「別れは悪いことではない」というのは、生きている人間同士のことだけでは、ないです。
亡くなった方との間においても、そうです。
大事なのは、その人が亡くなって、「私はとても悲しんでいる」ということを、ただただ受け止めて、感じること。
悲しいなら、思いっきり、泣くこと。
「私は悲しんでいる」ということを、感じることが、大事なのです。
なにかを責めるのは、違います。
亡くなった人とは、コンタクトをとろうと思えば、取れるものです。
自分のことを愛してくれている人なら尚更。
常に、メッセージを送ってきているものです。
生きている人と亡くなった人との間で、一番ツライのは、「体温を感じることができなくなる」ということ。
「死ぬこと」とは、「体温が無くなること」なのです。
冷たくなることからも分かるように、「熱」が無くなるのです。
それを思うと、
生きている人とは、直接、体温を感じる距離で触れ合いたいと思ったり、そういう時間を大切にしたいと思うでしょう。
死んでからでは遅い、という真意はココだと、私は思います。
あとは、伝えたい気持ちがあれば、生きている間に伝えることも大事ですね。
亡くなった人からのメッセージを受け取れない人も、たくさんいますからね。