「悪口王」
剣はなかなかの腕前のことはだが、武芸以外はさっぱり。何をやっても鈍くさいことはが、「女の子のくせに何もできひん。うち、アホやし。」と笑って言うのに、千明はあきれ気味。
そんな中、言葉で人を傷つけるアヤカシ“ズボシメシ”が出現。
シンケンジャーが応戦するが、ズボシメシの悪口攻撃、グリーンは「落ちこぼれ」、ブルーは「ファザコン」、ピンクは「一生独身」、レッドは「大うそつき」に傷つき吹っ飛ばされてしまう。
ところが、イエローにはなぜかズボシメシの悪口攻撃「ドジ」と言っても効かない。
どんな悪口も決してひるまないイエローの攻撃に押されたズボシメシは一旦退散。
言葉の暴力。精神的ダメージがそのまま物理的なダメージになるのだが、侍として平常心を忘れなければ怖れるものではない。
なぜ、ことはだけに悪口攻撃が効かなかったのか?
ことはは、これまで「アホ」「どんくさい」と言われ続けてきたので、自分にとってはズボシメシの言うことも本当のことだから気にならないと言う。
何を言われてもヘラヘラしていることはにイラついていた千明は、ことはにヒドイ言葉をはいてしまう。
子供の頃は泣いてばかりだったことはは、おねえちゃんの笛を聞くとすぐ元気になった。しかし、病弱な姉の代わりに侍になると決めた時、姉を心配させないために、もう泣かない、何があっても笑うと決めたのだった。
それを知った千明は、ことはに八つ当たりしたことを謝る。千明は丈瑠を越えたいと思いながらも年下のことはにもかなわない自分に焦りを感じていたのだ。お互いのことを知った2人に、より強い絆が生まれる。
そんな中、再びズボシメシが出現。シンケンジャーが相対するが、ブルーが「マザコン」と言われて再び傷ついた。ズボシメシの口を塞ぐのが先だ。ズボシメシはナナシ連衆を呼び、レッドたちが応戦。
ズボシメシは悪口攻撃の効かなかったイエローだけを集中攻撃する。しかし、イエローは、ズボシメシの容赦ない悪口をものともせず突進。グリーンの目くらまし攻撃「木の葉がくし」の助けも得て、イエローはモジカラで石を出し、ズボシメシの口を塞ぎ、土に字切りで追い詰める。
そして最後は、レッドの烈火大斬刀・大筒モード必殺技“兜五輪弾(かぶとごりんだん)”でズボシメシを爆破。
しかし、ズボシメシは二の目で巨大化。5人はシンケンオーで、グリーンとイエローの連携で応戦。
さらに兜折神を出し、侍武装した兜シンケンオーに合体。
ズボシメシ「なんだそれは。くっついただけの・・・」
ズボシメシは兜シンケンオーに連射され、必殺技“兜大回転砲”で撃破した。これにて一件落着。
ところが、戦いが終わったと同時に、ことはが倒れてしまい、千明が抱きかかえ名前を呼んでも返事が無い。ことははズボシメシの言葉に傷つきながらも、無意識のうちに封じ込めていたのだ。
千明はことはをおぶって、5人は家路に着いた。
4人はことはの強さを知ったのだった。
仲間としてお互いを知る。それはまた、自分を知ることでもある。成長と言う小さな一歩を積み重ねる千明とことはだった。
今週はことはと千明がメインの回で、剣は強いがドジでどんくさいことはが、自分をダメな子だと言うたびに、千明が年下のことはより劣っている自分にいら立つ。ズボシメシが悪口を言うと、傷つく心から体も傷つくのに、悪口に慣れていて心も強いことはには通用しない。ちょっと皮肉な話でした。
流ノ介は子供の頃からちやほや甘やかされて育ったのかな。ファザコンやマザコンと言われて平常心が保てず傷つくなんて、本当のことだけど、誰も言えなかったのね。(今回もお笑い要員?)
千明の落ちこぼれや茉子の一生独身は自分で気にしていることかな。
丈瑠の大嘘つきは、きっとこれから明らかになるお話の前ふりかもしれません。
他の回で、ズボシメシが言っていたのはこのことかって、思う日が来ると思います。
今までの丈瑠も皆に本音を見せない、虚勢をはって壁を作っているからうそつきとも言えますけどね。
ことはと千明の絆が深まり、皆がことはの強さに気付いて、絆が深まる心温まるお話でした。
ズボシメシがカブトシンケンオーに言おうとした「ただカブトがくっついただけじゃん」って私も思っていたので、ちょっと笑っちゃった。それって悪口だったのね。
本当のことを思わず口にして、人を傷つけないように気をつけないといけませんよ。
悪口を言われる方は顔では笑っていても、ことはのように傷ついているかもしれない。子供に分かりやすい教育的なお話でした。
ズボシメシは、相手の心の内を読むことができる妖怪の「さとり」がルーツのようです。
「サトラレ」ってドラマもありましたね。
来週は、流ノ介がメインの回。舵木折神を探しに行くそうです。
新アイテム、新しい武器の登場かな。


