生クリームは何を買ってきてもいいの? | もう失敗しない!憧れの一流店のお菓子をマスターする製菓教室  アトリエ・ミニョン 村雲久美子

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作りながらモヤモヤする「お菓子作りの疑問」を分かりやすい製菓理論で解決!憧れの一流店並みのスイーツを自分のモノにする”プロも通う”名古屋の製菓教室。
フランスで修業した元パティシエが教える、同じレシピでも極上スイーツになる秘密!

なぜ?が分かって、目からウロコ!
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夢をかなえるお菓子教室

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村雲久美子 です


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 先日デコレーションケーキを作りました。


 

このレッスン時使った生クリームは、私が普段使わないものでした。

 

室温も高めなので、結構慌てました。

もともとナッペはできる私(お店で作っていましたから)。

クリームがダレたり、ボソボソのひどい状態にならないうちに終わりました。

 

 

そして出来上がったケーキを食べたら・・・

 

デコレーションケーキ ナッペ ブルーベリー お菓子教室
驚きの美味しさでした!
ケーキが飲み物(笑)。

 

息子と食べて、瞬時に消えました。

残った一切れを、知り合いにお裾分けしたところ

「なんてエアリー!!」とびっくりされました。

 

生クリーム、やっぱり面白いですっ。

今回の生クリームは、何がいつもと違うのか?

 

 

それは乳脂肪の濃度です。
パティシエは扱いがちょっと難しい乳脂肪を

いい感じに調整してケーキを作っています。
 

私はケーキをナッペする(クリームを塗る)時は、乳脂肪40%のものを使います。

上のケーキは35%のものを使いました。
40%の物より、ボソボソになりにくいという特性があります。

 

ただし、柔らかいので厚く塗りにいです。

またアッサリとした味わいになります。

 


このチョコレートケーキを作った時も35%。

チョコレートは固いからね。
(ココア入りではありません)

 

作るお菓子に応じて、生クリームは使い分けています。

 

生クリームって奥が深いです。

メーカーによって味も違うし、安定剤や保存料の有無も異なります。

 

そのため、生クリームを使うお菓子の場合は、

どの生クリームなのかを必ず確認してください。

 

違うものを使うと、見本と違う見た目になったり、変な味になったりします。
 

ちなみにホイップって書いてあるものは、植物油脂が主原料です。
軽くて扱いやすいけど・・・私は嫌いです(笑)。

(口の中に蝋みたいに膜が張るから~)

 

ちなみに、生クリームの主原料の

乳脂肪は体内で燃焼されやすいんですよ。