こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今日も暑さが厳しかったですね。
皆さま体調など大丈夫でしょうか。。
今日は、前回までの
松尾芭蕉 「奥の細道」シリーズより、
「室の八島」編で最後にしようと思いますが、
その前に、自分自身の整理も兼ねて、
奥の細道について、
少し振り返りをしてみようと思います。
松尾芭蕉は、奥の細道の冒頭に
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり、、」とあるように、
人生すなわち、旅、と捉え、旅=人生、という真実を追求するために書斎を捨て、旅に出ます。
それまで住んでいた深川の芭蕉庵を出るときに残した句が、
~草の戸も住み替はる代ぞ雛の家~
(この小さな家も今度代替わりすることになった。新しく入る家族には女の子がいると聞く。殺風景な男所帯から、お雛様を飾る、華やかな家に変わるのだ)
そして、深川の芭蕉庵から船に乗り、
千住で船から下りてまた一句。
~行く春や鳥啼き魚の目は涙~
(過ぎていく春を惜しんで、鳥までもが鳴き、魚の目は涙でうるんでいる。今、旅に出る私たちを囲んでみんなで別れを惜しんでくれた)
そして、芭蕉は深川から一日で草加の宿まで歩きます。(かなりの速足?と思われますが、お餞別でいただいた荷物の重さが苦しい、と書かれています)
そして、栃木県栃木市にある「室の八島明神(大神神社)」に参拝したのち、日光山に参拝するのですが、(その記事は前回と前々回にあります)
今回の記事では、その、「室の八島明神」に、実際に私達も訪れてみましたので、ご紹介です。
境内にある芭蕉の碑はこちら
糸遊はかげろうの意味だそうですが、奥の細道にはこの句は収められていません。
木花咲耶姫命の神話の舞台として、煙にちなんだ歌はこの地で多く詠まれているそうです。
境内には、八つの島があり、それぞれに、
香取神社、二荒山神社、熊野神社、浅間神社、雷電神社、鹿島神社、天満宮、筑波神社、が祀られています。
小さな橋を渡ると次の島
金色の鯉が、仲良くグルグル回っていました
境内には、日本最大の広葉杉、も。
松尾芭蕉 奥の細道をたどる一日(日光編シリーズ)は、これで終わります。
参考までに
芭蕉の足跡をたどりながら、芭蕉が何を思ったのか、心を寄せ、風を感じ、
まるでタイムスリップしたかのような、不思議な一日
最後は、同級生とバスで楽しく盛り上がって帰りました
また次回の奥の細道勉強会も楽しみです
自分とは違う感覚に触れることって、とっても新鮮です
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました
明日からの週末が、笑顔溢れる日々となりますように
自己紹介
東京都世田谷区で、幼児からシニアの方のためのピアノ教室と、
今よりももっと幸せになりたい女性のための
心理カウンセリングをしています。