フットボール・ファナティカー Football Fanatiker -7ページ目

今日はこのブログのタイトルについて。

フットボール・ファナティカー」ってのは、二つのことばを参考にボクが作った名称だ。

このブログでは、一サッカーファンとしてドイツとオランダのサッカーを中心に取り上げることにしている。
タイトルにもそれを込めたかった。

それでまず「熱狂的な人々」や「マニア」、「(何々)キチガイ」を意味するドイツ語のファナティカーfanatiker(ファナーティカーと書いたほうがよりネイティヴっぽい)を使うことにした。
このことば、語感が好きなんだよね。
ドイツでもファンのことは一般的にいって、やはり「ファンFan」と呼ぶ。

次にサッカーを意味することば…。
オランダ語ではフットバルvoetbal
ドイツ語ではフースバルFussball
どっちもピンと来ない。

というか、「ファナティカー」という日本語話者にはなじみの薄いことばを使う以上、もう一つは分かりやすいものにしたかった。
それで英語のフットボールfootballを使おうと決めたわけだ。

願わくば、飽きっぽいボクがこのブログを末永く続けられることを!

高原の評価。

すでに報道されているように、先日のニュルンベルグ戦で高原は見事なゴールを二つも決め、HSVは3:1で勝利した。

試合後のT.ドル監督のコメントを引用しよう。
選手はよく走り、よく闘った、素晴らしい。とくに高原には満足している。2ゴール目は圧巻だった」(意訳)。

高原の仕事は、『キッカー』の評価ではチーム一の2点を与えられ、ちゃんと評価されている。

でも普段の彼への注目においては、日本での報道のされ方――ちょっとしたことでも、たとえば「勝利につながるプレー」としてニュースされるもの――と、こっちでの扱われ方には大きなギャップがある。
こういうギャップはとくに意外がものではないであろうが…。

高原がそれほど注目されないのは、やはり彼の成績がとくに目を引くものではないことにあるんだろう。
たとえば得点。
こないだの試合で2ゴールを決めたが、総得点数は5点で、得点ランクでは26位
HSV内では、バルバレス(8点、12位)に次ぐ順位ではあるものの、フォワードとしてはやはりけっして多いものではない。

『ビルト』は、同じHSVでも、もう一つのゴールを決めたB.ラオトに注目している。
彼は、これまで40分しかプレーしていないのに3ゴールも決めていて、プレーの効率がいいんだって。
アイドル的な持ち上げ方をしているとはいえ、たしかに効率的だ。

ところで高原は日本語でインタビューをしている。
会話力がないのかもしれないけど、ぜひとも頑張ってドイツ語で受け答えをして、ファンに近づいてほしい。
エルバーほどうまくなくてもいいから…。

昨年得点王のあのアイウトンなんて、ものすごくひどいドイツ語なんだ…。
話す内容もひどい笑。
でも彼は臆すことはないみたいだ。

  *  *  *  *  *

追記。
最後の高原のインタビューの部分の書き込みに関しては、ちょっと問題がある。
詳しくはコメントを見てね。

明日の親善試合;ドイツ、オランダ。

明日デュッセルドルフで行なわれる予定の親善試合ドイツ対アルゼンチン戦

キャプテンのM.バラックはひどい風邪で欠場するそうだ。

そしていつも問題のゴールキーパー。
クリンスマン監督、今回はJ.レーマンで、カーンはその次のスロヴェニア戦でスタメンだって。

  *  *  *  *  *

すでに報道されているように、オランダ対イングランド戦にダーフィッツは呼ばれなかった。

インテルでぜんぜんプレーしていないことが理由。
ファンバステン監督に言わせれば、現在ダーフィッツを取り巻く状況は陰鬱たるもの。
しょうがないってことなんだろう。

ブンデスリーガ第20節寸評。

まずB.メンヒェングラッドバッハ対FCフライブルグ戦

フライブルグははじめリードするものの、3:2で負けてしまった。
期待のカイロは、終了間際に同点のチャンスをものにできず…。

メンヒェングラッドバッハ監督D.アドフォカート、
「非常にうまく行ったときもあったが、試合をコントロールできないときもあった。3対1になったあと指導権を握れないときはイライラしましたね。(握れれば)最後にハラハラする必要はなかった。」

