香港湿地公園

Hong Kong Wetland Park 香港濕地公園 ウェットランドパーク

流れ星見所 湿地帯の生物や植物を学びながら歩ける公園
流れ星行き方 MTR金鐘駅B出口から967番バスにのり「湿地公園」で下車、
又はMTR天水圍E1出口を出て路面電車705か706に乗り「湿地公園」で下車
流れ星住所 香港新界天水圍湿地公園道
Hong Kong Wetland Park, Wetland Park Road, Tin Shui Wai, New Territories, Hong Kong
子供満足度 星星星星星
大人満足度 星星星星星
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湿地公園は香港の中でこの辺り。
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新界地区にあるマイポー自然保護区には大きな湿地帯があります。

さまざまな動植物が生息する場所としてラムサール条約でも保護されている中国の7大重要湿地帯の一つ。

その一部が人の立ち入りができる特別地区として開放されています!

 
行き方/チケット

湿地公園へ行こう!

場所は米埔と都心部から少し離れています。

我が家は金鐘から967番のバスで移動!

バス一本で行けちゃうので思ったより楽でした★

ちなみに終点ではないのでお気を付けください!

バス降り場は路面電車の『湿地公園駅』と同じ場所!
新界地区の路面電車が走ります!
鉄道好きの我が子は電車に釘付け★
駅横には湿地公園行きのスロープがあります。
しかし、ここよりこの道の逆側にある地下道を潜った方が早いと現地の人に教えてもらい地下道を歩くことにしました。
歩き始めて約5分。
湿地公園の入口が見えてきました!
手前にはチケット売り場があります。
料金は大人30ドル子供15ドル(3歳未満は無料)。

10:00~17:00まで開園しています。

※火曜日定休、旧正月元旦と翌日は休館

入口横には子供の背の高さ位に切りそろえられた木の迷路があります!
この迷路を抜けると広がる芝生★
その奥を登ると湿地公園が上から見渡せます!
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入口横にはトリックアートがあり、湿地公園の見どころが詰まったイラストの中に入り込んで写真が撮れます☆
いよいよ湿地公園へ入園!
 
地図1
ビジターセンター
湿地公園の入口でもあり博物館にもなっています。
 この地区に住む生物や地理についてテーマごとに分かれ、詳しく展示されている施設です。
ビジターセンタについては長くなるので別記事にまとめます。
まずは腹ごしらえ。
中にはレストランがあります。
どれも50ドルいかないくらいで食べれます。
ブラックペッパーチキン(画面右下)はまぁまぁ美味しく、パスタ(左下)は不味かったです ^^;
キッズメニューもありました★
レストラン横にはプレイルームがあります!
こども達はもちろん吸い寄せられます。
プレイルームについても別記事にまとめます。
 
地図2
貝貝之家(プイプイの家)
2003年に捕獲された野生のワニのプイプイちゃん。
香港生まれということで今でもみんなから愛されています!
プイプイちゃんのトリックアート☆
山貝河でみつかったので『貝貝(プイプイ)』と名付けられたそうです。
早速実物を見学。
濁っていて見えずらいですがのんびり泳いでいました!
ここはゴミ箱までプイプイちゃん仕様☆
 
地図3
溪畔漫遊徑(Stream walk)

左回りで公園を一周したいと思います!

上流、中流、下流の川が再現されており、それぞれの生態物がわかり易く作られています。
あれはなんだ?
岩にトンボの抜け殻みたいなものがあります。
これは実は作り物。
ストリームウォーク沿いにはいくつか生態観測点があり、そこに住む生物の生態模型が置かれています。
設置された観測管で覗くと観察できる観察スポットです。
ウッドデッキを歩き進めると
見渡しの良い湿地帯が広がります!
説明書きを参考に生物を探せます。
ここにもいくつかの監察管があります。
ただ子供には少々高すぎる監察管。
長男必死に登ります。
今日は天気が良く綺麗な眺め!
青空が水面に反射されとても素敵!!
 
