なぜ?が分かって、目からウロコ!
憧れの一流店のお菓子を作る
タルトが楽に作れる?!進化する型!その①
の続きです。
ここ数年で目にするようになったタルトの型。
この型を見たときに、「おお!欲しい!!」とすぐに思いました。
「タルトリングの側面がちっとも焼けない問題」
を解決できるって思ったからです。
私はタルトのクッキー生地は良く焼けているものが好きです。
茶色くなっていると、旨味も増していて、更に香ばしい香りがします。
この↑メイラード反応といわれる焼き色が付く状態がベストです。
白っぽい生地のタルトは
美味しいタルトではないと思っています。
なぜなら、粉っぽく美味しくないからです。
だから私が愛用しているのは、底面がしっかりと焼けるタルトリングなのです。
ただ、一つ問題があるのです。
それは
底が焼ける速度に比べ
側面が焼けるのに時間がかかる!!!
いい焼き色が付きにくい。
側面が濃い目のきつね色になるまで待つと、底が焼けすぎてしまうという悲しさ。
何とかしたいなぁと思っていたところで、この型を見かけたのです。
点々の穴が開いている = 直接火が入るはず
それは、メッシュ状のベーキングシートのシルパンと同じ原理です。
しっかりと火が入る!
サクッと焼けてほしいタルトの生地ですから、これは試すしかない!
すぐにお買い上げしました(個人輸入)!
で、その時に実際に使ってみたのがこちらの写真です。
しっかりと側面に色が付きました
ただ、この型が多くの方に選ばれている理由は、別です。
それは、空焼きの時に生地がずり下がりにくいから。
穴に生地が引っかかって、ずり落ちない。
だから重石すら必要ない!
これはすごい便利ですよね。
とはいえ、結局私は使っていません。
理由は、
穴に生地がめり込んでしまい、型から抜けなくなることがあるから。
あと、側面がブツブツになるからです。
タルトが美しくない・・・・。
使い勝手が良いので、大量生産するお店やレストランでは必要かもしれません。
でも個人で数個しかタルトを作らないのであれば、普通の型が一番ですよ。