イブルチニブ1年半 | 慢性リンパ性白血病(CLL):奇跡の処方せん

慢性リンパ性白血病(CLL):奇跡の処方せん

自分とは到底無縁の病気だと思っていた慢性リンパ性白血病になりました。20万人に1人という確率です。しかも、かなり進行速度が速いようです。

 今日は定期検査と薬を処方してもらう日でした。約100日ぶりです。1日1錠のイブルチニブを開始して1年半。10万近くあったWBCは38000まで落ちました。ヘモグロビンは11.7g/dL、血小板は10.1 x 10000/uLでした。コロナワクチンやインフルエンザワクチン接種したときは1〜2週間休薬したし、血が止まりにくいときは2〜3日休薬したので、ゆっくりですが、CLL細胞が減ってきました。早く減らす理由も特にないので、満足しています。この薬、良く効きます。ただ、薬価が高いのがなんとも。年金生活なので、限度額区分は、(エ)57000円プラス診療費5000円です。薬は最大で98日分出してもらっているのですが、それでも、1ヶ月の負担額は2万円です。「年金生活で診療費が高くつくから、余計な検査はしないでくれ」と先生にお願いしてはいるのですがーーー。それでも1年に1回程度の心電図検査(これが高い)を入れると5000円以上になります。検査項目は、WBC、血小板、ヘモグロビン、好中球だけでいいのですがね〜。

 それにしても、1日仕事です。朝8時半に家を出て、1時間かけて大学病院まで行き、採血30分待って、診察まで2時間待って(車で昼寝)診察は数分。その後、支払いに30分まって家に帰るのが1時半。もうちょっと、なんとかならないものですかね。