【漫画感想】水無月すう『プランダラ』16巻 | 雪花の風、月日の独奏

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驚愕。

風帝さん、まさかのヒロイン化。

 

表紙まで飾るとは思わなかったデース。

 

 

 

 

紙媒体で入手したいんだけど、
住んでる地域の書店にはプランダラ入荷されてないので、

泣く泣く電子媒体で購入してます。

なんでや………『珈琲をしづかに』みたいな非アニメ化作品でも在庫あるのに、

アニメ化した『プランダラ』が置いてないのはなぜなんだ!

いや、『珈琲をしづかに』名作だけど。

近年稀にみる日常の成長譚だけど!!!

2巻早くゲットしたい。レビューしたい。

 

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閑話休題。

上でも書きましたけどね、

風帝さん、ホントにここまで活躍するキャラになるなんて予想だにしなかったよ。

ぶっちゃけ10巻初登場の時点で「あ、これすぐバッドエンド行くやつだ」など

と失礼なことを思っていましたっ!!

しかもエリン補佐官(本作のヒロイン)と同郷で幼馴染だったとは。

12巻のやり取りには、そんな雰囲気を感じさせるものは微塵もなかったんですが、

まあ、国王暗殺と総司令失踪でそれどころじゃなかったからね。

幼少の頃から復讐の炎燃やしまくりのエリン補佐官、すげーな。

 

ジェイルと同じように、総司令に育てられた風帝さん。

彼を父のように慕っていたからこそ、愛情がジェイルに傾いていったのが寂しかったと。

なかなか人間味あふれるお人柄で。

総司令をどう呼ぶか考えぬ考え抜いた挙句、

花束携えて「父さん」と入室していく場面なんか、完全に恋する乙女でしょ。

そして、ジェル坊への愛情を見せつけられて撃沈。やっぱヒロインだこの人。

 

ただ、もうちょっと早い段階でキャラ補正してくれていたら感情移入できたんだけど、

如何せんキャラ補正入ったの15巻のラストなので、やや唐突な展開かな。

三大大将の絆ももっと前に伏線張ってあれば、印象変わったかもしれない。

何せほか二人の大将、登場してマッハでお亡くなりになっちゃったんで。。。

 

それにしても、風帝さんといい、エリン補佐官といい、一体いくつなんだ…。

「ブレーミャに鍛えらえた」とは言っていたが、

そのブレーミャさんが年齢不詳の美貌を誇っているため、

二人の歳が余計に分からない。

どんだけ若作りなんだみんな…あ゛痛っっっ!! (足払いをかけられた模様

 

 

ジェル坊ガチンコ対決編が終了し、リヒトーによる開戦宣言。

そうか、『プランダラ』もそろそろ終幕が近いのか。

主要人物の多くが困難とトラウマを乗り越えて成長し、あっちでこっちでカップル成立。

となると、残りは、敵サイドに回ってしまった時風との最終決戦だけなわけで。

『プランダラ』読み始めた頃は、まさかこの話が兄弟対決になるとは思いもしなかった。

救いは訪れるんだろうか。

憎悪に支配されても時風の行動原理がなおも

 

「愛する者に腹いっぱい食べてもらいたい」

 

のままなのがひたすら悲しい。

そんな彼の心に感じ入るものがあったのか、

おにぎりを頬張るようになったアインスの存在が敵サイド唯一の救い。

 

あとは、シュメルマン先生の真実、

学園編が終了してから全く姿を見せなくなったフィレンダ先生の行方が残された謎。

絶対生きてるでしょ。フィレンダ先生。あの人が容易に死ぬわけないし。

量産型糸目軍団(特務)と関係あるでしょ。

 

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脱線するけど、回想のシャロウさんがヒロインばりに可愛いのなんとかしてー。

エリン補佐官、陽菜ちゃん、ブレーミャさんとマイヒロイン多すぎな本作で、

新たなヒロイン量産しないでー。

嬉しさで死ぬるー。