メンヒェングラッドバッハは、冬休みの補強が見事に功を奏したみたいだ。
もう降格を心配する必要はない。

一方フライブルグはヤバイ。
15位でぎりぎり降格圏外にいるマインツとの差は7点。
大きい…。

フライブルグ監督V.フィンケ、
「こういった状況で我々の誰も大胆になれないのは残念なことだ。チャンスは少なくなかったが、失敗が2、3多すぎた。一点でも取れればいい気分になれたのだが。」

  *  *  *  *  *

次にFSVマインツ05対ヘルタBSC戦。

バスチュルクの活躍で、ヘルタは見事に3:0の勝利。
これで十試合連続で負け無しの快進撃。

マルセリーニョの代わりに出場したノイエンドルフは1ゴールを決めた。
おめでと~。

これでヘルタは5位。
2位のシャルケとはたったの5点差だから、チャンピオンズリーグ出場圏内も遠くない!

でも次の対戦相手はシュトゥットガルト…。

ブンデスリーガ2部第20節トリア対ミュンヒェン観戦記。

昨日の日曜日、友人Jと一緒にブンデスリーガ2部の試合を見に行った。
アイントラハト・トリア対1860ミュンヘン

これ以上にないくらいの晴天。
終始足元の寒さに困ったが、晴れなのが救いだった。

場所は、トリアのホーム、モーゼル・スタジアムMoselstadion。
文字通りモーゼル川のすぐそばにある。
正確な場所については<旅ノート>の「トリアの地図」を参照されたい。

Jはトリアで弁護士をしている。
弁護士といっても堅苦しい雰囲気は一切ないナイス・ガイだ。
ロックバンドのドラマーでもある。

トリアおよびその周辺で生まれ育ち、かつてトリア大学の学生時にはモーゼル・スタジアムの場内整理のバイトもやったことがある。
そのためクラブ事情にも詳しい。

彼の言うとおり、チケットは前もって買わなかった。
相手は遠くのチームだから、ここまで来るファンは少ないだろう、だからチケットが売り切れるということはないだろう、というのが彼の意見。

試合直前にスタジアムに言ったのだが、たしかに窓口前に列などなく、すんなり買うことができた。
立見席のチケットを購入。9ユーロ。1200円くらい。

モーゼル・スタジアムは小さい。
収容人数は10,500人。
青空がやけにすがすがしい。
いいかえれば、ピッチを取り囲むような座席はないということだ。
ナイター設備も不十分。

「今こそ新しいモーゼル・スタジアムを!」の垂れ幕が見える。
トリアがブンデスリーガに昇格する兆しが見えたら、すぐにスタジアム問題が本格化するんだろう。

この日の観客数は、スタジアムの発表では5,800人。
周りの観客はもっと多いはずだと言い合う。
ちなみに周りには、ミュンヘン・ファンらしき人は皆無。

  *  *  *  *  *

観客は男性ばかりだ。女性の数は圧倒的に少ない。
よく知られるように、ヨーロッパ、少なくともドイツやオランダでは、サッカー=男の趣味、しかもどちらかというと社会的に低い階級の人々が好むものというイメージがある。

女性やインテリ度の強い男性が発する「私はサッカーのこと全然知らない」ということばの背後には、「そんな野蛮な無教養なものとはかかわりたくない、かかわってると思われるのも避けたい」という姿勢が見え隠れする。

サッカーはまた、人種差別や極右的考え方・価値観・行動パターンが顕在化しやすいスポーツだ。
スタジアムに行く途中、トリアのファンが集まるクナイペ(飲み屋)の前に通りかかったのであるが、Jによれば客には極右が多いという。
40、50m離れた道沿いで覆面警察が見張っていた。

スタジアムにも、近寄りたくないような客が少々見られる。
観戦する警察官も棍棒を腰に付けている。
乱闘騒ぎなどに備えているんだろう。


でも、だからといって物々しい雰囲気が漂っているわけではない。
子連れも少なくない。
この週末、ドイツのカソリック地域ではカーニバルがあるので、観客の中には仮装した人々も見られた。

  *  *  *  *  *

トリアは、ベテラン・ディフェンダーのコッホをケガで欠く苦しい布陣であった。
彼は、2003年にブンデスリーガのカイザースラウテルンから加入した36歳。

彼の代わりに移籍間もないコロンビア人選手、シニエステラが入る。
彼はなかなかいい守備を見せていた。
これから応援しようと思う。

前半は、期待したような華麗なプレーなどないままに終了したが、後半開始まもない48分、ケラーによるゴール。
スタジアムは一挙に盛り上がった。

点数を伝える場内アナウンス、
アイントラハト・トリア…
それに対して観客は、
アインス(1点)!
再びアナウンス、
1860ミュンヒェン…
観客はザマーミロとばかりに、
ヌル(0点)!
代わりにしゃべってくれたことに対してアナウンサーは、
ダンケ(ありがとうございました)
観客は、
ビッテ(どういたしまして)!

