【アニメ感想】『憂国のモリアーティ』第6話 | 雪花の風、月日の独奏

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1話で本作の方向性を打ち出し、

2~3話で登場人物の志と絆の深さを見せ、

4~5話で主な活動(と形容できるほどのどかなもんじゃないけど)と主要メンバーを紹介する。

役者が揃い、舞台が整ったことで、物語が本格的に動き出した。

 

今回のターゲットは、とある伯爵様。

絵に描いたような高慢ちきな男で、とにかく身分が低い人間を見下す上に、やってることが子供というか、余裕がないというか。

ウィリアムは、彼の悪辣さを起爆剤に、ロンドンの在り方そのものを変えていく模様。

「死が人の心を動かす」って、アルバート兄さんが言うと説得力が増す。

彼は実の弟を自ら殺してみせることで、ウィリアムに同志たる証を見せたわけだからね。

説得力が桁違い。

 

 

 

けれど、その計画の障害になりそうな男が一人、乗船していた。

この一見軽薄そうな男が、かのシャーロック・ホームズか。

自分が初めて見たホームズの物語が『名探偵ホームズ』なので、

自分の中に残っている「ホームズ」のイメージと違う。

ずいぶん挑発的な伊達男だなあ。

とにもかくにも、この男がウィリアムの宿敵となっていくわけだ。

 

話は逸れるけど、髪を上げたウィリアム。

最初、誰だか分からなかった。

てっきりルイスの方かと思ったけど、火傷の跡もなければ、眼鏡もかけてないし、

ウィリアムだと気づくのに時間がかかった。

こうして見比べてみると、二人はやっぱり兄弟なんだと実感。