出歩くのが億劫になる時期だけれど、この日は中島公園に大本靖さんの
版画を見に行ったので、少し足をのばして初訪問の「辛いラーメン１４」へ
何処だろう？と思ったら鴨々川に沿った「うなぎの和田」の並びでした。
昨年和田に寄った時は見落としたようですが、でも割と新しい店の様子。
普通に味噌、塩、醤油とあって、更にスパイスラーメンという４種類がベース
これに辛さ抜き、普通とあって以下２倍から１４倍まで（希望者にはそれ以上
も承りますとありました）、辛さの基準がわからないので、味噌の５倍で注文。
おお、良いですね、少し深めの高台丼に赤いスープが映えます。
レンゲは置いていない様なので、まずは直に丼からスープをいただきました。
というか、私はもともとスープは丼から派だったのですが、最近はかなり熱々
のラードが載っていて、やむを得ずレンゲを使ってラード以下のスープを掬って
飲むことが多くはなっているのですが。
肝心の味、うん、良い辛さ、それにスープのコクや甘さなど重層的にのって
旨さが来ます。
イガイガとした辛さだけでは無いし、ラー油増量系？ではない、スープが
ちゃんとしていて美味しいです。
それに熱さの加減もちょうど丼から直に呑める熱さで、計算されています。
辛さはさほどで無くとも、熱々なので食べにくいというケースがありますが
これはその点も大丈夫。
丼の形状も冷めにくいものを、直に口を付けやすい物をと、そこもしっかり
配慮されていて嬉しいです。
麻辣湯麺などと違い、花椒は使っていないようですし、先日いただいた
焼肉亭サムのユッケジャンラーメンともまた違って、割と辛いスープが
好きな私には、嬉しい出会いです。
麺は大好きな森住ですが、それを少し固目で引き上げているみたいですね。
チャーシューもホロホロ柔らかく、スープにも良くあって美味しかった。
美味しいスープだったので、ラーメンであることを忘れ、ついスープまで完食。
でも、さほど塩気を感じなかったから良いよね？って、辛さにマスクされている
だけかも知れないし、これで今年のラーメンは打ち止めにしなくては…
ご馳走様でした。
中央区南７条西２丁目