笑えるやり取りだ。

しかしその後、65分にペナルティエリア内でファウルを取られ、ミュンヘンにPKを許してしまう。
観客は激怒だ。
みんな審判員に向かって「イカサマ野郎Schieber!」と連呼している。

ちなみにこの罵りは、微妙な判定で自分たちに不利なもの、とくにこうして得点にからむものがあれば、よくなされるらしい。
最近ブンデスリーガで八百長スキャンダルがあったからではないという。
とはいえ、ボクの近くの客の中には「ホイツァー!」と叫び続ける者もいた。

わずか3分後には逆転されてしまうのであるが、そのときのアナウンスはごくありふれたもの。
アナウンサーが点数を報告しておしまい。
観客の反応を待つようでもなかったし、観客も無反応。

71分に同点に追いついたときの点数報告はもっと笑えた。
アイントラハト・トリア…
ツヴァイ(2点)!
1860ミュンヒェン…
ヌル!
…もちろん実際は2点だ。
ダンケ…
ビッテ!


  *  *  *  *  *
  
試合は結局2対2で終了。

トリアはまた引き分けだ。
ここ三試合は引き分けばかり。
まあ、地域リーグ(3部)降格の危機から一歩一歩逃れていると考えれば、この試合結果も受け入れることができる。

対する1860ミュンヘンは、これで昇格の可能性がほとんど消えた。
ファウルではない場面でペナルティをもらえて引き分けに持ち込めたんだから、それだけでもありがたいと思うべきだね。

ブンデスリーガ;審判員スキャンダルに関するアンケート。

キッカー』は「今週の質問」として、審判員スキャンダルに関するアンケートを行なっている(2月2日)。
参加者は、4,467人。
以下はその結果。

1.映像チェックもできる上級審判員は導入されるべきか。
はい ;56,36 %
いいえ;43,64 %

思ったほど、賛成意見は多くないんだな。
つまり、今回の不正は特別な事例だと考えている人も少なくないということだろうか。

2.選手、監督、その他の試合関係者が賭けるのを禁止すべきか。
はい ;70,63 %
いいえ;29,37 %


3.審判員はプロになるべきか。
はい ;46,82 %
いいえ;53,18 %


4.パーダーボーン対ハンブルグのカップ戦は再戦されるべきか。
はい ;32,94 %
いいえ;67,06 %


これが一番意外だ。
再試合にすると、試合プランがごちゃごちゃになるからだろうか。
なんでこんなに反対が多いんだろう?

ブンデスリーガの第20節;頑張れFCフライブルグ!

明日はFCフライブルグの試合だ。
相手はB.メンヒェングラッドバッハ。

現在フライブルグは17位。
メンヒェングラッドバッハは15位。
勝ち点差は6点。
フライブルグは、降格を防ぐためにぜひとも勝ち点が必要だ。

キッカー』の試合予想によると、ミッドフィールダーのバイラモヴィッチ(ボスニア代表)の守備に期待がかかるそうだ。
それだけメンヒェングラッドバッハの攻撃が優れているということだろう。

たしかにそうかもしれない。
ここんところ攻撃がうまくいってる。
メンヒェングラッドバッハには、たとえばニュヴィルや、こないだまでアーヤックスでプレーしていたW.ソンクがいる。

ボクの注目は、やはりスリナム系のカイロとクーユーの活躍だ。
『キッカー』の予想では、カイロは先発するが、クーユーは控えに回りそう。

頑張れ、FCフライブルグ!

ブンデスリーガの八百長事件;審判員のプロ化?

