徐々に進んでいます(MH)
本ブログ、なかなか更新できていません。サピエンスの技習得は徐々に進んでいますが、まだまだです。
サピエンスの前に顧客の業務内容の整理に手間がかかっています。
ようやく画面と項目の整理が終了しこれから画面作りです。
業務の構造科学とクラウドアプリケーション(MH)
表題はGCT研究所の岡部さんが書かれた本の書名です。
iRYSHAというシステムの紹介のための本ですが、彼の
アプローチとサピエンスの考え方は非常によく似ています。
サピエンスでの開発アプローチを紹介した日本語の書物は
ほとんどないのですが、この本は非常に参考になります。
RAD開発(MH)
サピエンスの最大の売りはプロトタイプを繰り返す形で行うRAD開発です。
ところが、サピエンスのデータフォーマットを修整する際に過去のデータが
残っていると悪さをしてうまくいきません。
この状態で、どうやって作り直すのかなとおもっていたのですが、サピエンス
では細かな修整をするのではなく、RADの各段階で一度に修整したものを
確認するという形をとるようです。
すなわち前段階の確認用の知識ベースからコピーした修整用の知識ベース
を用意しておき、確認用の中ででてきた要望事項を順次修整用に反映させて
いき、期限がきたら新しい確認用知識ベースとして公開する。
すなわち、前段階確認用、修整用、新しい確認用の3つの知識ベースを回す
形になります。(マネジメントサイクルのPLAN→DO→SEEと同じです)
データはその都度にポーティングしなおします。(退避、削除、修整して再設定)
そのため、最初にサイクルを回す回数と1回のタイムサイクル(確認期限)を
決めておかないとプロジェクトは発散してしまいます。
なるほど、これがRADなんだということがわかりました。
また、本番後も一度確認して修整するという形にした方がよさそうです。
データベース構造が大きく変更しないのであれば、これも可能かなと思い
ます。
IT leaders
IT LEADERの特集にサピエンスおよび当プロジェクトの紹介
が載りました。その部分の記事がHP上で公開されましたので、
ご覧ください。
http://it.impressbm.co.jp/e/2011/01/11/3224
当プロジェクトの話は第二部の後半部分にでてきます。
サピエンスジャパンからのサポートを受けています(MH)
0次プロトタイプ開発における疑問点やうまくいかない点に関して先週からサピエンスジャパンの
サポートを受けています。
いわれてみるとなるほどと思われることが多くあります。途中でデータ項目を変えるときに安易な
対応をすると、前に作った部分の残骸が残ってしまい、悪さをするということがわかってきました。
ということはRAD開発ツールと入ってもいきなり作り始めるのではなく最初の段階で基本構想を
決めてから開発に取りかからないとうまくいかないということです。それと、プロトタイプ開発はこ
まめに直すのではなく、ステージ単位で知識ベースを置き換える形で開発するようです。
来週からはこうしたサピエンスを使った開発の進め方に関して、サピエンスジャパンの指導を仰
ごうと思っています。
RMCニュース投稿原稿(長文)
診断士だけで企業情報システムを開発したい
情報システムを有効活用できるかどうかで企業の業績は大きく変化する。このことに異論を唱える診断士はいないであろう。しかし実際の企業情報システム構築の場で開発作業に主体的に関与できている診断士は限られるのではないか。
一昔前の企業の業務システム開発ではオフコンディーラが企業の業務内容に合わせてソフトウェアを開発していた。当時は診断士が新システムの内容に対して助言することもよく行われた。ところが、Windowsサーバのようなオープンシステム上で業務システムを開発する時代になると、業務システムはERPパッケージに業務を合わせる形が主流になり、診断士ではなくパッケージベンダの導入コンサルタントが使い方の助言をするようになった。
パッケージソフトでもうまく業務が回ればいいのだが、ベンダのセールストークに惑わされてパッケージを買ってしまい、新システムをうまく使いこなせない企業が増えている。中には多額な費用をかけてパッケージを大幅カスタマイズ(改造)するといった何のためにパッケージを使うのかわからない状態になっている企業もいる。しかし、大半の診断士はパッケージの詳細機能を知らず、またオープンシステムでの開発経験も乏しいので口を出すことができない状況にある。
