【アニメ感想】『RE-MAIN』第8話 | 雪花の風、月日の独奏

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OPのちぬさんから笑顔が消えている…。

芸が細かいぜ、スタッフ…。

 

ひー、アバンから怒涛の展開。

過去の映像から記憶の糸を手繰り寄せ、自分がどういった人間だったかの端緒をつかんでしまったみなと。

ちぬさんには何かあると思っていたけど、みなとをあそこまで憎んでいたのは予想外。

でも、確かに憧れのお兄さんを徹底的に痛めつけられて、あの鷹揚な態度で告白なんてされた日には怒髪天ものですわ。

それを隠してこれまで接してきたとは、女優ですな彼女。

 

悪いことは重なるもので、再度の転倒でみなとの記憶はまたもや喪失。

何話か前に話していた「記憶を取り戻したからといって今までの記憶がなくなるわけじゃないから」の台詞が壮大な前振りだったとはね。

彼の希望的観測とは裏腹に、山南水球部の面々との記憶はすっかり消えていた。

でも、これ「消えてしまった」状態なのかな?

「封印されている」だけの可能性もあるのでは?

 

元の横柄で粗暴な人格に戻ったみなとに戸惑う妹ちゃん。

辛辣な息子を陰から支える両親。

忘れ去られたばかりか、鼻で笑われてしまった山南水球部。

誰も彼もやるせないけど、一番辛いのは自分の記憶に翻弄されるみなとだよなあ。

いや、面白い。

これまでひたすら明るい雰囲気だった『RE-MAIN』が暗雲垂れ込める灰色の展開に。

ここからどうやって山南水球部に戻っていく話運びにするのか、監督の手腕に期待大。

ま、一番てっとりっばやいのは、もう一度すっ転ばせることだと思うけど(笑)