1月27日に『キッカー』ウェブサイトは、「スキャンダルとその成り行き」という記事を掲載している。
20個の問いとそれに対する答えを設ける形で一連の事件が持つ論点を整理したものだ。

もう一週間も前のことであるが、審判員のプロ化の是非に関して面白い部分があった。

「今こそ審判員をプロ化すべきか」という問いに対して、まずDFB審判員委員会のロート委員長のことばを引用している。
曰く、「そんなことして何になるんだろうか?」


審判員への報酬は、ブンデスリーガで1試合当たり3068ユーロだという。
ブンデスリーガ2部だと、その約半分の1534ユーロ。
現在のレートでは、それぞれ400,000円ちょっとと、200,000円くらいだろう。

この報酬が高いのか低いのかは、他リーグの相場が分からないのでなんとも言えない。
が、この文脈での紹介のされ方からすると、
「こんなにももらっているんだ、プロ化なんかする必要はない」といったところだろうか。

同サイトは、審判員の待遇の問題点も指摘している。
それらの問題がそれくらい重要なものなのか、あるいは差し迫ったものなのか、これもよく分からないが、参考までに引用しておく。

まず、サッカー以外の職務が要求されること。審判員はみな「本職」を持っている。
次に年齢制限。おそらく定年のことであろう。
そして社会保障。
最後に降格。審判の業績が落ちた場合に上位リーグの担当から下位リーグに降格するといったことであろうか。

また、個人的動機にもとづいて不正が試みられる場合、プロの審判員であることによってそれが予防されるのではない、とも付け加えている。

今日はブンデスリーガの第20節;頑張れヘルタ!

ボクは、ドイツサッカーの中でヘルタBSCベルリンFCフライブルグ、そしてアイントラハト・トリアを応援することにしている。

理由は単純だ。
ヘルタとトリアは縁があるから。
フライブルグにはスリナム系の選手が二人もいるから。

ちなみにオランダではフェイエノールトを応援している。
カステレンはスリナムの首都パラマリボ生まれ。

フライブルグの選手やセードルフ、ダーフィッツらと同様に、国籍はオランダだ。
だから彼はオラニエ(オランダ代表)でもプレーしている。

今日はヘルタBSCとマインツの試合。
イエローカード5枚のマルセリーニョが欠場。
これはヘルタにとって痛い。
『キッカー』のウェブサイトによれば、その代わりに出場しそうなのがノイエンドルフ。
活躍なるか。

ヘルタをホームで迎撃するマインツは、最近の五試合で得点無し。
ヘルタのディフェンスはそれを六試合に伸ばすことができるか。

この試合に勝てば、UEFA杯出場が一歩近づくことになる。
頑張れ!

『キッカー』が出場を予想するN.ラファエルにも注目したい。
件のスキャンダルで、不正への関与が取りざたされた選手だ。
どうやら無実であったらしい。
こっちも頑張れ!

ブンデスリーガの八百長事件;ヤンゼン、再試合、不正防止策「早期警告体制」。

昨日、疑惑の渦中にあるヤンゼン審判員は記者会見を開き、ビデオを用いて自分の判定の正しさを強く主張した。
彼によれば、自分の扱われ方は中世の魔女狩りに相当するという。
子供たちもイジメにあったらしい。それは可哀相だ…。

DFBは試合運営を確実なものにするために、明らかに不正があった試合(たとえばホイツァーが操作を自供したもの)の再試合が検討されているという。
具体的には、DFB杯のパーダーボーン対HSV戦がそうで、スポーツ裁判所によって再試合が決定された場合は、この試合だけではなく同杯の二回戦全試合がやり直されるかもしれないそうだ。


ドイツサッカー協会(以下DFB)は、ドイツサッカーリーグ(以下DFL)との共同のもと、試合の不正防止のために「早期警告体制Fruhwarnsystem」を導入することを決定した。
「早期警告体制」とは、ブックメーカーが自己防衛のために用いているシステムだ。
異常なかけ金など不正の兆候がある試合を察知し、その試合は賭けの対象から外される。

DFB/DFLはベトレイダーBetraderという会社のシステムを利用する意向だ。
同社は世界的に有名な情報提供会社で、ヨーロッパの130にも上るブックメーカーから配当情報を収集し、比較している。

またDFBは、選手と審判員のギャンブルも禁止する予定。
さらに、ブンデスリーガ、ブンデスリーガ2部、地域リーグ(3部)、DFB杯の全試合で誰が審判員を務めるかという発表は、今後は試合の二日前になる。

今までは四日前に知らされたそうだ。
どの審判員が試合を担当するかは、賭けをする上で大きな判断基準となると何かのニュースで聞いたことがある。
審判員とクラブの相性が試合のプロセスにも多かれ少なかれ影響を与えるかららしい。

要するに、賭け自体は全く問題になっていないんだね。
トトを導入するときに起きた「賭博はよくない」という議論との大きなギャップに驚かされる…。