私たち生産革新フォーラムは約20年前にCIM研究会として発足した研究会である。当初から企業経営における情報システムの活用方法を研究してきた。上記事態に遭遇し、情報システムの戦略的活用が後退しているのではないかと危惧する声がメンバから上がるようになってきた。
そんな折、診断士仲間からSapiensというイスラエル生まれの開発ツールを紹介された。SapiensはIBM製汎用コンピュータで動いていた開発ツールだが、数年前にようやくWindows版がリリースされた。研究会でデモを見学したところ、Sapiensを使うとプログラマがいなくても診断士だけで本格的な業務システムが作れそうだということがみえてきた。メンバからはむしろ業務処理に精通している診断士がシステムを作ったほうが安く効果の高いシステムを作れるのではないかという声もあった。
ただし、デモを見ただけでは本当に診断士だけでシステムを作れるのかわからない。そこで現在研究会所属の診断士から選抜したメンバで中堅食品輸入会社のシステム開発にトライしている。プロジェクトは順調に進んでおり、Sapiensの素晴らしさに感動する日々が続いている。その様子は下記のブログで順次紹介しているが、本試みが診断士の新たな活動領域を広げるきっかけになるのではないかと考えている。興味のある方はぜひブログをご覧頂きたい。http://ameblo.jp/mif-sapiens/
プロトタイプ準備(MH)
本日はターゲット企業向けの第0次プロトタイプの開発分担を決めました。
1月中ごろにはターゲット企業にみせることができます。
皆で話している中で、今回のシステムは大福帳型のシステムでないと実現
できないという話になりました。そういえばSAPが出た時に大福帳システム
という話がありましたが、日本製の販売管理ステムでは大福帳システムに
なっていないような気がしますが、どうなんでしょうか?
中小企業診断協会東京支部がだしているRMCニュース1月号にこのプロ
ジェクトの話を投稿しました。そろそろ支部会員の皆様に届くと思います。
練習その5 derivation NH
受注の明細合計金額を、親の受注データに書き込む処理を追加します。
明細データの金額合計を、受注データにUPDATEするのですが・・・・。
ルールの書き方は、
明細金額 IS added to 合計金額
以上です(^_^;)
なんじゃらほい。なんでこれで合計できるのか不思議です。
さっそく実行してみます。
あらま、不思議。できました。
その前の設定、sama composite とSecondary にひんとがありそうですが、
よくわかりません。
updateの命令は、Derivation というルールを使います。
これを使うだけで、更新されちゃいます。
合計金額がすぐに反映されるよう、Echo指定をします。
・・・・・なぜか、ここで毎回パラメータエラーがおきて、ハングしちゃいます(泣
いったん閉じてあければ反映されているので、良しとします。
在庫データからの引き算も作ります。
これも同じくupdateなので、Derivationルールです。
ちょいちょいと。
完成。
サピエンスがすごいのは、ポジティブルールだけ書けばよいことです。
在庫100個→受注10個で残りが90個になってるわけですが、
受注10個が間違いで11個だった場合、10を11に上書きすればよいのです。
そうすると、在庫データの数量は89個になっています。
Accessで作ったものがどういう動きをするか、ちょっと試してみようと思います。
今日はハングしてばかり、そしてWindows Update もいっぱい走ったので、
あまり進みませんでした(泣)。
NH
大手はRAD開発に否定的(MH)
サピエンスはプロトタイプを用いたRAD(Rapid Application Development)
開発にもっとも適したツールです。
そのRADですが、昨日ある大手IT業者の常務にサピエンスを紹介しにいった
ら、過去にトラブルが続出したのでRADによる外部開発はやらないとはっきり
いわれました。
予想通りこれが大手業者の基本スタンスです。
そこに我々のビジネスチャンスがあります。
ちなみに、常務からはサピエンスは社内用のシステム開発には使えるかもしれ
ないので、社内開発部門を紹介するからデモをみせてあげてほしいといわれま
した。社内だったらRADは歓迎だそうです。
次は旧オフコン代理店に聞きにいこうと思っています。彼らがサピエンスをどう
評価するかはまだ想像できていません。
.
彼らにとっても救世主になるような気がしています。