鳥啼き魚の目は涙~
(過ぎていく春を惜しんで、鳥までもが鳴き、魚の目は涙でうるんでいる。今、旅に出る私たちを囲んでみんなで別れを惜しんでくれた)
 
こちらは、昨年、同じく中学クラス会勉強会にて訪れました、
荒川区素戔雄神社にあります芭蕉の句碑です。

 

わかりにくいので、こちらにも。
 
そして、芭蕉は深川から一日で草加の宿まで歩きます。(かなりの速足?と思われますが、お餞別でいただいた荷物の重さが苦しい、と書かれています)
 
そして、栃木県栃木市にある「室の八島明神(大神神社)」に参拝したのち、日光山に参拝するのですが、(その記事は前回と前々回にあります)
 
今回の記事では、その、「室の八島明神」に、実際に私達も訪れてみましたので、ご紹介です。
 
こちらが「室の八島」がある大神神社。
 
鬱蒼とした森のなかにあるような、そこだけ時が止まっているかのような?不思議な空間です。
 
 
 
境内にある芭蕉の碑はこちら
~糸遊に結びつきたるけぶりかな~
糸遊はかげろうの意味だそうですが、奥の細道にはこの句は収められていません。
木花咲耶姫命の神話の舞台として、煙にちなんだ歌はこの地で多く詠まれているそうです。
 
 
 
 
境内には、八つの島があり、それぞれに、
香取神社、二荒山神社、熊野神社、浅間神社、雷電神社、鹿島神社、天満宮、筑波神社、が祀られています。
 
まずはこの鳥居をくぐって
小さな橋を渡ると次の島キラキラ
 
金色の鯉が、仲良くグルグル回っていましたラブラブ
 
 
最後にこの橋をわたると、現世に戻ってきた感じ?になりました。
 
境内には、日本最大の広葉杉、も。
 
最後に、珍しい黒と青のトンボがお見送りしてくれましたキラキラ
 
松尾芭蕉 奥の細道をたどる一日(日光編シリーズ)は、これで終わります。
参考までに
ベル
 
芭蕉の足跡をたどりながら、芭蕉が何を思ったのか、心を寄せ、風を感じ、
まるでタイムスリップしたかのような、不思議な一日キラキラ
 
最後は、同級生とバスで楽しく盛り上がって帰りましたチュー
 
また次回の奥の細道勉強会も楽しみです照れ
 
自分とは違う感覚に触れることって、とっても新鮮ですアップ
 
最後までお読みくださいまして、ありがとうございましたキラキラ
 
明日からの週末が、笑顔溢れる日々となりますように虹
 
 
ピンク音符自己紹介ピンク音符
東京都世田谷区で、
幼児からシニアの方のためのピアノ教室と、
今よりももっと幸せになりたい女性のための
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