香港湿地公園ビジターセンター

Hong Kong Wetland Park 香港濕地公園 ウェットランドパーク

流れ星見所 湿地公園のビジターセンターをゆっくり回ろう
流れ星行き方 MTR金鐘駅B出口から967番バスにのり「湿地公園」で下車、
又はMTR天水圍E1出口を出て路面電車705か706に乗り「湿地公園」で下車
流れ星住所 香港新界天水圍湿地公園道
Hong Kong Wetland Park, Wetland Park Road, Tin Shui Wai, New Territories, Hong Kong
子供満足度 星星星星星
大人満足度 星星星星星
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湿地公園は香港の中でこの辺り。
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湿地公園を歩いた後の続きです。

湿地公園入口の建物は『ビジターセンター』という湿地やそれをとりまく生物について学べる施設になっています。

10,000㎡も面積があり内容も充実した施設。

館内はコインロッカー、ベビールームなどサービスが充実しており、日本語や韓国語などでも説明が聞くことができるオーディオガイドも無料でレンタルできます。

入口から右奥、地図1から順番に回れば全部の展示をぐるっと一周まわることができます。

ビジターセンター内地図

 

地図1

濕地知多少?(What are Wetlands?)

「湿地とは?」を学ぶコーナー。

湿地の機能やラムサール条約、野生生物が影響する湿地の重要性などが展示されています。

湿地は水を貯え汚染物質を分解し、水の流れを規制し海岸線を守ってくれています。

更には栄養豊かな湿地の土地が様々な生命を支えており保護すべき自然だという事を学ぶことができます。

水を使った大掛かりな装置。

工夫がこらされた展示で意味は理解できなくても子供も楽しめます!

 
地図2
濕地世界(Living Wetlands)
世界各地の湿地帯を様々な形で展示されており、初めは北のツンドラの世界を再現。
北部から世界へ主要な鳥の移動ルートやトナカイの移動の光景などが学ぶことができます。

歩き進めるとアロワナなど水族館のようにお魚が泳いでいます。

だんだん展示は熱帯の世界へ。
子供が見やすい高さでお魚が泳いでいます。
横には爬虫類なども飼育されています。

そして奥進むと月明かりに覆われた夜の森をイメージした湿地の世界へ。

手で触って学べるよう工夫して作られています。
蛙の手なんて普段触らないから大人でも勉強になります。
香港の都市開発によって減る自然。
湿地の保全の大切さを教えてくれる展示内容でした。
 
地図3
工作坊(Workshops)
色んな工作が無料でできるワークショップがあります。
①湿地バッジワークショップ
土・日・祝日のみ10:30〜12:30/14:30〜16:30

まずは湿地帯に住む蝶々や虫の説明があり、説明された生物のぬりえを一つ自分で選んで色を塗ります。

塗ったぬりえをスタッフに渡すとその場で缶バッチにしてもらえます!
これが完成品☆
私は別に作らなくてもよかったのですが、スタッフに勧められて一緒に作ってもらいました。
子供はとても気に入って家に着くまでずっと握りしめていました ^^
②3D折り紙
土・日・祝日のみ10:30〜12:30/14:30〜16:30
同じ施設で紙工作もすることができます。
これははさみではなくぺリぺリ手で型から外すことができるので小さい子供でも簡単!
はがして組み立てて完成☆
色んな型があるようですが、今日はこの蟹さんでした!
バッチも紙工作も無料!(入館料はかかっていますが)
なんてお得なんでしょう!!
 
地図4
人類文化(Human Culture)

工作坊横には湿地が人間に与える影響について展示されたブースがあります。

入口中央には大きい子供用コーナーが!
遊びながら学べる湿地パズルや
動かして学べるコーナーながありました!
画面のイラストを自由に塗り、
大きいモニター上に自分のイラストが反映される機械もありました!
モニターのイラストに触れると動いたり鳴き声を聞けたりする仕組み。
触って遊ぶだけでも楽しい♪
これは湿地の怪物が人間の歴史と文化を話してくれるという機械。
画面をタッチして話を進めます。
その他にもカメラで自分と湿地生物を合成して遊ぶ機械や、色んな湿地生物を合成して新しい生物を作る機械などゲーム感覚で学べる仕組みで楽しい!
 
地図5
濕地挑戰(Wetland Challenge)

廊下を歩き逆サイドへ。

湿地保全に関するパズルやレンガブロックなど置いてありここでも遊べます。

奥に進むと自分がTV記者になり湿地放送をするブースがあり、その先には貴重な湿地資源がどのように使われているのか説明されたブースへ。
ここも子供にもわかり易い展示内容となっています。
衣類は本革ではなくフェイク品を選ぶ事。
自然植物を勝手に取って販売しているような業者からは購入しない事。
ペットは野生動物を勝手に飼わない事。
お肉は野生動物を食べるのではなく農場などで飼育された動物を食べること。
お魚は持続可能な魚を食べること。
など、
私たちが日常生活で及ぼす自然破壊と、少し意識を変えるだけで絶滅危惧種を助けることができることを訴えかけている展示内容でした。

 

その他

1階部分にはお土産屋さんや200人が入れる大きなシアターもあり上映時間になれば自由に見ることができます。

プレイルームもビジターセンター内にあります!

子供が楽しみながら学べる工夫が沢山施された施設で1日中飽きずに楽しめました!

美しい自然もみることができるし、バスでいけばアクセスも悪くないのでとてもおススメな場所です☆

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長男:5歳4か月
次男:2歳9か月