地図3
濕地探索中心(Wetland Discovery Centre)
ライフラボとウェットラボの二つの部屋に分かれており湿地の生息地や生物を詳しく学ぶことができます。
“Life Lab”側ではムツゴロウのゆるキャラがお出迎え。
タイミングが合えば講義を聞くことも可能です。
“Wet Lab”側では生き物がわかり易く説明されています。
魚やカニ、亀や蛙などが水槽から覗くことができます。
イラストにある丸いのぞき穴を覗くと、
中にはそこに住む生物の模型があったり
時間が合えば顕微鏡で生物を見ることもできます。
 
地図4
生態探索(Life zone)

ディスカバリーセンター横にはライフゾーンという広場があります。

間近で植物や生物を見学できます。
池も水面が見えるよう工夫されています。
係りの人が望遠鏡をトンボにセットして見せてくれました。
 
地図5
演替之路(Succession Walk)
水の深さで変わる動植物の生態が学べるよう進むほど水の深さが浅くなるように作られた遊歩道。
水面の上を歩くので気持ちが良い★
蓮の花が綺麗に咲いていました。
6月から8月が最盛期だそうです!
丁寧な説明書きがあり
柵をよじ登り一生懸命観察します。
(ちゃんと学んでいるかは不明)
これは『爆仗竹』というお花。
確かにお正月などの飾りつけで見る爆竹に似てます!
 
地図6
河畔觀鳥屋(Riverside Hides)/観察小屋その1
公園内には3か所鳥の観察台が設置されています。
その一つ目はここ『Riverside Hides』の3階建の建物。
潮流時にはアヒル、アルデイズ、スプーンビルなどといった鳥が観察できるそうです。
外にはマンゴーの木がありました!
 
地図7
紅樹林浮橋(Mangrove Boardwalk)
名前の通りマングローブに生息する植物や生物を観察できる道。

ムツゴロウやシオマネキなどの生物が見られるみたいなのですが、

今日はあいにく閉鎖中。。
横から見ると自然のマングローブ林にいるみたい!
行けなくて残念。。
道中の道は湿地の上を歩く遊歩道!
 
地図8
蝴蝶園(Butterfry Garden)
2000㎡の庭には60種類以上の植物や蜜柑植物が植えられており、その草花に蝶々が集まります。
蝶々ではありませんがこんなお花の形をした虫が沢山いました。

歩き進めると水辺の道に出ます。

 
地図9
魚塘觀鳥屋(Fishpond Hide)/観察小屋その2
ここの建物は2階建て。
1階には伝統的な漁業や湿地環境展示ブースがあり
2階からは広々とした養魚場が見えます。
ベンチも沢山設置されているので休憩所としてちょうどいい★
道は水辺のウッドデッキから木陰道に変わっていきます。
 
地図10
泥灘觀鳥屋(Mudflat Hide)/観察小屋その3

ここが三つ目の観察小屋。

中は他の観察小屋と違って本格的に観察する人でいっぱい!!
子供の居ていい雰囲気ではなかったので早々に退散 ^^;
ここからの景色はこんな感じ。
広い干潟に鳥が集まるらしいです。
 
地図11
観景涼亭(Viewing Pavilion)
マングローブの道に戻り、橋を渡るとビューポイントが二か所ほど出てきます。
小屋があり望遠鏡が設置。
二か所ともとても綺麗な景色が見られました!!
ここにもあるのですが、園内にはいくつかこのような石版があります。
石板の上に紙を置き、こすってイラストを転写するスタンプラリーのようなものです。
この紙は入口でもらえるマップの裏。
コンプリートしたからって何かもらえる訳ではありませんが、子供は喜んでこすっていました。
しかしコインでこすってもイマイチよく見えない。。
鉛筆を一本持参することをお勧めします!
そんな感じで公園を一周!
この後はビジターセンターをじっくり見学します。
ビジターセンターブログに続く。
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長男:5歳4か月
次男:2歳9か月